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» 2009年10月29日 13時41分 公開

ブラウザゲームの常識を覆す超絶の難易度――「アップルシードタクティクス」(3/3 ページ)

[ITmedia]
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妥協も協調も不可能! 激突必至の5つの主義

 ここまでをまとめると、同じ勢力に所属する者同士が連携を取り、ボードゲーム&カードゲームテイストを持ったゲームで勝利を目指す。これがアップルシードタクティクスの基本的なイメージとなるだろう。

 できるならば、ルールについてもご説明したいのだが、シミュレーションゲームの悲しい性、それをやり出すとページが膨大になってしまう。なので、詳しくは公式サイトからルールブックをダウンロードして確かめて戴きたい。いずれにせよ、ゲーム前には読んでおくことが必須なのでご容赦を願いたい。

 ただ、最後にプレイヤーであるあなたが所属することになる5つの勢力についてご紹介しておきたい(勢力名に*が付いている勢力は本ゲームオリジナルで原作には登場しない)。

大西洋上に浮かぶ人工島が基盤のオリュンポス。初期首都であるガイアシティは全都市中、最高の豊かさを誇る

 まず筆頭に来るのは「オリュンポス」。原作コミックにおいて中心となった勢力である。ここの特徴は、人類を滅亡から救うためには、人類を統治から外さなければならない、という極めて厳しい鉄則を持っていることだ。人類に代わって政治を主導するのは、スーパーコンピュータと遺伝子改造技術が生んだバイオロイドと呼ばれる特殊な人間たち。バイオロイドは作成段階で人間の持つ負のメンタリティを排除されており、悪しき精神に引きずられて道を誤ることがない。ゆえに滅私の精神のもと、完全な理想社会が建設可能になる。


ピレネー山脈を挟んでオリュンポスと対峙するユナイテッド・リパブリック。疲弊した欧州の復興はなるか?

 こうした人間を見限る姿勢に対して、真っ向から反発しているのがイングランドとフランスが統合して誕生した「ユナイテッド・リパブリック(*)」。彼らは人間の持つ可能性を最大限に評価し、人類の未来を決せられるのは人類のみ、という主張を取る。とはいえ、多くの人間たちが過去において過ちを犯したことも事実である。ユナイテッド・リパブリックはそれに対して、厳然たるエリート主義、彼らの言葉を借りれば、真の貴族主義を持って対抗する。選ばれた人間による、理想の政治である。


貧しい都市と過酷な地形に囲まれた自由アフリカ。辺境にあって周辺に敵国が存在しないメリットを活かせるか

 バイオロイドであろうと、真なる貴族であろうと、一部の者が多数の上に君臨する構造は同じだとして、自由と平等を主張するのが「自由アフリカ(*)」。人類発祥の地であるエチオピアに本拠を置き、荒廃した地球で絶望に打ちひしがれていた人々に光をもたらした義賊的な武装集団だ。彼らは横の団結を尊び、上下の支配を嫌う。しかし、自由と平等は人類の歴史において何度も唱えられながら、一度として達成されなかった理想でもある。はたして彼らにそれを成し遂げる力はあるのだろうか?

 どんな理想も思想も関係ない。勝った者が勝者であり、勝者こそが理想であると考えているのが「アメリカ帝国」。原作にも主に悪役的なスタンスで登場したが、本ゲームでは若干設定が変えられており、あからさまに非人道的な行為は表向き否定されている。とは言っても、世の中に裏と表があるのは当たり前であり、果たされない理想は、果たされた現実に劣ると考える勢力である。北米・テキサス州一帯を足場に、失われた世界帝国の夢を追って彼らは覇道を突き進む。


テキサス一帯を根拠に不屈の魂と隠さざる野心をたぎらせるアメリカ帝国。初期の攻撃力は全勢力中でも随一

 最後に、変わりゆく世界の中で最強のプロテクト集団たらんとしているのが、南米・アマゾン流域に本拠を構える「ナグルファル(*)」。ドイツからの亡命者が作り上げた純粋武闘派集団で、戦いのために戦い自体を行うことを自らの存在意義とする。彼らはいずれの主張も否定しない。同時に肯定もしない。ナグルファルが認めるのは、自分たちを倒した勢力のみである。一見するとただの狂犬。だが、歴史が支配しようとする者と抵抗する者の葛藤によって鍛えられてきたのも事実である。彼らの獰猛な牙はより強固で普遍な未来を築くために向けられているのだ。


アマゾン流域を要塞化して戦いに備えるナグルファル。広大な南米を固めるか、電撃戦で他地域へ攻め込むか

 これらがあなたが所属し、その勝利のために戦うことになる勢力となる。ゲームは1週間を区切りとして行われるので、一般的なMMO・RPGなどと比べるとかなりサイクルが速い。一度敗れても再戦の機会はすぐ来るし、一度勝ったならば連勝の機会もすぐに来る。なお、手に入れたカードや経験値などの成長要素はゲームがリスタートされても継続される(例外あり。詳しくはルールブック参照)。

 これ以上の説明はここでは難しい。後は公式ホームページでお待ちしている。来たれ、未来の戦士諸君!

(C)士郎正宗/青心社/M2 Published by Gamepot Inc.


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