特集
» 2009年10月30日 20時45分 公開

第2回「なぜプレイヤーは“ハイスコア”に夢中になるのか?」なぜ、人はゲームにハマルのか?(1/3 ページ)

いわゆる「ハイスコア」の存在が大きかったのではないでしょうか?

[鴫原盛之,ITmedia]

達成感?

「ショットを撃ちまくって敵を倒すのが快感だから」

「お気に入りの主人公キャラになりきって遊べるのが面白い」

「音楽がノリノリで聞いているだけでも楽しい!」

 などなど、ゲームにハマる理由は人それぞれ。ただ、ゲームの黎明期である1980年代初頭という時期に絞ってみると、当時のプレイヤーがゲームに夢中になった大きな要因のひとつに、いわゆる「ハイスコア」の存在があったことはまず間違いないところだろう。

 当時のゲームはジャンルを問わず、画面を見ると必ずプレイヤー自身のスコアとは別に、その日遊んだ全プレイヤーの中での最高得点である「ハイスコア」も同時に表示されていた。これはいわゆるビデオゲームに限らず、エレメカのモグラたたきや輪投げ、あるいはパンチングマシン(※パンチの威力をキログラムで表示する)などでも同様だ。この演出によって、プレイヤーは自分自身の実力を客観的に知ることができるとともに、「この次は、ハイスコアを取ったヤツに絶対勝ってやる!」などと挑戦意欲を大いに煽り、いつの間にかそのゲームにハマッてしまうというわけである。

 と、いうことで今回は「ハイスコア」をテーマにして、人がゲームにハマってしまう理由をお話していこう。

1978年に登場し、空前のブームを巻き起こした「スペースインベーダー」にも、やはりハイスコアの表示は存在した(写真はファミリーコンピュータ版のもの)

(C)TAITO CORP. MCMLXXXV
ギャラガ

 まずは1981年に発売され、一世を風靡したナムコのシューティングゲーム「ギャラガ」を例にとってみよう。このゲームではスコアが上位5位以内に入るとネームエントリーができるようになっているが、まずは以下の2種類のムービーを再生し、音声をミュート状態にしないで(ココ重要!)それぞれ見比べていただきたい。

 すぐに気づかれたとは思うが、ネームエントリー曲がそれぞれ異なっているのがおわかりいただけたことだろう。実は本作品では、1位のときと2位〜5位の場合とでは違った曲があえて流れるようにしている。2位以下の曲をあえて変えることによって、1位になったプレイヤーにはより達成感を味わえるよう祝福し、2位以下のプレイヤーには健闘をたたえつつも、「次こそは記録を抜いて1位の曲を聞いてやるぞ!」と、さらなるモチベーションを喚起しているというわけだ。


「ギャラガ」1位ネーミング画面


「ギャラガ」2位以降のネーミング画面


※PS版「ナムコミュージアムVol.1」より。
(C)1995 NAMCO LTD. ALL RIGHTS RESERVED
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!