巨大なガーディアンと戦う「守護バトル」がこの夏導入――いよいよ「イース」らしさの追求へ(1/2 ページ)
「イース」の流れを汲み、そこここに「イース」を思わせるモチーフを備えた「イースオンライン」では大型アップデートが予定されている。さらなる今後の展開を聞いてみた。
日本ファルコムの傑作アクションRPG「イース」の、100年後の世界を描くMMORPG「イースオンライン」。CJインターネットジャパンがサービスを提供するこの作品は、本家「イース」のプレイ感覚、アクション性こそ引き継いでいないものの、ロムン帝国や古代イース王国といった背景設定と、メタマジックやアーツビルドといったキャラクターのスキル体系に「イース」由来の要素を持つ。3つの種族にそれぞれ2つずつの一次職が用意され、カードの切り替えで利用スキルを切り替えて戦う点が特徴となっており、アクション性の観点でいえばオーソドックスなクリックタイプのMMORPGである。
巨大な「ガーディアン」と戦って聖地を支配する守護バトル
そんな「イースオンライン」では7月30日に大型アップデートが実施され、かねてアナウンスされていた「守護バトル」システムがついに導入される。これはギルド単位で挑む領地占領戦で、舞台となるのは中央聖地、グリートの聖地、ロックの聖地、トゥビカルの聖地の4カ所。これらの地域は通常「ガーディアン」と呼ばれる強力なモンスターとその配下によって守られているが、所定のタイミングで全ワールドを対象に「守護バトル」の開始が告げられたあとには、各ギルドともエルドン城西部に配置された「守護バトルゾーン管理:NPCウムー」を通じて聖地へ移動できるようになる。
各ギルドはモンスターを倒しつつ「ガーディアン」のところまで行き、戦って「封印」可能な状態に追い込む。「封印」に成功したギルドが以降その聖地の占領者となり、そのほかのギルドは、占領ギルド+ガーディアン+モンスターのすべてと戦って、引き続き聖地の奪取を目指す。そうして、所定の約1時間が経過したタイミングで聖地を掌握していたギルドが、最終的な勝利ギルドとなる。
ガーディアンに一定のダメージを与えると石化するため、「封印」はそのタイミングで、ギルドマスターが「アウェイクガーディアン」という魔法を用いて行う。これは守護聖地の近くに建てられた「守護石像」から刻印権限強化魔法「クァロファイロード」を受けることで使えるようになる。ゲームシステム上「封印」と呼ばれてはいるものの、「アウェイクガーディアン」とはつまるところ、機能不全に追い込んだガーディアンを自分達の味方として再び起動させる手続きといえそうだ。聖地の確保に成功したギルドのメンバーは――
- 聖地にしかない商店での買い物
- 経験値22%上昇など、特殊バフ効果が得られる
- 有料アイテムと同等の専用ワープリスト
- 2Rank装備が製作可能
- 特殊カード交換
――といったメリットを手にする。
さて、この「守護バトル」システムについては7月10日に先行体験会が開かれ、募集に応じたプレイヤーと各メディアの参加のもと、テストプレイが催された。そこで実際に登場した巨大なガーディアンの攻撃はかなり重く、一撃でヒットポイントを2000近く持っていくという強力さだった。また、いったん占領に成功したギルドが聖地の中心部で的確にデバフを行うと、攻撃側はかなり苦戦を強いられる。個々のモンスターにはある程度対処できるとしても、やはりヒューマンプレイヤーを敵に回すと一味違うわけであり、それが「守護バトル」の持つ独特の面白さとなるようだ。
ただ、敵味方のプレイヤーが入り乱れる聖地での戦いでは敵味方の判別が難しく、それゆえ対象を限定しない広域のデバフが猛威を振るったのも事実。テストプレイ後に行われた体験プレイヤーと運営元の意見交換会でも、各プレイヤーに見分けやすいフラグ表示を導入してもらいたいという意見も出ていたようで、この意見がどの程度どういった形で反映されるかが、戦いの展開を微妙に左右することだろう。
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