「グラナド・エスパダ プラス」3周年記念パーティ開催――4周年目はチャレンジの年!

ハンビットユビキタスエンターテインメントは「グラナド・エスパダ プラス」の日本における運営3周年を記念し、渋谷のキリストンカフェで記念パーティを開催した。

» 2009年07月21日 18時07分 公開
[川上雄太,ITmedia]

二部構成のイベントには、多くのゲストが登場!

 7月19日、ハンビットユビキタスエンターテインメントはオンラインRPG(MMORPG)「グラナド・エスパダ プラス」の3周年記念パーティを、渋谷・キリストンカフェで開催した。

 「グラナド・エスパダ プラス」は、中世から近世のヨーロッパを思わせるファンタジー世界を舞台に、新たに発見された新大陸での冒険を体験できる韓国産のオンラインRPG。

 その美麗なグラフィックと優雅なサウンド、ひとりのプレイヤーがキャストと呼ばれる複数のキャラクターを操作してゲームを進める独自のシステムなどにより、多くのユーザーから支持を集めている。

ハンビットユビキタスエンターテインメント代表取締役CEO・金裕羅氏

 パーティの冒頭では、公式サイトで行われていたムービーコンテストで、最優秀を獲得したムービーがスクリーンに映し出され、続いて、ハンビットユビキタスエンターテインメント代表取締役CEO・金裕羅氏(Kim Yoo Ra)による挨拶が行われた。金裕羅氏は「ハンビットユビキタスエンターテインメントは、これからも『グラナド・エスパダ』や『X-BEAT』を始めとする既存のタイトルはもちろんこと、新しいMMOタイトルも次々と作り出す予定です。今日はささやかなパーティですが、みなさまのための日です。ぜひ楽しんでください。最後にもういち度感謝を申し上げます」と語った。


左からIMC Games代表取締役CEO・金学奎氏、ピアニスト、作曲家、編曲家・久保田修氏、ゲーム音楽作曲家・S.F.A:Sevin氏、イラストレーターの小林智美氏

 金裕羅氏の挨拶が終わると、本作のゲーム音楽を作成したピアニストにして作曲家、編曲家の久保田修氏や、ゲーム音楽作曲家のS.F.A:Sevin氏、さらにイラストレーターの小林智美氏らも登場し、パーティに花を添えた。豪華ゲスト陣の挨拶に続き、本作の制作を担当しているIMC Games代表取締役CEOの金学奎氏(Kim Hak Gyu)が登場。運営4年目を迎える「グラナド・エスパダ プラス」の今後の展開に関する発表が行われた。

4周年目に向けてのアップデートについて発表!

金学奎氏はアップデートの内容などを、スクリーンを使って詳しく解説

 今後、行われることとなるアップデートでは、エミリア、バレリア、カトリーヌという個性豊かな3人の女性キャラクターがキャストとして追加されるとのこと。さらに、ユーザーがデザインした女性キャラクターのミフユもキャストとして追加され、計4人の新キャストが登場することとなる。また、これまでオープンフィールドに登場していた敵キャラクター(レイドボス)が、ミッションに出現するようになり、これまでとは違い、好きな時間にミッションロビーに集合し、好きな時間にレイドボスを討伐ができるようになる。キャストやレイドボス討伐に関する発表だけでなく、コロニー戦や、スタンスの拡張に関する発表、さらには「古代幻想」という名の新ストーリーの発表も行われ、会場に集まったユーザーは金学奎氏が言葉に熱心に耳を傾けていた。

 続いて、ハンビットユビキタスエンターテインメントの今後の活動について、プロデューサーの中尾圭吾氏より発表が行われた。

中尾氏のアップデート解説で、会場は終始笑いに包まれていた

 中尾氏はまず過去の運営を振り返り、今後の展開について、「チェンジします」と宣言。チェンジの第1弾として、3周年記念ビジュアル&ヒストリーブックについて発表した。このビジュアル&ヒストリーブックにはキャストやコスチュームの原画や開発での裏話、開発スタッフへのインタビュー、ゲームデータ集などが収録される予定とのこと。

 次に発表されたのは、ゲーム内イベントについて。第4回ワールドトーナメントではリアルタイムでトーナメントの様子を中継することが発表され、優勝ワールドへ提供される特典についても発表が行われた。新キャストのミフユを仲間にするためのイベントに関する発表では、ミフュを仲間にする方法として、ヨルムンガンドと呼ばれる敵キャラクターを300体倒すという条件が発表されたが、さすがにこれは冗談だったようで、会場が笑いに包まれる一幕も。

 また、本作のゲーム音楽を制作する久保田修氏と、S.F.A:Sevin氏からは、新たな楽曲が収録されることが発表され、イラストを担当する小林智美氏やNOX氏、MAGI氏は新たなコスチュームのデザインも公開。

 さらにゲーム内に登場するキャストたちの声を担当する声優陣も発表された。ナル役を小山力也さん、アニア役を豊口めぐみさん、ヘレナ役を遠藤綾さん、セルバ役を井上喜久子さん、ミフユ役を水樹奈々さんが担当することが判明した。

 最後に今後の運営に関して、4つのマニュフェストが発表された。ひとつ目は3カ月に一度のオンライン座談会の実施。ふたつ目は毎月最低2本のイベント開催。3つ目はBOT撲滅活動の継続。4つ目は3カ月ごとの大型アップデートの実施。中尾氏はこれらのマニュフェストを守ることを約束するとともに「今後、もっともっとユーザーのみなさんの意見を取り入れ、いっしょにサービスを作り上げていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します」と、最後の挨拶述べた。

金学奎氏(左)と中尾氏(右)

 続いて行われたのは、ユーザーによる金学奎氏と中尾氏への質疑応答。女性ユーザーの「男性のイケメンキャラクターの実装をお願いします」というお願いに、金裕羅氏は「イケメンの男性キャラクターは、これから悪役として登場させる予定です」と答えた。


第二部は立食パーティータイム

 第二部ではパーティに参加したユーザーたちに食事や飲み物が振舞われ、クリエイターたちとの歓談の時間が設けられた。また、スクリーンにはIMC Gamesの開発陣たちが語る開発秘話などが流され、会場は笑いに包まれていた。さらに、久保田修氏と、S.F.A:Sevin氏によるスペシャルライヴも行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。


 ムービーコンテスト入賞作品がスクリーンで上映されると、続いて行われたのは商品が貰えるジャンケン大会。ジャンケン大会に参加したは金学奎氏からはサイン入りポスターとゲーム内アイテム、小林氏からはサイン入りポスター、中尾氏からはウェブマネーカード、さらに急遽参加となった金裕羅氏からはオリジナルサウンドトラックが、ジャンケン大会の勝者にそれぞれ送られた。

 ジャンケン大会が終わり、最後に中尾氏より「今日は暑いなか集まっていただいてありがとうございます。今日約束したとおり、がんばってチャレンジしていきますので、これからもよろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました」という言葉が会場のユーザーに送られ、イベントは締めくくられた。


イベントを終え、金学奎氏と金裕羅氏にインタビュー

 イベント終了後に行われた取材陣向けのインタビューにおいて金学奎氏は「日本のユーザーは、『グラナド・エスパダ プラス』を生活の一部として受け入れてくれているということを感じ、非常に感動しました」と語った。また、金裕羅氏は「初めて会った日本のユーザーの印象がとても紳士的で感動しました。こういったユーザーと触れ合えるイベントを経験したことで、もっとがんばらないといけないなと感じました」と語った。おふたりにとって日本のユーザーと触れ合うことは、いい刺激となったことは間違いないようだ。

(C)2003-2009 IMC Games Co.,Ltd./Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc.


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