「Xbox Live コミュニティゲーム」の日本サービス開始へ――「Xbox 360 Title Preview : Spring 2009」(1/2 ページ)

マイクロソフトは4月21日、Xbox 360向けに発売を予定している大型タイトルのラインアップを紹介する発表会を開催。「マグナカルタ2」や「ロスト プラネット 2」、Xbox Live Arcade追加タイトルなどが31タイトルが発表された。

» 2009年04月21日 23時40分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]

「Xbox 360 Title Preview : Spring 2009」全31タイトルを発表

マイクロソフト執行役員 ホーム&エンターテインメント事業本部長の泉水敬氏

 マイクロソフトは4月21日、Xbox 360向けに発売を予定している大型タイトルのラインアップを紹介する「Xbox 360 Title Preview : Spring 2009」を、都内の表参道ヒルズ SPACE O(スペースオー)にて開催。会場ではバンダイナムコゲームスの「マグナカルタ2」、カプコンの「ロスト プラネット 2」と「DEAD RISING2」をはじめとする、全31タイトルが発表された。

 各製品紹介に入る前に、マイクロソフト執行役員 ホーム&エンターテインメント事業本部長の泉水敬氏がステージに登場。Xbox 360の現状と今後の展開について、ごく簡単にではあるが説明した。

 現状については先月末に報じられた国内販売台数の100万台を突破に触れ、抽選で総額100万マイクロソフトポイントが当たる「ありがとうキャンペーン」を行うと発表。また、「100万台突破はあくまで通過点にすぎず、今後もコンテンツ、ハードウェア、オンラインサービスのすべてで最高のサービスを提供していきたい」と語った。今後の展開に関しては、タイトルの拡充とハードウェアの改良に続けて、2002年からスタートしたオンラインサービスにより注力していくとコメント。その第1弾ということなのか、すでに2008年11月より北米でスタートしている、ユーザーが自作のゲームを配信できる「Xbox Live コミュニティゲーム」の日本サービスを、7月中旬より開始する予定と発表した。また、本サービスの開始に先がけて、ゲーム作成ツール「XNA Game Studio 3.1日本語版」を提供すると述べた。

バンダイナムコゲームスからは「マグナカルタ2」&「鉄拳6(仮称)」

バンダイナムコゲームズ「マグナカルタ2」プロデューサー金坂吉久氏

 Xbox 360向け新作ラインアップ紹介のトップバッターは、バンダイナムコゲームズの「マグナカルタ2」と「鉄拳6(仮称)」である。発売予定日と価格は、「マグナカルタ2」が2009年8月6日で8379円(税込)に決定。「鉄拳6(仮称)」は2009年秋発売予定で、価格は未定だ。

 「マグナカルタ2」は、前作に引き続きソフトマックスとの共同開発作品ではあるが、「愛・宿命・犠牲」をテーマにした完全新作だ。同社プロデューサーの金坂吉久氏によれば、本タイトルの魅力をキム・ヒョンテ氏の描く魅惑的なキャラクター、それを再現した3Dグラフィックス、平野綾さんや置鮎龍太郎さんといった豪華声優陣の3点とのことだ。なお、テーマソングをGLAYが担当するとの報告もあった。

物語は「ランツハイム」大陸に起きた反乱を背景に、主人公「ジュト」と王女「ゼフィ」の出会いを通じて動き出す

ターン性とリアルタイム性を融合した、新たな戦闘システムを導入している

 2本目の「鉄拳6」は、昨年の東京ゲームショウ2008で発表され話題となったタイトルだ。最新のムービーが本日よりXbox LIVE Marketplaceにて配信されるので、気になる読者はそちらをチェックしてほしい。


カプコンからは「ロスト プラネット 2」&「DEAD RISING2」

 カプコンからは「ロスト プラネット 2」と「DEAD RISING2」の最新映像が初公開された。どちらも発売予定日および価格は未定だ。

 両作品のプロデューサーはビデオメッセージという形で会場に姿をあらわし、「ロスト プラネット 2」のプロデューサー竹内潤氏は「Xbox 360のオンライン機能を最大限に活用した4人コープにチャレンジしてるので、よろしくお願いします」とコメント。「DEAD RISING2」プロデューサーの稲船敬二氏は、「海外のデベロッパーと組み、本タイトルを世界に通用するゲームの集大成と呼べるものにしたい。作っていて楽しいゲームができている」と述べた。

世界初公開となる「ロストプラネット2」の最新スクリーンショット

「DEAD RISING 2」は主人公も一新。あの不死身のカメラマン、フランクさんに会えないのは寂しい

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