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» 2009年03月30日 21時21分 公開

飯野賢治氏の最新作はWiiウェア! ていうかもう出てた日々是遊戯

先日任天堂よりリリースされたWiiウェア「きみとぼくと立体。」に、あの飯野賢治が関わっていることが判明! ということで、さっそくダウンロードして遊んでみました。

[池谷勇人,ITmedia]

まさかいきなり出すとは思いませんでした

 先日お伝えした「飯野賢治氏がゲーム業界復帰か!?」のその後ですが、「GDC 2009で何らかの発表」どころか、とっくにリリースされてました。

 飯野氏久々の復帰作「きみとぼくと立体。」は、3月26日よりWiiショッピングチャンネル(1000Wiiポイント)にて配信中。最近の飯野氏の活動から、なんとなくWiiウェアっぽい予感はしていましたが、まさか発表と同時にリリースとは……やられました。

 ゲームの目的は、「ニンゲ」と呼ばれる生き物たちを、ぐらぐらと揺れる不安定なキューブの上に乗せていくこと。時間内に一定数のニンゲを乗せることができればクリアとなるが、キューブはニンゲたちの重みで常に揺れ動いているため、ちゃんとバランスを考えて置いていかないと、せっかく乗せたニンゲたちが滑り落ちていってしまう。ルール的には、オモチャなどでよくある「バランスゲーム」のデジタル版といった感じだろうか。ノルマが少ないうちはバランスをとるのも簡単だが、10人を越えたあたりから、だんだんパニック状態に陥ることが多くなってくる。

 ユニークなのが、ニンゲたちは単なる「駒」ではなく、それぞれ自分の意志を持って動いているという点。人間によく似た姿を持つ彼らだが、その行動パターンも人間そっくりで、キューブが傾けば振り落とされないよう必死でふんばり、倒れたニンゲがいれば起こしに行ってあげたりもする。狭いキューブの上でちょこまかと動き回る姿はかわいらしいが、それだけにうっかりミスで大量落下させてしまった時の罪悪感もひとしお。キューブから落ちたニンゲがどうなってしまうのかは……あえて深く考えない方がいいのかもしれない。

 妙に人間臭いニンゲの動きや、物理演算によるリアルなキューブの揺れ具合といった「今どき」の要素も積極的に盛り込んでいる一方、シンプルで分かりやすいルールや、一切の説明を省いた謎多き世界観など、どことなく懐かしい雰囲気も漂わせる本作。これまでの飯野作品と言えば「新しい」「尖った」といったイメージが先行していましたが、今作はそのいずれとも違った、新たな境地を見せてくれたような気がします。

ビックリするほどシンプルなタイトル画面
Wiiリモコンを振って、画面の中にニンゲを投げ入れていく
定められた数のニンゲをキューブに乗せられればクリア

ステージが進むと、キューブの数が増えて難しくなっていく
悲鳴をあげて落下していくニンゲたち。……ごめん
2人用モードでは、互いの相性を診断してくれるオマケも
(C) 2009 Nintendo (C) 2009 fyto


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