リニューアルしたゾンビパラダイスに行ってきた――メディア向け先行体験会
カプコンのWii用ソフト「デッドライジング ゾンビのいけにえ」のメディア向け先行体験会が開催。Wiiリモコンを使った直感的な操作の導入やビハインドカメラの採用など、変化を遂げたWii版に迫る。
カプコンから2月19日に発売予定のWii用ソフト「デッドライジング ゾンビのいけにえ」のメディア向け先行体験会が開催された。
デッドライジング ゾンビのいけにえは、2006年9月に発売されたXbox 360用ソフト「デッドライジング」をWii向けにアレンジしたタイトル(Xbox 360版のレビューはこちら)。ジャーナリストのフランク・ウエストとなり、大量のゾンビが徘徊する街「ウィラメッテ」で、救助のヘリが来るまでの72時間を生き延びる、というストーリーや世界観は変わらないものの、Wiiリモコンを使った直感的な操作やビハインドカメラ(キャラクターの背後から映すカメラ)を採用するなど、大胆なアレンジが施されている。
同じビハインドカメラを採用していることもあってか、WiiリモコンのBボタンで銃を構えてポインターで照準を合わせる、移動はヌンチャクのアナログスティックを使って行う(前に倒すと前進、後ろだと後退、左右は旋回)など、デッドライジング ゾンビのいけにえの操作方法は、Wii用ソフト「バイオハザード4 Wii edition」に近いものがある。バイオハザード4 Wii editionをプレイしたことのあるユーザーであれば、それほど苦労することなく操作に慣れるだろう。
ゾンビの頭を攻撃するとフラつくことがあり、この状態でゾンビに近づくと近接武器に応じた特殊攻撃が行える。Wiiリモコンを一定時間振ってゲージを溜める“ホームランスイング”、Wiiリモコンを前に突き出す“フットボールタックル”など、どれも強力な攻撃ばかりなので、率先して狙っていきたいところだ。
バットやベンチなどの武器、リンゴやレタスなどの回復アイテムを拾う場合は、Z+Aボタンを使用する。Aボタンから先に押すと近接武器での攻撃になってしまうので、この点には注意が必要だ。なお、Wiiリモコンを振ると近接武器の強攻撃が行える。威力は強いが繰り出すまでのスピードが遅いので、ゾンビに囲まれている状況がほとんどという本作では、使いどころが難しいと感じた。
Xbox 360版をプレイしたユーザーにとっては、画面に表示されるゾンビの数も気になるところだろう。グラフィック処理能力に違いがあるため、Xbox 360版と同等とは言えないが、Wii版ではプレイヤーの回りにだけ多くのゾンビを配置することで、大量のゾンビを演出している。少し先の画面にはゾンビが見えないため、“あれっ? 余裕かも?”と考えてしまうのだが、ゾンビは倒しても次から次へとプレイヤーの回りに湧き出る仕様になっている。記者はこの錯覚によって何度かピンチになったので、プレイする際には気をつけてもらえればと思う。
Wii版ならではの大きな特徴としては、ゲーム内通貨の導入も挙がる。ゾンビを倒した時やミッション成功時に入手することが可能で、ストーリーが進むとオープンするショップにて、武器やアイテムの購入などに利用できる。なお、ゾンビは弾薬もドロップするので、余程のことがない限り、弾切れに悩まされることはないはずだ。
このほかプレイしていて気づいた点としては、
・地下駐車場がお金を払ってミニゲームを行う場所に変更された。
・複数のセーブを行えるようになった。
・ミッションの依頼/請負が無線による一方的なものではなく、オティスとの直接会話になった。
・ロード時間がXbox 360版より早くなった。
などが挙がる。
操作方法だけでなく、ゾンビの演出面などにもWii向けのアレンジを施したデッドライジング ゾンビのいけにえ。遊びを再構築している本作だけに、Xbox 360版を遊んだことのあるユーザーでも、別の楽しみ方ができるはずだ。
関連記事
- 「デッドライジング ゾンビのいけにえ」発売日決定
- Xbox 360版と異なる操作――「デッドライジング ゾンビのいけにえ」におけるWiiリモコンの使い方
Xbox 360版とWii版との大きな違いに操作方法が挙げられる。今回はWii向けにアレンジされた操作方法を画像とともに紹介していく。 - 「デッドライジング」レビュー:プレーヤーの数ほど用意されている“ゾンビパラダイス”
さあ、Xbox 360を買おう! 決してゾンビだけじゃない。血まみれだけじゃない。ゲームというメディアだけが持っている双方向の楽しさ。ゲームが好きなあらゆる人に贈られた創意工夫のパラダイスがここにある!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」