連載
» 2009年03月30日 13時54分 公開

2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界感じるヴァナ・ディール(第11回)(2/2 ページ)

[山本博幸(ねこひげLLC),ITmedia]
前のページへ 1|2       

久々の船旅で思い出した日々

 エリアの海岸付近では、多くの釣り師たちが大物を狙って釣り糸を垂らしている。それは船の上でも変わりなく、僕もしばしば釣りスキルを上げるため(金策も含む)、セルビナ〜マウラ間の運航船に乗ることがあるのだが、その日は一人の冒険者が目にとまった。

 サーチ機能で調べてみると、ジョブレベルとミッションレベルから察するに最近「FFXI」のプレイを始めた人なのだろう。まるで初めての船旅であるかのように、その冒険者は甲板に出てウロウロしたり、ほかの冒険者に強化魔法を唱えたりしている。2年近くヴァナ・ディールの世界にいる僕にとっては船から見える景色は見慣れているが、この冒険者の目には、どこまでも続く大海原がとても広く、そして美しく映っているだろう。僕はかつての自分と再会したような初々しい気持ちで、その冒険者を見つめていた。

甲板上にはまれに頭足族のNMが出現することがある。レベル75でも襲われ、ソロで撃破するのは難しいのでスニークは忘れないように!(忘れると写真のように大変危険)

 「FFXI」サービス開始当初、友人と初めて乗った船で大はしゃぎしたこと。まだ何の知識もない僕は甲板でモンスターを釣り上げてしまい、友人を巻き込んで遭えなく戦闘不能になってしまったこと。初めての海賊船でテンションが上がり、甲板を覗こうとしたらスケルトン族に襲われたこと。セルビナに行くつもりが間違ってアルザビ行きの船に乗ってしまい、甲板にいた頭足族のNMにボコボコにやられてしまったこと。そして死の恐怖を乗り越えて、無事に港へ着いたときの安堵感。今となっては、そのどれもがいい思い出だ。

 この冒険者も、これから幾度となく船旅に出て、その度に海の恐ろしさに触れることだろう。それを乗り越え、立派な冒険者に成長してヴァナ・ディールを渡り歩いてほしい。それが貴方より少し先輩の、僕の願いだ。


船旅中にBGMが変わると海賊船が現れ、甲板は無数のスケルトン族に支配される。また、海賊船に乗っている海賊が赤色の服を着ていると、スケルトン族のNMが出現するのだ

終わらないヴァナ・ディールの旅

 まだまだ紹介しきれていないエリアや僕の冒険物語はたくさんあるが、冒頭でもお伝えしたように、今回をもって「感じるヴァナ・ディール」の連載を終了する。今までこの連載に辛抱強く付き合ってくれた読者の方がどれくらいいたかは分からないが、そのすべての人に感謝の気持ちでいっぱいだ。

 連載が終わっても、僕はいつもと変わらず時にはソロ、時には仲間たちと一緒にヴァナ・ディールを放浪するだろう。何と言っても来月にはバージョンアップ、そして追加シナリオの第1弾「石の見る夢 ヴァナ・ディール最終頌 魂の返歌」が実装される。ヴァナ・ディールの新たな展開を、友人たちともうすぐ体験できるのだ。しかも今度は連載という仕事抜きの完全プライベートで楽しめると思うと、この連載を支えてくれた担当編集、そして読者の方には申し訳ないが、少しだけ嬉しかったりもする。

 最後にもう一度、この連載をご愛読してくださった皆様、どうもありがとうございました。そして「FFXI」を愛するすべての冒険者へ、これからもよろしくお願いします。

旅慣れた仲間たちとともに、これからも冒険は続く。プレイヤーの数だけ冒険があるように、僕もここで自分だけの物語をつづっていきたい
(C)2002-2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!