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» 2009年01月20日 22時22分 公開

オバマ氏当選を支えた、ちょっとユニークなゲーム内広告日々是遊戯

まもなく正式に誕生することになる、黒人初のアメリカ大統領バラク・オバマ氏。実はオバマ氏、選挙期間中は大胆なゲーム内広告でも話題となっていた。

[池谷勇人,ITmedia]

選挙広告にゲームを活用したのは初めて

 いよいよ大統領就任まで秒読み段階へと入った民主党のバラク・オバマ氏。1月20日深夜(現地時間では20日の昼間)に行われる大統領就任式を間近に控え、本国アメリカでは例によって「Super Obama World」なんてFlashゲームも登場しており、早くもお祭りムードが高まりつつある模様。

 ところでオバマ氏と言えば、選挙期間中「バーンアウト パラダイス」や「マッデンNFL09」などエレクトロニック・アーツの一部ソフトにゲーム内広告を出広していたことでも話題となっていた。例えば「バーンアウト パラダイス」なら、街中に設置されている看板などにオバマ氏の選挙広告が表示されるといった感じ。もちろん選挙広告にゲームを利用したのは、オバマ氏が初めてだ。

 中でも個人的に大爆笑させてもらったのが、日本でも昨年11月にエレクトロニック・アーツより発売された「マーセナリーズ2:ワールド イン フレームス」。このゲームではなんと、プレイヤーが使用可能なキャラクターの1人として、オバマ氏および共和党のサラ・パリン氏が登場している(※北米版のみ配信中)。スーツ姿のオバマ氏がロケットランチャーをぶっ放してヘリを打ち落としていたり、素手で敵戦車を乗っ取ったりしている様子はかなりシュール。なんせあのタイガー・ウッズに水の上を歩かせたエレクトロニック・アーツだから今さら何をやろうと驚きはしないが、さすがにこれはよく許可が下りたものだと感心してしまった。ほかにも似たような例として、THQの「セインツロウ2」でも、公式トレーラームービーの一部にオバマ氏そっくりなキャラクター(こちらはたぶん、キャラクタークリエイトで似せて作っただけ)が登場していたりした。

 近年、特にアメリカのメーカーはこうしたゲーム内広告に積極的で、企業による広告出広自体はそれほど珍しいものではなくなってきている。とは言えこうして大統領選挙にゲーム内広告が大々的に利用されたのは今回がはじめてで、今後の選挙活動などにも大きな影響を与えることになりそうだ。もしかすると、次の大統領選挙ではもっと熾烈な広告バトルがゲーム内で見られるかもしれない。

 ちなみにオバマ氏、選挙期間中は「Wiiリモコンで歴史は変えられない。私とともに歴史を変えましょう!」といった演説でゲームファンの非難を浴びたこともあったものの、どうやら昨年のクリスマスプレゼントで娘にWiiをプレゼントして以来、自身が熱心なWiiユーザーになりつつあるという話も。大統領就任後も、さらなる話題を提供してくれることに期待したいものです。

※当初、「日本でも12月配信の追加コンテンツで使用可能に」と明記していましたが、「北米版のみ配信中」の誤りでした。お詫びのうえ訂正させていただきます。
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