あの夏のあれこれ、この夏のプラコレさんろく丸でゲームの海を大航海(第1回)(2/2 ページ)

» 2009年06月15日 14時31分 公開
[ITmedia]
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「真・三國無双 5(Xbox 360 プラチナコレクション)


  • メーカー:コーエー
  • 価格(税込):3990円

爽快かつ豪快に連舞を叩き込め! 次世代の無双アクション、登場

 もはや説明の必要がない、と言ってしまえば、元も子もないが、全国に多くのファンを持つアクションゲーム“真・三國無双”シリーズの5作目にあたるのが、「真・三國無双 5(Xbox 360 プラチナコレクション)」だ。本作は、2007年11月に発売されたので、実に1年半以上を待ってのプラコレ化。これを機にプレイしてみようという無双ファンもいるのではないだろうか。

 “真・三國無双”シリーズは、“1”から“4”までがPS2(“2”から“4”はXbox版もあり)でリリースされてきたので、“5”が次世代機初の“真・三國無双”だ。もちろん新しいハードにプラットフォームを移したことにより、背景やキャラなどのグラフィック、兵士の種類や国別の兵士の服装、敵兵の行動パターンなどが大幅に強化・変更されている。さらに、今までのシステムを大胆に一新。攻撃が無限につながっていく“連舞システム”が搭載され、小気味よく連舞を叩き込むことができるようになった。

 システムが新しくなったことにより、戦略性や臨場感が飛躍的に高まっているのも本作の特徴。敵兵を次々になぎ倒していく一騎当千の爽快感はさらに増し、Xbox 360で新たな無双の世界が斬り開かれている。無双ファン、3Dアクションファンなら要チェックのタイトルだ。

 ちなみに「真・三國無双 5」にシミュレーションゲームの要素を加えた「真・三國無双5 Empires」も、Xbox 360で絶賛発売中。合わせて買えば、この夏は無双三昧だ。


「インフィニット アンディスカバリー(Xbox 360 プラチナコレクション)」


  • メーカー:スクウェア・エニックス
  • 価格(税込):2940円

シームレスでリアルタイムなバトルが楽しい、王道RPG

 「インフィニット アンディスカバリー」は、「スターオーシャン」シリーズ、「ヴァルキリープロファイル」シリーズを手がけたトライエースが開発を担当し、スクウェア・エニックスから発売されたファンタジー RPGだ。

 月が持つ力を己のものとする「月印(ルナグラム)」によって人々が繁栄してきた架空の世界を舞台に、天涯孤独の主人公カペルが、壮大な冒険に旅立つ。英雄シグムントと瓜二つであったがために騒動に巻き込まれたカペルは、アーヤやヴィーカなど多くの仲間と出逢い、やがて自分自身の運命を知ることになる……。しっかりと作り込まれたファンタジックな世界観の中で、王道的なRPGを体験することができるタイトルだ。

 本作の注目すべき点は、何といってもその戦闘システム。本作では戦闘時にフィールドからバトルフィールドへ移行することはなく、すべてがシームレスに行われるのだ。リアルタイムアクションバトルによる緊張感と臨場感が、プレイを盛り上げてくれることだろう。巨大モンスターの追跡を逃れるための脱出や、大津波が巻き起こる中での激しい戦闘など、大迫力のシチュエーションが随所にちりばめられているのも売りのひとつ。ドラマチックな展開の数々に、コントローラを握る手にもぐっと力が入るに違いない。

 全体のプレイ時間は平均的なRPGよりも短めなので、普段仕事で忙しいけど本格的なRPGに手をつけたい、というライトなユーザーにもぜひプレイしてみてほしい。


「デビル メイ クライ 4(Xbox 360 プラチナコレクション)」


  • メーカー:カプコン
  • 価格(税込):2990円

スタイリッシュに悪魔を狩る、良質の3Dアクションゲーム

 「デビル メイ クライ 4」はスタイリッシュアクション「デビル メイ クライ」シリーズの第4作。シリーズ初の次世代機での作品となった本作は、日本ゲーム大賞2008年度優秀賞を受賞している。すぐれたアクションゲームであると多くの人に認められた証と言っていいだろう。

 主人公は、前作「デビル メイ クライ 3」のダンテから、悪魔の右腕を持つ教団騎士ネロにバトンタッチ。ダンテは主人公ネロの前に強敵として立ちはだかる。ネロは、デビルブリンガー、イクシードなど、新しくも派手な戦闘ギミックを持っていて、とにかくスタイリッシュに、とにかくかっこよく敵を倒して進んでいくという基本ラインは、本作でも健在だ。城塞都市フォルトゥナを舞台に、禍々しい悪魔たちとの激しくも美しい闘いが繰り広げられる。

 また、ストーリーがある程度進行すると、前作の主人公ダンテをプレイヤーキャラとして使えるミッションも登場する。ダンテでプレイする場合は、複数の武器を戦闘中に瞬時に切り替えられるリアルタイムスタイルチェンジで、スピード感あふれる闘いを楽しむことができる。ネロとダンテを操り、群がる悪魔たちを駆逐していこう。

 なお、作中のムービーは、すべてリアルタイムレンダリング。プリレンダムービーと見間違えるほどの美麗なムービーにも注目してほしいところだ。


「ソウルキャリバー IV(Xbox 360 プラチナコレクション)」


  • メーカー:バンダイナムコゲームス
  • 価格(税込):3800円

己の武器に“ソウル”を込めて、いざ世界の猛者との格闘へ

 バンダイナムコゲームスの武器格闘アクションゲームといえば「ソウルキャリバー」シリーズ。その第4作(“ソウルシリーズ”としては第6作)が、遂にプラコレに登場だ。本作は2008年7月31日にXbox 360およびPS3で発売された。2008年8月4日、両機種の全世界累計販売本数が200万本を突破した事が発表され、その大ヒットぶりが注目されたのも記憶に新しい。

 登場キャラは、隠しキャラも含めて総勢30人以上(「スター・ウォーズ」のヨーダも参戦!)。それぞれのキャラが得意な武器を持ち、時に豪快に、時にしなやかに武器を振り、攻撃を繰り出す。縦斬り、横斬り、蹴りのほかにボタンの組み合わせでさまざまな技やコンボを出すことが可能で、独自の8WAY-RUNシステムによる自由自在な移動も駆使することで、戦略的な駆け引きが無限に広がる。

 大勢の敵味方が入り乱れる“アクティブマッチングバトル”、相手を一撃でKOする究極の攻撃“クリティカルフィニッシュ” など爽快なアクションを楽しむことができる。また、充実のオンライン対戦や、前作から導入されたキャラクタークリエーションモードによって遊びの幅がぐんと広がっている。家庭用ゲーム機での対戦格闘ゲームとして、これでもかというほどにサービス精神が詰め込まれた、永く遊べる1本だ。


さ〜て、次なるさんろく丸の目的地は?

 というわけで、これまでのプラコレ、これからのプラコレ、あんなプラコレ、こんなプラコレ、プラコレ尽くしでお送りいたした夏期集中連載第1回なのだが、いかがだっただろうか。プラコレやるじゃねえか、とか、プラコレほしいじゃん、とか、お父さんプラコレ買って、とか思っていただければ幸いである。

 そしてっ。次回の“さんろく丸でゲームの海を大航海”はっ……。ぶっちゃけ、この夏の新作を紹介する予定だ。ぶっちゃけも何も、普通すぎて「ふ〜ん」って感じかもしれないが、とにかく気になるXbox 360の新作は何作も控えている。その中から的を絞って、皆様にご紹介していけたら、と思っている。それではまた。次の海でお会いしよう。See you next sea〜!

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