カンタン入国案内 Vol.6――「ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜」編ネットワークゲームへのパスポート(第11回)

今週は「ドルアーガの塔 〜the Recovery of BABYLIM〜」をご紹介。タイトルを聞いただけで色めきたったあなた、オールドゲーマーに認定。本作は、国産のMMORPGではトップクラスのプレイヤー数を誇り、TVアニメとの連動も実施中の意欲作だ。

» 2009年01月30日 17時27分 公開
[深水央,ITmedia]

伝説の名作ゲーム世界での冒険に挑む快感

そびえ立つ巨大な塔。あの頂上にはドルアーガがいるのか……?

 日本のRPGのさきがけでもある「ドルアーガの塔」がゲームセンターに登場したのは1984年のこと。今を去ること25年前だ。魔王ドルアーガに囚われた巫女カイを救うべく、勇者ギルガメスが60階建ての塔に挑むというストーリーなのだが、特徴的なのは各フロアに隠された宝箱を出現させる方法。“特定の敵を倒す”という簡単なものから、“壁に向かって剣を出し、動かない”など、なかなか思いつかないような条件のものまであった。インターネットの掲示板や攻略本もなかった当時は、全国のゲーマーたちが百円玉を塔のように積み上げて攻略に挑んだという……。

 その「ドルアーガ」が、MMORPGに姿を変えて21世紀に蘇ったのが「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」だ。勇者ギルはドルアーガを倒し、カイとともに姿を消した。その後しばらくして、崩壊したはずのドルアーガの塔が復活。その塔に挑むのが、プレイヤーたち冒険者――というのがMMORPG版のストーリーだ。

一次職は4つ、それぞれに特色があり転職も可能

 本作にはソルジャー、スカウト、ドルイド、メイジという4つの一次職がある。体力が高く、パーティの盾役になるソルジャー、高い攻撃力と特殊攻撃が自慢のスカウト、回復役で打撃力もあるドルイド、魔法攻撃が強力なメイジ。どの職業もパーティープレイでは果たすべき役割があるが、ソロプレイならば生存率の高いソルジャーとドルイドがオススメだ。

 10、15など一定のレベルに到達すると、新たに装備できる武器や防具が増える。パーティの前線で戦うソルジャーやスカウトは、特に強くなった実感を覚えるだろう。同様に、レベルが上がると使用できるスキルも増える。強力な魔法を使えるようになると、ドルイドやメイジはやりがいを感じるはずだ。

 レベル40になり、転職クエストをクリアすると二次職に転職することができる。それぞれの職業の特長を、より特化させた二次職が用意されているので、がんばってレベル上げに挑もう。

 レベルは、ドルアーガの塔に登る際の階数の上限にも関わってくる。現在のレベルの半分の階まで登ることが可能。レベル10なら5階、30なら15階まで登ることができる。

前線と後衛で役割分担し、効率よく戦おう

ギルドと称号、充実のプレイヤーコミュニケーション

 MMORPGの醍醐味、プレイヤー間のコミュニケーションもしっかりサポートされている。レベル20で挑戦できるクエストをクリアすると、ギルドを設立することができる。ギルドメンバーは、専用のチャットルームでチャットしたり、最終ログイン時間をチェックすることも可能。また、ギルド名は画面に表示されるプレイヤーキャラクターの頭上に表示される。

 ギルド名同様に頭上に表示されるのが称号。「鉄壁の盾」「炎の使い手」などいかにもなものから、「MMO初心者」「ファッションリーダー」「風呂入ってます」など、ついふきだしてしまうようものまで各種そろっている。称号は店で売っているものからクエストの景品まで、さまざまな入手方法がある。称号のコレクションを充実させて、そのときの気分しだいで使い分けるのも楽しい。

 MMORPGの常として、ソロプレイよりもパーティプレイのほうが楽しいし効率もいい。プレイヤー同士の交流を深め、楽しいドルアーガライフをエンジョイしよう。

 次回はこのゲームの肝、ドルアーガの塔への登り方をレクチャーしよう。

 なお、現在TVアニメが好評放送中で、GyaOでも視聴可能となっている。ゲームの方も、ハンゲームやネクソンのIDを持っていればプレイ可能だ。

街には多くのプレイヤーが集い、プレイヤー同士のアイテム売買も盛んに行われている

バックナンバー

  • カンタン入国案内 Vol.1――「モンスターハンター フロンティア オンライン」編→part1part2
  • カンタン入国案内 Vol.2――「ラグナロクオンライン」編→part1part2
  • カンタン入国案内 Vol.3――「Heroes in the Sky」編→part1part2
  • カンタン入国案内 Vol.4――「ルーセントハート」編→part1part2
  • カンタン入国案内 Vol.5――「Alliance of Valiant Arms」編→part1part2
本連載は、不定期にタイトルを選んで紹介していきます。連載順は順不同となっております。

(C)NBGI / イズミプロジェクト
published by GONZO ROSSO K.K.
produced by Q Entertainment Inc.


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/15/news019.jpg 4カ月赤ちゃん、おねむのひとり言が止まらず…… 心とけそうなおしゃべりに「とてつもなく可愛すぎる!」「ウルウルした」
  2. /nl/articles/2404/15/news020.jpg 1歳妹が11歳姉に髪を結んでもらうやさしい光景が160万再生 喜ぶ妹のノリノリのリアクションに「可愛すぎて息できない」「ねぇね髪の毛結ぶの上手」
  3. /nl/articles/2404/13/news014.jpg 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  4. /nl/articles/2404/14/news013.jpg 海岸を歩いていたら「めっちゃ緑のヨコエビがおって草」 作りものと見まごうほどの色合いに「ガチャの景品みたい」と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/11/news165.jpg 遊び疲れた子猫を寝かしつけてみた 絵本のような光景に「きゃーあ」「可愛すぎて変な声出た!」
  6. /nl/articles/2404/15/news038.jpg ダイソーの材料を“くっつけるだけ”で作れる、高見え「カフェコーナー」 今流行りのジャパンディな風合いに「天才的に美しい」「まねする!」
  7. /nl/articles/2404/15/news103.jpg 「ケンタッキー」新アプリ、不具合や使いづらさに不満殺到…… 全面的刷新も「酷すぎる」「歴史に名を残すレベル」
  8. /nl/articles/2404/15/news014.jpg 100均大好き起業ママが「考えた人天才すぎる」と思わず興奮 ダイソー&キャンドゥの優秀アイテム5選が参考になりすぎる
  9. /nl/articles/2404/14/news006.jpg 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  10. /nl/articles/2404/15/news021.jpg 下っ腹に合わせて購入したGUデニムで50代女性に悲劇→機転を利かせたコーデに称賛!! 「笑って楽しんで60代、70代を迎えたい!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  2. 500円玉が1つ入る「桜のケース」が200万件表示越え! 折り紙1枚で作れる簡単さに「オトナも絶対うれしい」「美しい〜!」
  3. 赤ちゃんがママと思ってくっつき爆睡するのはまさかの…… “身代わりの術”にはまる姿に「可愛いが渋滞」「何回見てもいやされる!」
  4. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  5. 日本地図で「東京まで1本で行ける都道府県」に着色 → まさかの2県だけ白いまま!? 「知らなかった」の声
  6. 中森明菜、“3か月ぶりのセルフカバー動画”登場でネット沸騰 笑顔でキメポーズの歌姫復活に「相変わらずオシャレで素敵」「素敵な年齢の重ね方」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. もう別人じゃん! 「コロチキ」西野、約8カ月のビフォーアフターが「これはすごい」と驚きの声集まる
  9. 娘がクッションを抱きしめていると思ったら…… 秋田犬を心ゆくまで堪能する姿が440万再生「5分だけ代わっていただけますか?」「尊いなぁ…」
  10. 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」