相模北条家の3代目当主は不良大名? 新武将に北条氏康参戦――「戦国無双3」(2/2 ページ)

» 2009年08月28日 15時22分 公開
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徳川家康

 武器は槍大筒。三河の大名で、長く人質の境遇を強いられたため、思慮深く忍耐強い性格。しかし、戦いの中、織田信長や豊臣秀吉との絆を得て、やがて天下への大志を抱く。以降、強力な家臣団を率い、貫禄とともに着実に歩を進めている。

 大筒による砲撃を行う特殊技と、大筒による強力な砲撃を、自分の前方近距離に向かって行う無双奥義・皆伝を持つ。槍と大筒が一体になった武器を使用しているので、時には槍で敵を斬りつけたり、時には砲撃で敵を吹き飛ばしたりするなど、バリエーションは豊富だ。ただし、攻撃や移動の速度は遅いので、砲撃での攻撃で補いたい。



服部半蔵

 武器は鎖鎌。徳川家康に仕える忍びで、伊賀忍軍の頭領。主・家康に影のように付き従い、主の天下取りに影から尽力する。冷徹無情に任務をこなし戦いに臨むが、その心の奥底には、かすかに優しさも持ち合わせている。

 印を結び術を唱えて、自らの分身を生み出すほか、火遁や土遁などの忍術で攻撃する特殊技を持つ。目にも止まらぬ高速移動をしながら、周囲近距離の敵を斬り刻む無双奥義・皆伝も敵にとっては脅威となる。鎖鎌を使った通常攻撃は、範囲の狭さが弱点となるが、それを登場キャラクタートップクラスのスピードが補っている。いかに分身を利用するかが攻略の要となる。



稲姫

 武器は長弓。本多忠勝の娘で、父親とともに戦場に立つ、勇敢で礼儀正しい、清楚な大和撫子。厳格さと優しさを併せ持つ武人・忠勝を深く尊敬し、自らの目標としている。婚姻によって真田幸村と義姉弟の関係となり、互いのもののふとしての生き様を交差させていく。

 稲姫は、複数の矢をつがえて一斉に放つのと、一定時間攻撃中に複数の矢を同時に放つことが可能になる特殊技を持つ。上空に向かって発射した大量の矢が周囲中距離の敵に勢いよく降り注ぐ無双奥義・皆伝も強力だ。両端に刃の付いた長弓なので、近距離の敵は切りつけて、遠くの敵に対しては矢で攻撃するスタイル。刃で斬りつけてから弓矢での攻撃といったアクションも可能だ。



ステージ紹介

小田原

 豊臣秀吉が天下統一の仕上げとして行った「小田原討伐」。その戦いは、相模の国(現在の神奈川県)で行われた。小高い山の麓に位置し相模湾に面した、この戦国最大といわれた城塞都市を舞台に、時代の英傑達が集結する。

 城の内外に植え揃えられた杉並木や、整理された街並みのためか、静謐な空気が感じられる。


川中島

 川中島は、現在の長野県長野市に位置し、武田信玄と上杉謙信が長年に渡り続けてきた争いの中でも、最も激しい戦いの舞台となった場所。

 本作では、ステージ北方に位置する善光寺と、南方に広がる妻女山に挟まれた八幡原を中心に、史実同様激しい戦いが繰り広げられる。


関ヶ原

 言わずと知れた、天下分け目の「関ヶ原の戦い」の舞台。美濃国(現在の岐阜県)不破郡に位置する、ここ関ヶ原で徳川家康を総大将とした東軍と、石田三成が中心となった西軍との戦闘が行われた。この合戦で勝利した徳川家康は、この後に豊臣政権の主導権を掌握し、徳川幕府を開くことになる。

 本作では、秋深く紅葉が映える大平原にて、両軍の戦いが繰り広げられる。


三方ヶ原

 徳川家康の唯一の敗戦として有名な「三方ヶ原の戦い」の舞台。現在の静岡県浜松市北区近辺に位置するここ三方ヶ原で、徳川軍と武田信玄率いる武田軍は激突した。史実においては、武田軍の策によって歴史的大惨敗を喫した家康が、居城である浜松城へ逃げ帰ることとなる。

 本作では、遠方に浜松城を臨む雪化粧の木々と台地にて、合戦が繰り広げられる。


「戦国無双3」
対応機種Wii
ジャンルタクティカルアクション
発売予定日2009年11月
価格(税込)7140円
プレイ人数1〜2人
(C) KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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