光と闇に焦点を当てたサイコスリラー「Alan Wake」ってどんなゲーム?TGS2009

Xbox 360用ソフト「Alan Wake」は、「Max Payne」シリーズを手がけたフィンランドの「Remedy」が開発しているアクション・サイコスリラーだ。TGS2009に合わせて来日していたRemedyのオスカリ氏とマティアス氏に話を聞いた。

» 2009年09月27日 03時45分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 Xbox 360用ソフト「Alan Wake(アラン ウェイク)」は、ベストセラーサスペンス作家である“アラン ウェイク”が、長いスランプから逃れるために訪れた小さな町・ブライトフォールズで、婚約者の謎の失踪をきっかけに悪夢の世界へと足を踏み入れていくアクション・サイコスリラー。幻想と現実が交錯する世界で、アランは「光」を武器に闇に立ち向かっていくことになる。

 開発は「Max Payne」シリーズを手がけたフィンランドの「Remedy」が担当。今回はTGS2009に合わせて来日していたRemedyのオスカリ氏とマティアス氏に、開発中のゲーム画面を見ながら話を伺うことができた。

photo (左から)オスカリ氏、マティアス氏

 プレイヤーにジェットコースターのような体験をしてもらうため、Alan Wakeを心理的なアクションスリラーにしたとマティアス氏は話す。「スリラーではムードやサスペンスといった要素も重要となりますが、Alan Wakeではそれ以上に、恐怖を感じてもらうためのストーリーを大切にしています。ストーリーはテレビの連続ドラマのように構成されており、ひとつのストーリー終わって次のストーリーに続いていくんです」(マティアス氏)

 ゲーム中、アランを襲うのは闇にとりつかれた地元の住民たち。アランはこれに対し、懐中電灯などの光を使って対抗することになる。時には発電機を動かして街灯を復活させるなど、光の安全地帯をプレイヤー自らが生み出すことも必要になるという。

 「アランは武器(銃器)も持っていますが、光を当ててからでないと地元の住民たちにとりついた闇は倒せません。武器や銃器よりも光がプレイヤーにとって重要なんです。回りにどのような光源があるかを見極めながら進まなければなりません」(オスカリ氏)

 「“闇は恐いところで光は安全”というのは子どものころから誰もが持っているものだと思います。例えば真っ暗な山の頂上にいて、遠くに明かりの灯っている小屋が見えたとしたら、そこにたどり着かなければならないと思いますよね? こういった仕掛けがプレイヤーが進むべきゲーム中の目安にもなります」(マティアス氏)

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 TGS2009での初公開の情報として、FBIの捜査官であるナイチンゲールが登場することが明かされた。ナイチンゲールは、ブライトフォールズの異変がアランのせいだと考えおり、執拗に追いかけてくるという。つまりアランは、闇の存在と戦いながら失踪した婚約者を探し、なおかつ警察の追跡から逃れなければならないのだ。

 さらに言えば、警察から追われている時は、味方であったはずの光が敵となる。光を当てられる=警察に居場所がバレてしまうからだ。「警察から追われる際には、それまでは味方だったはずの光を避けながら慎重に進むことになります。しかもアランはこの時、光も武器も持っていない丸腰状態なんです。ただ、警察に追われているからといって闇の存在がアランを放置してくれるわけでもありません」(マティアス氏)

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 銃器を持っているはずのアランが丸腰状態なのはなぜか? 丸腰状態で闇の存在に襲われたらどうするのか? など、数々の疑問が生じたものの、残念ながらここで時間がきてしまった。この辺りに関しては、今後の続報を楽しみに待っていてもらいたい。

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