今あるアイデアをすべて詰め込んだ自信作――「モンスターハンター3(トライ)」完成披露発表会(1/3 ページ)
8月1日の「狩猟解禁」まで、いよいよあと1カ月をきった「モンスターハンター3(トライ)」の完成披露発表会が7月3日、東京・六本木にて開催された。ここでは発表会のリポートとあわせて、発表会後に行われた試遊イベントの様子をお伝えする。
「モンスターハンター」シリーズ最新作、堂々完成!
カプコンは2009年7月3日、いよいよ発売まであと1カ月に近づいた同社のハンティングアクションゲーム「モンスターハンター3(トライ)」の完成披露発表会を、東京・六本木のラフォーレミュージアム六本木にて開催した。
舞台となるマップはもちろん、登場するモンスターや武器カテゴリなども大幅に見直され、いまだかつて誰も体験したことがない、まったく新しい「モンスターハンター」として進化を遂げた本作。会場にはプロデューサーの辻本良三氏をはじめ、任天堂の岩田聡社長や、芸能界きっての「モンスターハンター」好きとして知られる次長課長・井上聡さんらも登場し、最新作への期待を語ってくれた。
岩田社長も全面バックアップ――「Wiiだから売りにくい」とは言わせない
発表会冒頭、カプコン・辻本春弘社長の挨拶に続いて登場したのは、今作でも引き続き制作の指揮をとったカプコンの辻本良三プロデューサー。まずはホッとした表情で「お約束どおり8月1日にお届けできます」と来場者に報告した辻本氏は、「今あるアイデアをすべて詰め込んだ自信作。ぜひ手にとって遊んでみてください」と自信たっぷりにコメント。システム面からすべて見直し、続編というより完全新作に近い内容となった本作だが、その仕上がりには大いに期待してよさそうだ。
続いてステージには、任天堂の岩田聡社長が来賓として登場。「このソフトに開発陣が注ぎ込んだエネルギーは本当にすさまじい」と切り出した岩田社長は、「一人の開発者として刺激を受けた、またハードメーカーというとしても滅多に巡り会えないタイトル」と本作を絶賛。またWiiのユーザー特性を考えた場合「Wiiで本当に売れるのか」という声があることについても認めると、“Wiiだから売りにくい”という要素を少しでも減らせるように、黒いWii本体やクラシックコントローラPROの同時展開を決定したと説明。最後は「これからもカプコンとともに、日本のゲーム市場を大いに盛り上げていきたい」と、辻本社長、辻本プロデューサーらとがっちり手を組み、挨拶を締めくくった。
オンラインモードの拠点、ロックラックの街を初公開
ここで辻本社長、岩田社長は降壇し、辻本プロデューサーがマイクを引き継ぐ形に。本作のディレクターを務める藤岡要氏も加わり、ステージでは最新のプロモーション映像や、Wi-Fiコネクションによるマルチプレイの実演など、新たな要素が次々と披露されていった。
写真ではそのすべてをお見せできないのが残念だが、中でも今回公開されたプロモーション映像は「最新」の名にふさわしく、見ているこちらが「こんなに見せちゃっていいの!?」と驚くほどのもの。前作の「雪山」とよく似た新フィールドをはじめ、溶岩の海を自在に泳ぐ巨大モンスターや、首回りに黄色いエリマキを持つ海竜(?)、そして雪山の頂からハンターたちを見下ろす、白いナルガクルガのような新モンスターなど、まだ雑誌やWebでも紹介されていない新要素が満載となっており必見。こちらのムービーは7月3日より公式サイトにて公開されているので、気になる人はぜひ見に行ってみてほしい。
続けて行われたマルチプレイのデモでは、実際にWi-Fiコネクションに接続し、4人パーティでボルボロスの狩猟へ出かける様子が披露された。
まずはオンラインプレイの入り口となる「ロックラックの街」へと降り立った2人は、アイテム交換所やゲストハウスといった街の各機能を説明。特にアイテム交換所は今回から新たに加わった機能で、特定の素材を別のアイテムと交換できるというもの。交換可能なアイテムは日によって異なるとのことなので、冒険の前に一度は顔を出しておくといいかもしれない。今回はカクバッタやにが虫といった調合素材が中心だったが、もし光蟲やハチミツといった、需要の多いアイテムとも交換できるならかなり便利な要素となりそうだが……。
またもうひとつ、紹介された機能の中で面白かったのが「クエスト中のメンバーともチャットが可能」という点。例えば誰かがクエスト中でメンバーが足りない場合など、クエスト中のメンバーに「クエストいこうよ!」などとメッセージを送れば、狩りを中断してすぐに街へ戻ってきてもらうことも可能。藤岡ディレクターは実際にクエスト中のメンバーをチャットで呼び出して見せてくれたが、街と狩り場の距離が縮まったことで、メンバーを集めるのがより楽になりそうだ。
その後無事に合流できた4人は、酒場でクエストを受注しボルボロスの狩猟へ。舞台となった「砂原」マップ、ボルボロス、そして新武器のスラッシュアックスなどいずれも実際に動いているところが公開されてるのは今回がはじめて。……だったのだが、残念ながら今回は時間がなく、ボルボロスと少し交戦したところですぐに時間切れとなってしまった。こちらのクエストについては、後ほど行われた体験会で実際に触ってみることができたので、気付いた点などはそちらにまわすこととしたい。
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