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» 2009年06月19日 19時34分 公開

イギリスの研究チームが「においの出るゲーム」を本気で開発中!?日々是遊戯

英バーミンガム大学のある研究チームによって、現在「ゲームににおいを組み込む技術」が本気で研究されているそうです。もしかすると未来のゲームでは、「におい」まで体感できるようになるかも……?

[池谷勇人,ITmedia]

いずれは五感すべてを疑似体験できる日がくる!?

 いわゆる人間の五感のうち、現時点でゲームがカバーできているのは視覚、聴覚、触覚の3つ。しかし、もしかするとそう遠くない未来、これに第4の感覚「嗅覚」が加わることになるかもしれません。

MailOnlineの記事

 イギリスのニュースサイト「MailOnline」が伝えるところによると、英バーミンガム大学の研究チームが先日、ゲームに「におい」を取り入れる技術について「うまくいけば5年以内に商業利用可能である」と発表したそうです。

 彼らが提案する「におい配送システム(Scent Delivery System)」は、「においの元」となる特殊薬品と、薬品のにおいを外へ送り出すための4つのファンによって構成され、ゲーム内の状況に応じてファンが回転、においをプレイヤーに疑似体験させる仕組みとなっています。現在は主に軍事訓練への応用を念頭に開発が進められていて、すでに火薬や硝煙などのにおいをはじめ、港や病院、さらには下水に漂う悪臭なども再現することに成功しているとか。まだテスト段階ではあるものの、大学内ではすでに、オリジナルのFPSゲームと組み合わせてリアルな戦場のにおいを体感できるシステムが動いているそうです。

 研究チームのリーダーであるBob Stone教授によれば、これらの「におい」はシミュレーションのリアリティを飛躍的に向上させるのみならず、周囲のにおいから事前に危険や敵の存在を察知するなど、実際の兵士の訓練にも役立つだろうとのこと。

 もちろんゲームへの応用も比較的容易だそうで、もしかすると未来のゲームでは「風上から漂ってくる火薬臭を手がかりに、相手の居場所を察知する」とか「相手に場所を悟られないために風下から接近する」なんてプレイが当たり前になっているかもしれません。ホラーゲームなんかで採用されたらものすごく怖そうですが、果たして実現される日は来るのでしょうか……。

FPSへの導入イメージ
さまざまなにおいを再現した薬品類

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(C)Nick Wilkinson/newsteam.co.uk


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