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» 2009年07月27日 13時14分 公開

misonoが「TOS」テーマソングを約6年ぶりに熱唱――テイルズ オブ フェスティバル 2009(1/3 ページ)

バンダイナムコゲームスの人気RPG「テイルズ オブ」シリーズのファン向けイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2009」から、出演声優によるシリーズおなじみのスキット(朗読劇)やシリーズテーマソングのライブの模様をお届け。

[遠藤学(撮影:ふじたけ),ITmedia]
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 6月14日、バンダイナムコゲームスの人気RPG「テイルズ オブ」シリーズのファン向けイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2009」(以下、TOF2009)が、神奈川・横浜にあるパシフィコ横浜にて開催された。昼の部、夜の部を合わせて4時間以上におよんだイベントから、出演声優によるシリーズおなじみのスキット(朗読劇)やシリーズテーマソングのライブを中心にイベントの模様をお届けする。

 なお、出演声優は昼の部、夜の部ともに12名――ゼロス・ワイルダー役の小野坂昌也さん、ルカ・ミルダ役の木村亜希子さん、スタン・エルロン役の関智一さん、リオン・マグナス役の緑川光さん、カイル・デュミナス役の福山潤さん、ロイド・アーヴィング役の小西克幸さん、ルーク・フォン・ファブレ役の鈴木千尋さん、ティア・グランツ役のゆかなさん、ユーリ・ローウェル役の鳥海浩輔さん、エステル役の中原麻衣さん、フレン・シーフォ役の宮野真守さん、カノンノ・イアハート役の伊藤かな恵さんとなっている。

 司会進行を務めたのは小野坂さんと木村さん。TOF2008に続き大役を任された小野坂さんは、「TOF2008のステージでTOF2009をやりたいと言ってたら、本当に実現しちゃいました。本当に叶っちゃうんだね? びっくりだね。しかも、前回は文京シビックホールだったけど、今年はパシフィコ横浜になってしまうというおかしな状況です(笑)。来年もここでやって、いずれは“テイルズ オブの聖地”と呼ばれるようにしたいです」とあいさつ。一方の木村さんは「TOF2008は小野坂さんの独壇場だったようで……(スタッフさんから)タイムキープをしっかりしてくださいと言われました」と語っていた。


photophotophoto (左から)小野坂昌也さん、木村亜希子さん、関智一さん、緑川光さん

photophotophotophoto (左から)福山潤さん、小西克幸さん、鈴木千尋さん、ゆかなさん

photophotophotophoto (左から)鳥海浩輔さん、中原麻衣さん、宮野真守さん、伊藤かな恵さん

スキットその1――ようこそ凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)みなとみらい店へ!

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 ゲストにシリーズ歴代キャラクターを招いて展開するトーク番組「ビバ!テイルズ オブ」のパシフィコ横浜出張版を行う体で開始された昼の部のスキット「ようこそ凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)みなとみらい店へ!」では、ゼロスとカノンノが司会役として登場。ルカがゲストとしても招かれるも、登場するとともに「どうしよう。僕のせいで会場の空気が悪くなっちゃってるよ。皆、僕のことを責めているに違いないんだ」と早速にもネガティブ思考を爆発させる。さらには「ホットドッグ買ってきます」と、3分も経たないうちに退場してしまう。

 ルカが退場して間もなく、会場内に響き渡る警報。するとフレンとロイドが現れ、“10月に公開予定の劇場版「テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜」の主人公をバルバトス・ゲーティアに変更し、タイトルも「テイルズ オブ バルバトス 〜The First Strike〜」にしろ”との脅迫状が届いたことを明らかにする。要求が受け入れられなった場合、会場内に設置した“超振動発生装置”を起動させるとのこと。被害を抑えるべく、ロイド、ゼロス、カノンノの3人は超振動発生装置を探し、フレンは強力な防御魔術を使えるという人物に会うために会場を後にした。

 所変わって、舞台は何でも屋「凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)みなとみらい支店」へと移る。フレンが大変な目に合っているとも知らず、お客さんが来ずに、暇を持て余すユーリとエステル。お客さんが来ないのはユーリの黒づくめの衣装が原因だと考えたエステルは、接客業に相応しい衣装としてメイド服を勧める。「俺がこれを着ても喜ぶ客はいない」と言うユーリだったが、衣装を合わせた際には会場から拍手がわき起こっていた。

 しかも間の悪いことに、ユーリがメイド服を合わせていた最中に、追っ手に追われているというルークとティアが匿ってほしいと訪ねてきてしまう。「いらっしゃいませ、ご主人様」と、とっさの切り返しを見せたユーリだったが、ルークとティアからは目を背けられるなど、散々な目に合っていた。


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 気を取り直してルークたちの話を聞いてみると、横浜中華街でルークが店に並んでいた豚まんを勝手に食べてしまったとのこと。ルークは「何で勝手に食っちゃいけないんだ。モノを食べたら金を払わなくちゃいけないなんて誰も教えてくれなかっただろ。俺が悪いってのか? 俺は……」と話した後、会場のお客さんを巻き込みながら、すっかりおなじみとなった名セリフ「俺は悪くねぇ〜!」を絶叫した。

 そんな中、強力な防御魔術を使える人物=エステルに会いにきたフレンが登場するも、食い逃げ犯=ルークを捕まえにきたと勘違いしたエステルとは話がかみ合わない。前代未聞の凶悪事件が発生しているとし、「残虐非道、冷酷無比。まさに鬼畜の所業」と力説するフレンに対し、ユーリは「あの程度(豚まん食い逃げ)のことを鬼畜の所業とは、さすがに言いすぎじゃないのか。そう深刻になる事件じゃないだろ、大げさなんだよ」とたしなめる。「大げさ? ユーリはあれ(超振動発生装置)を取るに足らない小さな事件だというのか。残念だ。騎士団を抜けて、君の正義は歪んでしまったようだね。法と秩序なくして正義は貫けない」と食い下がるフレン。「くだらない。法と秩序を持ち出すような問題かよ」とユーリ。2人が言い合いを続ける横で、エステルはひとり「何だか、ものすごく正義を貫くRPGっぽい展開ですけど、微妙に話題がかみ合っていないような」という冷静なツッコミを入れていたのが印象深かった。

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 落ち着いたところで、我慢の限界に来ていたティアがルークとともにフレンの前に飛び出す。だが、ここでも会話はかみ合わず。「君たちはあの事件について何かを知っているのか?」と詰め寄るフレンに、ティアは「知っているも何も……一番の当事者だわ」と返答する。長髪バージョン(注:ルークはテイルズ オブ アビスのストーリー中に断髪するイベントがあり、それを境に性格が変わる。長髪バージョンはわがままで傲慢)だったため、ルークは「俺の身の安全どうなるんだよ」と自分勝手なことを言うが、まさか豚まん食い逃げ事件のことだとは思わないフレンは、事態を深刻に受け止める。騎士団に相談してくれない=騎士団への信頼がないと嘆くフレンは、それでも騎士団ではなく自分を信頼し、知っていることをすべて話してほしいとルークたちに請う。

 だが、ここから事態はさらに混乱の一途を辿る。例のもの(超振動発生装置)がどこにあるのか教えてほしいというフレンに対し、ルークは例のもの(豚まん)は胃袋だと返す。胃袋を暗号か何かだと勘違いしたフレンは、座席番号“1296”に例のもの(超振動発生装置)があると信じ込んでしまう。

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 そんなシリアス(?)な展開が続く中、懸賞(横浜中華街の食べ放題チケット)がかかったルークを追ってスタンとリオンが登場。「テイルズ オブシリーズの主人公ともあろうものが、そんなもののために正義の心を売り渡すというのか」とフレンはたしなめるが、食い意地の張っているスタンには通用せず。さらにルークが追われているのは豚まん食い逃げのせいだと知っているスタンは、「食べ放題チケットは抜きにして、ルークと俺たちのどっちが正義かと言えば、俺たちのほうじゃねぇか。なぁ、リオン?」と続ける。正義にも食べ放題にも興味はないと、いつも通り冷静なリオンだったが、スタンの「豚まん、お土産に買って帰るってマリアンさんに約束したんじゃなかったっけ。ルークのせいで中華街は大騒ぎで、とてもじゃないけどお土産を買える状態じゃない。手ぶらで帰ったらマリアンさん……ガッカリするんじゃ」というセリフで態度が一転。突如ルークに剣を向ける。

 もはやこの混乱をおさめる術はないのかと思われていたところ、「父さん、何をやっているんだよ。食べ放題チケットにつられるなんて……あなたは英雄じゃない。ただの食いしん坊万歳だ!」というセリフとともにカイルが現れる。ただし、面識のないスタンからは「どちらさまでしたっけ?」と、つれない返事を返されてしまう。未来から来たというカイルに対し、「こんなバカ(スタン)と結婚して、子どもを産んでくれる女がいるわけがない。嘘じゃないなら、試しに母親の名を言ってみろ」と詰め寄るリオン。「母さんの名前? ルーティ・カトレットだけど」とカイルが語ると、これに気を悪くしたリオンが、今度はスタンに剣に向ける。

 この状況を止めたのはエステルで、場を取り繕いながらカイルに何のために現代にやってきたのかを問う。「バルバトスを止めるためにやってきた」というカイルの返答に反応するフレン。ここでようやく話がつながり、豚まん食い逃げ事件と超振動発生装置の事件、2つの事件が発生していることが認識される。エステルの「フレンはルークさんの食い逃げを追っていたんじゃなかったの?」という質問に、「違います。そんな取るに足らない事件を追っている余裕など」と返すフレンだったが、「取るに足らないってのは問題発言だろうが。小さくたって立派な犯罪だぜ。法と秩序を無視したら正義は貫けない」とユーリ。相性が良いのか悪いのか? エステルも思わず「さっきと言っていることがキレイに逆転してますね」と突っ込まずにはいられない会話が展開していた。


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 すべての誤解が解けたところで、舞台はパシフィコ横浜で超振動発生装置を探すロイドたちに戻る。すべてをロイドに託し、カノンノとともに逃げようとするゼロスだったが、何とゼロスの背中に超振動発生装置が取り付けられていることが判明する。パニック状態に陥るロイドたちだったが、そこにユーリたちを引き連れたフレンが帰還。超振動発生装置にルークの超振動をぶつけてエネルギーを相殺しようと試みる。ティアが「失敗すれば日本列島がまるごと吹き飛ぶ」と脅したためか、ルークは「会場のお前ら、もし失敗しても俺のことを恨むなよ……あのセリフ、今のうちから練習しておいたほうが良さそうだな」と話すと、“俺は悪くねぇ〜!”を連呼していた。

 覚悟が決まらないルークを横目に、序盤に退場していたルカがおずおずと登場。緊急事態とあってか、カノンノから「ごめん。今はホットドッグいらないから」と冷たくあしらわれるも、ルカは「僕ならどうにかできるかも。前世がすごいことになってたんで、創世力っていうのを持っているんです。世界を生み出したり、滅ぼしたりできるすごい力で、その力を使えば超振動を消し去れるかも」と説明する。


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 一斉に“使え!”と詰め寄られるも、「願いごとをする人全員が互いに信頼しあって、心をひとつにしなければ創世力のパワーは発揮できない」とルカ。全員は会場にいるすべての人のことを指しているため、ユーリから「会場の皆、今から俺が言う合言葉をタイミング良く一緒に叫んで、俺たちと一緒に超振動発生装置の停止を願ってくれ。合言葉は“ビバ!テイルズ オブ”だ」との言葉が贈られた。「皆で言うなら“俺は悪くねぇ〜!”のほうが良くないか?」と、ひとり不満を表すルークだったが、最終的には“ビバ!テイルズ オブ”の大絶叫とともに超振動発生装置は停止した。



 スキット後のあいさつでは、自由奔放な司会を行う小野坂さんに対し、小西さんから「バンダイナムコゲームスさんは司会を考えたほうがいい。小野坂さんだからTOF2008は時間が延びたのに」とのツッコミが入る。すると鳥海さんが「年末に一番偉い人に呼ばれて“(TOFの)司会を次からどうだい?”と打診された」ことを暴露。“ユーリは人気もあるし悪くない(第4回テイルズキャラクター人気投票第1位)”と、ほかの出演者が歓迎ムードの中、すっかりと意気消沈した小野坂さんだったが、会場からの“格好いい”コールにすぐに復活を果たしていた。

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