走る! 飛ぶ! ちぎれる! 今度のゾンビはかなりヤバイ:「レフト 4 デッド」レビュー(1/2 ページ)
Valveが贈る新作FPSは大量のゾンビの手(や足や舌)をかいくぐり廃墟と化した街を抜け出すホラーアクションシューティング。オンライン対戦プレイでは、ゾンビになって他のプレイヤーに襲いかかることも……?
謎のウイルスが蔓延し、ゾンビ(感染者)だらけとなった街。追い詰められた4人の生存者は、武器を手に脱出をはかるのだが、その前に立ちふさがるのは数千体のゾンビたち……。「カウンターストライク」や「チームフォートレス2」などでおなじみのValveが手がけたホラーアクションシューティング「レフト 4 デッド」は、同社が従来手がけてきた対人戦を軸にしたデザインとは趣を異にし、「協力プレイ」を前提にゲームが設計されているのが特徴だ。
本作の魅力は、「躍動感あふれるゾンビの大群」――コレにつきる。壁に頭をつけぶつぶつ何かをつぶやいているかと思えば、こちらを発見して一心不乱に猛ダッシュしてくるゾンビ、金網をものすごいスピードでよじ登るゾンビ、猛烈な勢いでケリをしてくれるゾンビ、とその姿を見ているだけでも飽きが来ない(とはいえど、ゲーム中にそんな余裕はないのだが)。
ストーリーモードは、プレイヤーが4人の生存者のうちの1人となってゲームを進めていく。1人でプレイするときは残りの3人はAIが操作してくれるのだが、このAIは非常に出来がよく、プレイヤーの体力が少なければ回復を、味方が押さえ込まれれば率先して助けに行く、背後のゾンビもしっかりケア、とまさにAIの鑑。オンラインに接続すれば、最大4人までの協力プレイが可能。
なお、本作はCEROレーティングがZ、18歳以上のみ対象に区分されている。ゾンビ相手とはいえややドギツイ表現もあるので、ご注意を。なお、事前に発売されている北米版やアジア版と描写やゲームの内容は変更がないと公式ページに発表されている。また、日本国内だけではなく海外のプレイヤーともオンラインで遊べるようになっている。
ゲームシステムは非常にシンプル、目の前のゾンビを撃って血路を切り開くだけ
「レフト 4 デッド」のゲームシステムは、昨今の複雑化したFPSとは異なり非常にシンプル。用意されているモードは、ソロ、協力と、対戦の3種類。プレイヤーの装備はショットガンやアサルトライフルなどの5種類のメインウェポン、そしてハンドガンと回復アイテム、そして火炎瓶とパイプ爆弾の投擲物のみ。操作もスタンダードなFPSと同様、アナログスティックで移動を照準あわせを、ボタンで射撃と殴りの攻撃を行うだけだ。マップの途中で、燃料タンクを拾ったり、ドアを開けたりする程度で、あとのルートもほぼ一本道。
こう書くと、「あんまり面白くなさそうなのでは……?」と思う読者もいるだろうが、このシンプルさこそが「レフト 4 デッド」の魅力なのだ。現時点で用意されているマップは4種類。それぞれのマップはホラー映画に仕立てられた5つのチャプターに分かれ、チャプターごと市街地や空港、森、地下鉄などのステージが用意されている。各マップの最後には盛大なフィナーレが待ち受け、脱出を試みるプレイヤーの行く手を阻む。
また、道中出現するゾンビの位置はすべて本作のために開発された「Director AI(監督AI)」が決定する。プレイヤーの協力度合いや死亡回数などからスキルをゲーム中に判定、それに合わせてゾンビの出現数や、後述する特殊感染者の出現頻度を調整するのだ。このAIによって、プレイするたびに出現パターンが変わり、毎回新鮮な気持ちでプレイできる。
ゾンビたちはとにかく元気。強力な特殊感染者にも要注意
登場する敵には、感染者と特殊感染者の2種類が存在する。感染者の攻撃方法は、猛烈なダッシュで生存者に近づき殴る蹴るだけなので、単体を相手にしている分にはあまり問題にならない。しかし、十数体を超えるゾンビがプレイヤーめがけて押し寄せてくるとかなりやっかいなことになる。
そして、キャラクターそれぞれに特別な攻撃方法を持っているのが特殊感染者。いずれもクセのある攻撃をしかけてくるうえに、他のゾンビに紛れて見えないこともある。特殊感染者が近くにいる場合、独特のうめき声が聞こえたり、もの悲しい音楽が流れるので、プレイ中はなるべくTVのボリュームをあげておくといい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
任天堂が「草」を商標出願 → ネット民「草」「これは草」「草草の草」
電通、「アマビエ」の商標出願を取り下げ 「独占的かつ排他的な使用は全く想定しておりませんでした」
子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声
大沢樹生、血縁関係がない息子と再会で“男飲み”2ショット 「2人が築いていってるものが素敵」「仲良しだね」
「あなたのAirpodsではありません」 隣の人がAirpodsの蓋を開け締めしているせいでiPadが操作できない話がおつらい
先週の総合アクセスTOP10
- 名倉潤、妻・渡辺満里奈との結婚17周年に“NY新婚旅行”ショット 「妻には感謝しかありません」と愛のメッセージも
- フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
- 植毛手術のいしだ壱成、イメチェンした“さっぱり短髪”が好評 「凄く似合ってます」「短い方が絶対いい」
- 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」
- この写真の中に2人の狙撃手が隠れています 陸自が出したクイズが難しすぎて人気 まじで分からん!
- 神田愛花アナ、バナナマン日村との“夫婦デート風景”にファンほっこり 「幸せあふれてる」「仲良くてステキ」
- 「ビビるくらい目が覚める」「生活クオリティ上がった」 品薄続く「ヤクルト1000」なぜ、いつから人気に? 「悪夢を見る」ウワサについても聞いてみた
- 山田孝之、芸能人として“3億円豪邸”に初お泊まり 突然泣き出すはじめしゃちょーをハグする異例展開で「本当にいい人」
- トム・クルーズ、4年ぶり来日をウマ娘が発表 突然の大物コラボに困惑する声「まず戸田奈津子さんに理解してもらうところから」
- 堀ちえみ、新居ダイニングの解体&再工事が完了 住居トラブルへの怒りも“夫の名言”で鎮火「ハッとしました」
先月の総合アクセスTOP10
- 「普通ではなかった」 坂上忍、「バイキング」卒業翌日に“生放送”の重圧語る 都内自宅取り壊しの決断も明かす
- どうやって着てるんだ! 冨永愛、背中丸見えな“人魚風衣装”に「誰にも真似できない」と反響
- 柴犬が1年ぶりの再会に待ちきれず…… 帰省したお姉ちゃんを見つけてよろこびを爆発させる姿に涙が出る
- 「カムカム」最終回目前、怒涛の展開に視聴者からのツッコミ殺到 「突然のどエラい告白で放送事故」
- 「お綺麗すぎてぶち抜かれた」 フワちゃんが2時間メイクで雰囲気一変、シックな黒ドレスでのモデル姿に称賛の声
- この画像の中に猫が隠れています 見つかるとスッキリなクイズに「わからん」「手こずった」
- 「きもい」「仕事減ったな」水谷隼、誹謗中傷DMへ怒り 「後で泣き喚いても一切同情しないから」
- だいたひかる、虐待の疑いで通報される 警察の訪問受け「アンチが多い事もお伝えしておきました」
- 里田まい、入学準備中の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛が暴走
- 息子が、大親友ハスキーの「あそんで」を無視した結果…… 激おこワンコとのわちゃわちゃなやりとりに21万いいね