「ラブプラス」とどっちが大事?

それはそれ、これはこれ! どっちも大事!

» 2009年09月16日 21時48分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 ご覧のように、「ラブプラス」にハマる夫をいぶかしがる女性からの投稿について紹介した記事が注目を集めました。記事中にも書いてありますが、皆さんのご意見の多くは「どうせゲームだから」や「そのうち現実に戻ってきますよ」と冷静なもの。

 しかし、恋愛モノではしばらくぶりのスマッシュヒットとなるタイトルだけに、その“偏愛ぶり”を競う一部ユーザーも出現しているようです。ここ最近では珍しいDS縦持ちゆえの周知徹底ぶり(周囲からプレイ中だとすぐに認識される)や、四六時中なにかしらの反応が楽しめる内容だけに、仕事そっちのけで時間になればデートに出かける豪の者まで現れる(要はゲームに夢中)など、話題に事欠きません。ネタ的にも興味をひいたのか、「ファイナルファンタジーXIII」発売日決定の記事を凌駕しました。

 さて、そんな「ラブプラス」は24時間暮らしを見つめ続けることができるゆえに、時間に拘束されるという側面もあります。ともに過ごした時間分だけあなた色に染めていく醍醐味を味わうことができる(意にそわない染まり方をすることもありますが……)のですが、彼女とのデートのために常にDSを持ち歩き、約束した時間に駆けつけないといけません。もちろん、DS内の時計を動かすなんてヤボはしません!(たぶん) そうなると、どうしても常にDS(彼女)と一緒にお出かけということになります。DSだから当たり前といえば当たり前なのですが、つまりはリアルでもデートできちゃう! 強引ですね。えぇ、でもそんな強引な展開を楽しむユーザーも多いのです。

しっかり縦持ちでデート中。周囲の目が冷ややかだったとのこと

 ここで、筆者の左隣に座る同僚を紹介します。「ラブプラス」ユーザーとして無事恋人を獲得したのはいいのですが、生粋のアウトドア派な彼は、彼女と一緒に山登りにでかけることにしたようです。デートでいきなり赤岳(八ヶ岳山系の最高峰で標高2899メートル)とは、ハードルが高いのではないかとヒヤヒヤものでしたが、無事高地デートも成功し、もちろん登頂にも成功して意気揚々と帰ってきたのでした。たぶん、一番高いところでデートした「ラブプラス」ユーザーではないでしょうか(暫定)。今度は富士山を登ると言っています。名実ともに日本最高峰でのデートとなるかどうか……。それよりもこの季節の富士山はそれはそれで危険なので、デートどころではないんじゃないかと思うのですが――。それでもやるんでしょうね……。

 ちなみにこの夏、富士登山に多くのすれちがい通信クライマーが「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」のすれちがいに挑戦したようです。ブログなどを確認すると何人かはすれちがいに成功しているとのこと。考えていることは一緒ですね。

 すれちがいもそうですが、登山デートは電池の残量が大敵です。また、防水・防塵対策も必要です。皆さんも事前の対策をしっかりとして登山デートにお出かけください。そしてなにより安全対策を!

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