エレクトロニックアーツの新作タイトルが一挙公開!! 「EA SHOWCASE TOKYO 2009」リポート(1/2 ページ)
9月23日、「EA SHOWCASE TOKYO 2009」がエレクトロニックアーツにより開催された。次々と明かされる新作タイトルの情報に会場は沸き返っていた。
数々の新作が期待を集めたイベント。その内容と雰囲気をご紹介。
六本木ヒルズのモリビル52階で行われた本イベントは、東京ゲームショウの前日ということ事もあり、海外メディアの方々も多く見受けられた。本イベントのプレゼンで発表されたタイトルは以下の通りだ。
- 「少年鬼忍伝 ツムジ」(ニンテンドーDS)
- 「FIFA10ワールドクラスサッカー」(プレイステーション3、PSP、Wii)
- 「デッドスペース エクストラクション」(Wii)
- 「Army of Two: The 40th Day」(Xbox 360)
- 「Battlefield Bad Company 2」(Xbox 360)
- 「ダンテズ・インフェルノ」(プレイステーション3、PSP)
- 「ニード・フォー・スピード ナイトロ」(Wii、ニンテンドーDS)
- 「ぼくとシムのまち エージェント」(Wii、ニンテンドーDS)
- 「LEFT 4 DEAD 2」(Xbox 360)
今回の新作タイトル発表のプレゼンでは、いくつかの目新しい情報に会場からは拍手が巻き起こったり、来場者のリアクションもかなり良かったようだ。プレゼンはまず、「少年鬼忍伝 ツムジ」から始まり、「Battlefield Bad Company 2」のプレゼンが終わると、試遊台が解放された。試遊はどのタイトルも盛況で遊ぶ人もそれを見る人も、新作タイトルの魅力に、誰もが夢中になっていた。それでは、プレゼンで発表されたタイトルの中からいくつかピックアップしたタイトルを紹介していこう。
いよいよ注目のビッグタイトルを紹介!まずは、世界中で高評価を受けている「Left 4 dead」の続編「Left 4 dead 2」
あふれ出るゾンビを最大4人で協力して、ひたすら撃ち倒し、ゴールを目指すサバイバルホラーゲーム「Left 4 dead」がPC・Xbox360で発売され、世界中で大ヒットを記録したのは記憶に新しいが、その続編「Left 4 dead 2」が早くも登場。本作には大きな期待が寄せられていたようで、事実、プレゼンが始まった際には、会場の空気が変わったのを感じられたほどだ。Valveのレベルデザイナーである、キム・スウィフト氏によると、今作は、前作「Left 4 dead」より大きな、壮大なスケールのシナリオで成り立っているという。発表されていないマルチプレイヤーモードと、前作から引き続き遊ぶことができる「サバイバルモード」に加え、マルチプレイモードには数種類の追加要素があるとのことだ。リリースは11月20日、PCとXbox360での発売とのこと。
新要素・リニューアルに近い部分も含め、プレイして分かる要素の数々
試遊台は、4つのXbox 360が繋がっているスペースで、4人協力でのプレイが可能になっていた。完成度の高いマルチプレイは相変わらずで、筆者も他の人間も、思わず声を出して連携しつつ、プレイをしていた。このゲームで言うゾンビというのは、感染症におかされた「感染者」なのだが、その中には「ユニークゾンビ」という感染者たちがいる。そこでまず「Left 4 dead 2」に新たに加わる要素として「ユニークゾンビの追加」という点が挙げられる。前作にも数種類のユニークゾンビがおり、それぞれ固有の攻撃手段でプレイヤーに大ダメージを与えたり、もしくは動きを封じたりする。「Left 4 dead 2」では新たに、不気味な笑い声をあげながら頭に乗りかかってきたり、プレイヤーを捕まえては地面に叩き続けたり、さらには緑色の液体を噴射してくるなど、前作のユニークゾンビ達とは似て非なる新たなゾンビが登場している。
そしてゾンビを攻撃する武器については、至近距離用の武器である「斧」などが新たに用意されていた。この武器は、制限弾薬数のないハンドガンのスロットと引き換えに持つことができ、自分にまとわりついてくるゾンビをある程度まとめて両断できる。前作まではゾンビに囲まれてしまったら銃器ひたすら殴り続けるしかなかったという状況も、この武器の登場によって大きく変化しそうだ。シナリオについては一部分しかプレイできなかったため、プレゼンで語られた「壮大なスケール」を察するには至らなかったものの、追加のマルチプレイ要素と合わさって、製品版の発売にとても期待が高まる作品だ。
開発者が最高の戦場FPSと自負する「Battlefield Bad Company2」
大人数で戦場を駆け回るFPSとして有名な「バトルフィールド」シリーズの最新作である、「Battlefield Bad Company2」が、その内容を明らかにした。今回プレゼンで紹介されたのは、砂漠が舞台の新しいマルチプレイマップ。そのマップの紹介と同時に、エグゼクティブプロデューサーのカール・マグナス・トレードソン氏と、シニアプロデューサーのパトリック・バッハ氏により、本作における特徴・調整についても語られた。
まず、今作は「ディストラクション2.0」という、前作「バッドカンパニー」の「フロストバイトエンジン」を強化した形であるエンジンを使用している。すべての建物を破壊可能であり、敵が隠れている部分を破壊する事はもちろん、壁に穴を開け、そこからカバーしつつ穴を覗いての射撃を行う、といったこともできるという。バランス調整については、ビークルの強化が挙げられ、戦車だけではなく「APC」や「ヘリコプター」など、様々な乗り物を強化したとのことだった。さらにプレイヤーのカスタマイズについては、15000以上を超える組み合わせが可能となっている。
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