めでたく4周年――「マビノギ」4周年記念オフラインミーティングリポート(3/3 ページ)

» 2009年04月06日 21時02分 公開
[瓦屋文太,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

サーバの仲間が一致団結してゲームで勝負!

 後半はサーバー対抗でゲーム大会が行われた。種目はクイズ大会、シーソーゲーム大会、スキーゲーム大会があり、各種目の順位に応じてポイントが加算される。すべての種目が終了した時点でのポイントで最終順位が決定する。優勝賞品は耐久度が20アップされた猫の着ぐるみセット。サーバのイベント参加者全員に賞品が配られるということもあり、大いに盛り上がりを見せた。まず、最初のクイズ大会は序盤こそ不正解者がほとんど出なかったが、6問目で突如として難易度が上がった。「タンバートンに居るNPCの数は11人である」という問いで、過半数の人が座ってしまったのだ。ちなみに正解は○だった。その後も風景をズームアップした写真を見てイメンマハの草原であるかどうかを問う問題や、ダンバートンの外壁かどうかを訊く問題など難問が続き、ベテランぞろいの参加者たちでもかなり手こずっていたようだ。結果は僅差ながらタルラークサーバが1位を獲得した。

 第2種目のシーソーゲーム大会と第3種目のスキーゲーム大会はマビノギのゲーム内で遊べるミニゲームを使って行われた。シーソーゲームはシーソーの上でジャンプして、落下する反動でシーソーの反対側にいるプレイヤーを高く打ち上げ、最高到達点を争う競技。途中、マリーサーバーのプレイヤーだけが接続トラブルで参加できないアクシデントが発生し、競技終了後にマリーサーバーの代表者だけでプレイするという事態に。会場中の注目を一身に浴びながら順調に記録を伸ばしていたが、途中でほかのプレイヤーキャラクターの動きに集中力を乱されてしまい、不調な結果となってしまった。


 最終種目のスキーゲーム大会は、スキーゲームを5分間プレイし、その中でより早いタイムを出したサーバーの勝ちとなる。この種目は順位ごとに獲得できるポイントが増えており、ほとんどのサーバーに逆転優勝を狙えるということで代表者選出に余念がなかった。競技前の練習時間で48秒台という好記録が飛び出し、ハイレベルな戦いを予感させた。結果はタイム差は接戦だったが、48秒台を2名が記録したキホールサーバーがこの種目で勝利し、最終順位もキホールサーバーが優勝となった。

まだまだ広がり続けるマビノギの世界

 ゲームの途中で行われた質疑応答では、鋭い質問が相次いだ。まず「デザインコンテストでは絵が上手くないと参加できないのか」という質問に対しては、「絵の上手い下手は関係ないが、乱暴に描かれていると絵の意図が分かりにくいことがあるので丁寧に書いてほしい」とのこと。また、「デザインコンテストのアイテムはいつ実装されるのか」という質問には「今回のアップデートが一段落したあとの5月下旬を予定している」とのことだった。

 ほかにも、「不正行為やBot対策」についての質問に対しては、「不正行為やBotに対しての調査や対処は常に行っているが、いたちごっこの状態なのでなかなか追いつかない。もし不正行為やBotなのでは、というものを見つけたら報告してほしい」とプレイヤーに協力を呼び掛けていた。また、「イベントを妨害するプレイヤーを対策してほしい」という要望に対しては、「今回実装されるNEKOJIMAの公園などは、そういった妨害がしにくいようになっている」との回答も。

 「灼眼のシャナのようなタイアップ企画を行う予定は?」という質問には「まだ未定だが年内にもう1回くらいやりたい」という意欲的な発言があったり、「メインストリームは終わりませんよね?」という質問には「開発にも問い合わせたが、やめる予定はない」と断言してくれた。まだまだマビノギの世界は広がり続けて行きそうだ。

 最後は抽選会が行われ、大いに盛り上がったオフラインイベントが閉幕した。イベント終了後も会場の内外に多数の参加者が残り、キャラクター名刺を交換したり談笑をしていた。会場前の名刺交換スペースには人があふれかえっていたほどだ。今回のイベントは、メーカーとユーザーとの交流だけでなく、ユーザー同士の交流の場としても大成功をおさめたのではないだろうか。


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」