今度の「イース」は3人パーティーで楽しむ――「イース7」がPSPに登場

「イース」シリーズ最新作が9月に登場する。主人公アドル=クリスティンの冒険の舞台はアルタゴ公国。アドル本人が旅の記録をつづったと言われる冒険日誌のうち、設定のみが存在していた「アルタゴの五大竜」の物語が展開する。

» 2009年03月30日 18時40分 公開
[ITmedia]
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 日本ファルコムは、PSP用ソフト「Ys SEVEN(イース7)」を9月に発売すると発表した。

 1987年に誕生した「イース」シリーズは、“赤毛の剣士”こと冒険家のアドル=クリスティンの活躍を描いたアクションRPG。イース7の舞台は、北アフロカ大陸に存在するというアルタゴ公国で、アドル本人が旅の記録をつづったと言われる冒険日誌のうち、設定のみが存在していた「アルタゴの五大竜」の物語が展開する。

 アルタゴの五大竜は、創世の時代より存在した、アルタゴに住むとされる五匹の竜のことで、竜たちはアルタゴの大地に根付く豊かな生命を支える存在とされている。かつてアルタゴを治めていた五氏族――海の民エドナ/大地の民シャヌア/炎の民セグラム/風の民カイロス/月の民イスカは、長きに渡り各々に対応した竜を崇め、互いに強調しあうことでアルタゴの平穏を保っていた。それから長い年月を重ねる中で、いくつかの氏族は歴史から姿を消し、残された氏族はアルタゴの各地方で半自治的な生活を営んでいるという。


イース7〜プロローグ〜

photo アルタゴ

 燃えるような赤毛、強く純粋な瞳、そして絶えることの無い熱き冒険心……。

 後の人々に世紀の冒険家と謳われた赤毛の冒険家アドル=クリスティン。

 彼の人生で初の冒険となった古代王国イースを巡る旅からはや6年、23才となったアドルは、相棒ドギとともに世界各地での冒険を続けていた。

 そんな折、アドルは北アフロカ大陸にあるアルタゴ公国を訪れる機会に恵まれる。

 冒険家のアドルにとって、巨大な獣が闊歩するというアルタゴは憧れの地であったが、ロムン帝国との長きに渡る紛争のため、これまで断念していた場所でもあったのだ。

 点在する数多くの遺跡、消えた古代民族、そして謎めいた《五大竜》の伝承……。

 多くの謎に満ちたアルタゴを舞台に、アドルの冒険が再び幕を開ける!

photophoto (左から)アルタゴ市の中央広場、市場

photophoto (左から)アルタゴ市の水道橋、港



photo ●アドル=クリスティン(Adol=Christin)
世界各地を旅する冒険家。23才。人目を引く燃えるような赤毛と誠実さ、そして少年のように曇りなき心を持っている。本作では長年の夢だったアルタゴの地を訪れる機会に恵まれ、数多くの遺跡が点在し、巨大な獣の闊歩する悠久の大地を冒険することになる
photo ●ドギ(Dogi)
アドルの相棒にして、力自慢の風来坊。粗野な言動が目立つが、人情に厚い好漢で、イースを巡る冒険でアドルと出会った後、ともに旅をするようになる。特技は豪腕による力まかせの壁壊し
photo ●アイシャ(Aisha)
アルタゴ公国の公女。勝気で高慢だが根は素直な少女で、公宮を抜け出しては街の様子を窺っている。公女という身分のためか、世間知らずで取り違えや空回りばかりしている

photo ●ティア(Tia)
アルタゴ市の旧市街に住むハーブ売りの娘。控えめだが芯が強く、貧しいながらも清楚で可憐な雰囲気をまとっている。薬草に関する知識は豊富で、薬師としても人々の役に立とうとしている。紛争で身寄りを亡くした少女マヤを引き取り、一緒に暮らしている
photo ●マヤ(Maya)
ティアが引き取って面倒を見ている少女。紛争で身寄りを亡くしたショックのためか言葉を失ってしまっているが性格は好奇心旺盛で人懐っこく、身振り手振りで意志を伝えて来ようとする
photo ●サイアス(Scias)
《天才剣士》と謳われる竜騎士団の若き千竜長。ロムン帝国との戦いで獅子奮迅の働きを見せ、紛争終結に一役買った。男らしい凛々しさと面倒見の良い性格を兼ね備え、街でも人気がある

 イース7は、PC用ソフト「イース・オリジン」までに培われてきたアクションの爽快(そうかい)感はそのままに、シリーズ初となるパーティープレイを搭載。戦闘メンバーは3人まで選択でき、戦闘中は操作キャラクター以外の2人がAIによる自動戦闘になるという。また、それぞれの武器には独自の「スキル」が設定されており、装備を変更することで対応したスキルを発動できる。各キャラクターは強力な「EXスキル」を有しており、発動時には派手な演出とともに敵に大ダメージを与える。

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Ys SEVEN(イース7)
発売予定日 9月
価格(税込) 6090円
対応機種 PSP
ジャンル アクションRPG
CERO 審査予定
発売元 日本ファルコム
(C)2009 Nihon Falcom Corporation. All Rights Reserved.

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