ブラウザゲームの常識を覆す超絶の難易度――「アップルシードタクティクス」(1/3 ページ)
ゲームポットが運営する「アップルシードタクティクス」は、オープンβを終え、いよいよ10月29日(木)午後6時より正式サービスを開始する。
インストールなしで手軽にプレイできるブラウザゲームでありながら、ウォー・シミュレーションゲーマーを唸らせる本格派のシステムを持つ異色作「アップルシードタクティクス」。その狙いについて、ディレクター書き下ろしのコメントを掲載しよう(なお、本記事はレビューでなく、デザイナーズ・ノートです。客観的な視点に基づく記事であるかは、本記事をお読みになり、実際にゲームをプレイされて確かめてみてください)。
たまにはガチでゲームをしてみませんか?
“ルールはシンプル、しかし常勝できない”。
これがある意味ゲームの理想ではないかと思う。なぜそれが可能になるかと言えば、プレイヤー同士の思惑が交錯し、それが予測不可能な、しかし対応は可能な事態を生み出すからに他ならない。
近年、カジュアルゲームが大流行している。それ自体は悪いことではないと思うし、需要にも応えているのだと思うが、あまりにそっちに寄りすぎて勝ち負けを競うというゲーム本来の要素がないがしろにされているのが寂しくて仕方ない。とことん勝敗にこだわって、真剣勝負で競い合うゲームがどこかにあってもいいのではないだろうか。
もし、あなたがちょっとした気晴らしや時間潰しに向いたゲームを探しているのなら、ここから先の記事はまったく意味がないだろう。だが、腰を据えてじっくりとゲームに挑み、勝利の快感を得たいと思うのなら、どうぞ先を読み進めて戴きたい。
ようこそ! あなたのような方を待っていました!
アップルシードタクティクスは、2つのメインコンテンツから成っている。ここでは、そのうち、「アップルシードタ:C」と呼ばれるコンテンツについてお話ししたい。Cは、ConflictまたはCombatの略。スペック的に言えば、「多人数同時参加型の戦略シミュレーションゲーム」。もちろん、人気漫画家・士郎正宗氏が描く同名のコミックに基づいた世界が舞台だ。
映画版などではあまり描かれていないが、原作コミックのテーマは“滅亡に瀕した人類が理想とする未来を求めて苦悩する”姿にある。このハードな世界を借りて、サバイバルバトルを繰り広げようというのが本ゲームの狙いである。
で、そのハードな世界をいかに描くか。アクションやシューティングにするのもアリなのだが、今回は反射神経勝負ではなく、頭脳勝負のほうに重きを置いてみた。勝敗の鍵を握るのは、心理戦に耐える精神力と、適時適切な対応を可能にする柔軟な思考である。
プレイヤーは5つの勢力に分かれて勝利を競うことになるのだが、その根底にあるゲーム性はというと――突然だが、ここで5人で行うジャンケンを考えていただきたい。
やり方は普通のジャンケンと同じ。ただし、2つルールを付ける。
1つ目は、各自が事前に何を出すか宣言することと、それに対して他人が質問できること。つまり、1人目が“パーを出します”と言ったら、他の4人は“本当にパーを出しますか?”“実はグーを出す気でしょ?”などと尋ねることができるのだ。もちろん、宣言通りに出す必要はない。ダマシ、ブラフ、心理誘導、すべてアリ。
2つ目は、負けなければ勝ちとして扱うこと。例えば、自分がチョキを出せばグーを出した人がいなければ勝ちとなる。
この宣言付きジャンケンで連戦連勝できる人がいるだろうか。相手が変わっても勝ち続けられる人がいるだろうか。さらに、複数のプレイヤーが1チームを組んで行ったとしたらどうだろう? 例えば、20人のプレイヤーが4人ずつ5チームに分かれるのだ。何を出すかの選択は4人で協議して行う。こうすると、常勝街道を突き進むのはますます難しくなってくる。
しかし、不可能なことと一見不可能なことは違う。そして世の中には多くの人間が、多くのゲームプレイヤーがいる。どこかには、こうした極度に難しいことを達成できる人がいるかもしれない。ひょっとしたら、それはあなたなのかもしれない。アップルシードタクティクスでは、そんなあなたの参戦を待っている!
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