「龍虎の拳」は100メガショックと言わざるを得ないゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/3 ページ)

» 2009年05月01日 15時06分 公開
[ゲイムマン,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「ん? よゆうッチ!」

対戦前に交わされる会話が豊富。ストーリーモードはなくなったが、こうした会話がストーリー面を支えている

 1994年、「龍虎の拳2」が登場した。

 ユリが救出されてから1年。サウスタウンで異種格闘技戦「キング・オブ・ファイターズ」が開催されることになった。12人の格闘家がそれぞれの思惑を持って参加する。しかしこの大会の裏では、ある男が暗躍していた……。

 前作のキャラクターはほぼ全員、「2」でも引き続き登場している(Mr.カラテはタクマ・サカザキとして登場)。必殺技の少なかったキャラクターにも新しい技が加わり、今回は全員に超必殺技と隠し必殺技がある。

 ただし唯一、藤堂竜白だけがいなくなっており、格闘ゲームファンの間で話題になった。その後、藤堂は「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズにおいて、毎回のように背景のどこかに隠れているが、格闘家として出場したことはない。

 もっとも、「ザ・キング・オブ・ファイターズ2000」では、隠れキャラクター(マニアックストライカー)として、藤堂に似た人物が登場する。また、カプコンが2001年に発売した「CAPCOM VS.SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001」で、実に9年ぶりとなるプレイヤーキャラクターへの復帰を果たした。……その後また背景に戻されたけど。

 「龍虎の拳2」の新キャラクターは、忍者の如月影二、モンゴル相撲のテムジン、そしてユリ・サカザキ。ユリは前作で救出された後、リョウに隠れてタクマの道場で空手を習い、格闘家として大会に参加したのだ。

 前作の“悲劇のヒロイン”のイメージはどこへやら。テムジンやリーの姿を見て笑い出すわ、Mr.ビッグをハゲ呼ばわりするわ、戸惑うリョウやロバートを前にしても戦う気満々だわ、勝ったときの決めゼリフが「よゆうッチ!」だわ……。(「よゆう」がひらがなで「ッチ」がカタカナと決まっているらしい)

 「ALL ABOUT 龍虎の拳2」(スタジオベントスタッフ編・電波新聞社)という本によると、ユリはもともとああいう性格だったらしい。とはいえゲームの中でも、ユリと対峙したリョウが、「格闘技を始めてから性格が変わってきた」とはっきり言っている。

 ちなみに、「龍虎の拳2」のテレビCMでは、ユリの役をあの浜崎あゆみさんが演じていた。幸い(?)、イメージは前作のユリに近い。

対戦相手に容赦ない口撃を加えるユリ。タクマの極限流空手を習っているから同じ技が使えるが、百烈ビンタなどオリジナルの技も使う
で、これが「よゆうッチ」のポーズ。前作では状況が状況だったからおとなしかったというだけか?
今回はキングだけじゃなく、ユリも必殺技でKOされるとこんなことに……

「コミッショナーがあなたにお会いしたいと申しております」

 1セットも落とさずに勝ち進めば(コンティニューしてもOK)、最後に「餓狼伝説」のギース・ハワードが出現。「餓狼伝説」よりも時代設定が昔のようで、ギースがちょっと若い。

 ギースを倒すと、通常のエンディングの前に、ギースが逃亡するシーンが見られる。だがギースはすごく強いので、なかなか倒せない、らしい。

 “らしい”というのは例によって、わたしがそんな先まで進めずにいるから。「龍虎の拳2」は対戦格闘ゲーム全盛期に登場したので、1人プレイでの敵の強さが、ものすごいことになっている。

 PS2の「龍虎の拳〜天・地・人〜」でコンティニューしまくっても、全然先へ進めなかったので、またスーパーファミコン版をプレイせざるを得ない(発売元:ザウルス)。

こちらがスーパーファミコン版。覇王翔吼拳の迫力もここまで再現
そして脱衣KOもちゃんと再現。「龍虎の拳」もそうだったが、なぜかネオジオ版と色が異なる

 ネオジオ版より難易度が低かったので、どうにかエンディングを見ることができた。なお、各キャラクターの戦う目的がそれぞれ違うため、全員に異なったエンディングが用意されている。

 ちなみにスーパーファミコン版では、隠しコマンドを入力すると、対戦でギースを使うこともできる。ザウルスのロゴ画面で、左下→右→右下→下→左下→左→右下+YR。

いちばん低い難易度でもギースに会えるので、わたしの腕でもギース戦にこぎつけることができた
エンディングのスタッフロール中には、このような小ネタがいくつも用意されている

 1996年に登場した「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」では、リョウとロバート以外のキャラクターが総入れ替えとなった。失踪した藤堂竜白を探して旅をする、娘の藤堂香澄が初登場。父と同じく重ね当てを使う。

 で、このゲームもPS2の「龍虎の拳〜天・地・人〜」でプレイしたが、イージーレベルでも案の定、中盤以降がかなりキツい。だからエンディングを見るためには、スーパーファミコン版をプレイせざるを得ない。

「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」は、キャラクターの動きが一層滑らかになっているのが売り

 ……「龍虎の拳外伝」には、スーパーファミコン版が出ていなかった……。

 ネオジオ以外の家庭用ゲーム機への移植は、今のところ「龍虎の拳〜天・地・人〜」のみ。だからエンディング画面の写真撮影はあきらめざるを得ない。

 「外伝」を最後に、「龍虎の拳」シリーズに新作は出ていないが、主力キャラクターは、並行してシリーズ化されていた「ザ・キング・オブ・ファイターズ」に登場している。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2406/16/news001.jpg 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  2. /nl/articles/2405/19/news005.jpg 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  3. /nl/articles/2406/16/news017.jpg 2歳娘とかくれんぼ中のパパ、「もういいよー」が聞こえず目を開けると…… まさかの光景に「かわいすぎ!!」「永遠に始まらないww」
  4. /nl/articles/2406/15/news022.jpg 「絶対当たったわこれ」→「は?」 ガリガリ君の棒に書かれていた“衝撃の文章”に「そうはならんやろ」
  5. /nl/articles/2406/15/news025.jpg 【今日の計算】「50×50+50」を計算せよ
  6. /nl/articles/2406/16/news044.jpg 掃除中のママ、物音に振り返った瞬間…… 息子の“やばすぎる”行動に絶望 「もう笑うしかない」「まじこれ世界共通」【米】
  7. /nl/articles/2406/14/news136.jpg 家でポン・デ・リングを作ったら悲劇が…… まさかの姿に変身したドーナツに「爆笑した」「エンターテイナー」 3年後、再挑戦したのか聞いてみた
  8. /nl/articles/2406/16/news049.jpg 「天才見つけた」 ご飯の粗熱をすぐ取りたい→“予想外すぎる方法”を編み出した人に仰天 「効率良いな」
  9. /nl/articles/2406/16/news039.jpg 「こんなことになるのか」 ドラゴンフルーツ、白い服は控えたほうがいい理由 「翌日のトイレもなかなかです」
  10. /nl/articles/2406/15/news008.jpg 「え?」 “ごみだらけの道”を掃除したら…… あらわになった“まさかの正体”に世界中が驚き 「信じられない」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「虎に翼」、共演俳優がプライベートで旅行へ “決別中”の2人に「ドラマではあまり見ることが出来ない全力笑顔」
  2. 「ハードオフには何でもある」 → 4万4000円で売られていた“とんでもないモノ”に「これは草www」「見てるだけでワクワクする」
  3. 釣りから帰宅、持ち帰った謎の“ニュルニュル”を水槽に入れてたら…… いつの間にか誕生した意外な生き物に「すごおー」「どこまで育つかな!?」
  4. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  5. 「さざれ石に苔のむすまで」何日かかる? 毎日欠かさず水やりし続けてまもなく1年、チャレンジの結果に「わびさび」「継続は力」
  6. 朝ドラとは雰囲気違う! 「虎に翼」留学生演じた俳優、おなかの脇がチラ見えな夏らしいショットに反響「とてもきれい」
  7. フードコートでふざけたパパ、1歳娘に怒られる→8年後の“再現”が1185万再生 笑えるのに涙が出る光景に「大きくなった!」「泣ける」
  8. 1歳妹「ん」だけで19歳兄をこきつかい…… 「あれで分かるにいに凄い」「ツンデレ可愛い」マイペースな妹にほんろうされる姿が280万再生
  9. 「ベランダは不要」の考えを激変させた“神建築”が200万表示 夢のような光景に「こんな家に帰りたい」「うっとり」
  10. 三重県沖であがった“巨大マンボウ”に漁港騒然…… 人間とサイズ比較した驚愕の光景に「でっか!!」「口から何か出てますね」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  2. 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  3. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
  4. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は…… 斜め上のキュートな活用術に「超ナイスアイデア」「こういうの大好きだ!」
  8. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  9. JR東のネット銀行「JRE BANK」、申し込み殺到でメール遅延、初日分の申込受付を終了
  10. サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」