レビュー
» 2009年01月23日 19時18分 公開

走る! 飛ぶ! ちぎれる! 今度のゾンビはかなりヤバイ「レフト 4 デッド」レビュー(1/2 ページ)

Valveが贈る新作FPSは大量のゾンビの手(や足や舌)をかいくぐり廃墟と化した街を抜け出すホラーアクションシューティング。オンライン対戦プレイでは、ゾンビになって他のプレイヤーに襲いかかることも……?

[松井悠,ITmedia]

 謎のウイルスが蔓延し、ゾンビ(感染者)だらけとなった街。追い詰められた4人の生存者は、武器を手に脱出をはかるのだが、その前に立ちふさがるのは数千体のゾンビたち……。「カウンターストライク」や「チームフォートレス2」などでおなじみのValveが手がけたホラーアクションシューティング「レフト 4 デッド」は、同社が従来手がけてきた対人戦を軸にしたデザインとは趣を異にし、「協力プレイ」を前提にゲームが設計されているのが特徴だ。

 本作の魅力は、「躍動感あふれるゾンビの大群」――コレにつきる。壁に頭をつけぶつぶつ何かをつぶやいているかと思えば、こちらを発見して一心不乱に猛ダッシュしてくるゾンビ、金網をものすごいスピードでよじ登るゾンビ、猛烈な勢いでケリをしてくれるゾンビ、とその姿を見ているだけでも飽きが来ない(とはいえど、ゲーム中にそんな余裕はないのだが)。

 ストーリーモードは、プレイヤーが4人の生存者のうちの1人となってゲームを進めていく。1人でプレイするときは残りの3人はAIが操作してくれるのだが、このAIは非常に出来がよく、プレイヤーの体力が少なければ回復を、味方が押さえ込まれれば率先して助けに行く、背後のゾンビもしっかりケア、とまさにAIの鑑。オンラインに接続すれば、最大4人までの協力プレイが可能。

 なお、本作はCEROレーティングがZ、18歳以上のみ対象に区分されている。ゾンビ相手とはいえややドギツイ表現もあるので、ご注意を。なお、事前に発売されている北米版やアジア版と描写やゲームの内容は変更がないと公式ページに発表されている。また、日本国内だけではなく海外のプレイヤーともオンラインで遊べるようになっている。

オープニングムービーは、本作のシステムを映像で見事に表現している。ゲームを始める前に必ず見ておくことをオススメする

ゲームシステムは非常にシンプル、目の前のゾンビを撃って血路を切り開くだけ

 「レフト 4 デッド」のゲームシステムは、昨今の複雑化したFPSとは異なり非常にシンプル。用意されているモードは、ソロ、協力と、対戦の3種類。プレイヤーの装備はショットガンやアサルトライフルなどの5種類のメインウェポン、そしてハンドガンと回復アイテム、そして火炎瓶とパイプ爆弾の投擲物のみ。操作もスタンダードなFPSと同様、アナログスティックで移動を照準あわせを、ボタンで射撃と殴りの攻撃を行うだけだ。マップの途中で、燃料タンクを拾ったり、ドアを開けたりする程度で、あとのルートもほぼ一本道。

 こう書くと、「あんまり面白くなさそうなのでは……?」と思う読者もいるだろうが、このシンプルさこそが「レフト 4 デッド」の魅力なのだ。現時点で用意されているマップは4種類。それぞれのマップはホラー映画に仕立てられた5つのチャプターに分かれ、チャプターごと市街地や空港、森、地下鉄などのステージが用意されている。各マップの最後には盛大なフィナーレが待ち受け、脱出を試みるプレイヤーの行く手を阻む。

 また、道中出現するゾンビの位置はすべて本作のために開発された「Director AI(監督AI)」が決定する。プレイヤーの協力度合いや死亡回数などからスキルをゲーム中に判定、それに合わせてゾンビの出現数や、後述する特殊感染者の出現頻度を調整するのだ。このAIによって、プレイするたびに出現パターンが変わり、毎回新鮮な気持ちでプレイできる。

防犯アラームを作動させてしまうと、その音に反応してゾンビ達がどんどん集まってくる
地下鉄の列車の中も通路として利用できるが、敵の挟み撃ちに合わないよう気をつけたい
木々に囲まれたステージでは、どこから敵が襲ってくるか分からない緊張感がある

ゾンビたちはとにかく元気。強力な特殊感染者にも要注意

 登場する敵には、感染者と特殊感染者の2種類が存在する。感染者の攻撃方法は、猛烈なダッシュで生存者に近づき殴る蹴るだけなので、単体を相手にしている分にはあまり問題にならない。しかし、十数体を超えるゾンビがプレイヤーめがけて押し寄せてくるとかなりやっかいなことになる。

 そして、キャラクターそれぞれに特別な攻撃方法を持っているのが特殊感染者。いずれもクセのある攻撃をしかけてくるうえに、他のゾンビに紛れて見えないこともある。特殊感染者が近くにいる場合、独特のうめき声が聞こえたり、もの悲しい音楽が流れるので、プレイ中はなるべくTVのボリュームをあげておくといい。

「感染者」たちもいろいろなタイプがあるので余裕があったら眺めてみるのも一興
生存者に飛びかかりひっかき攻撃をしてくる「ハンター」。移動速度が速く、ジャンプ力もかなりある
見ているだけでもニオイがしてきそうな「ブーマー」は、吐瀉物をぶちまけてゾンビを呼び寄せる

長い舌で生存者を締め上げる「スモーカー」。遠距離からの舌攻撃は非常にいやらしい
ボスキャラクター的な存在の「タンク」のパンチは一撃で生存者を吹っ飛ばす
本作最強の敵ともいわれる「ウィッチ」。倒すには連携テクニックが必要だが……
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!