日本、悲願の初優勝、強豪タイ・フィリピンを制す――「ラグナロクオンライン」世界最強ギルド決定戦RWC2009(3/5 ページ)
韓国とタイ、強豪同士の激突はタイが制する
1回戦はさらに進んで、第五試合はベトナム vs. マレーシア。ベトナムはRWC初参加、どちらのチームについても事前情報の少ないカードであったが、ふたを開けてみるとマレーシア側は1本目からジプシーのスクリームとチャンピオンによる攻撃を主軸にした陣容で臨んだ。だが、スナイパーを編成に組み込んだ個性派のベトナムチームはこのパターンをも想定していたのか、マレーシア勢の揺さぶりにもよく耐えた。先陣を切ったプロフェッサー、ハイプリーストを返り討ちにして戦局を有利に運び、勝利を収める。2ラウンド目ではマレーシアのチャンピオンが阿修羅覇凰拳を耐え切られ、逆に集中攻撃を受けて沈み、続いて前に出たハイウィザードがスナイパーに討ち取られて、2本目もベトナムが制した。
第六試合のフランス vs. タイは、タイによるワンサイドゲーム。1ラウンド目はオーソドックスな編成同士の対決ながら、タイチームはチャンピオンの阿修羅覇凰拳で続々とフランス勢を沈めていき、迅速に勝利した。タイは2ラウンド目で編成を変え、近接攻撃職のチャンピオンを外し、アサシンクロスとスナイパーを入れて遠距離攻撃指向に切り替えた。戦術が大きく様変わりするのも事実だが、やや理解に苦しむこの編成は、もしかするとどこかでスナイパーを実用するための肩慣らし的意味合いだったのかもしれない。結果として、スナイパーの打たれ弱さが裏目に出ることはなく、射撃スキル「ファルコンアサルト」が猛威を振るって第2ラウンドも瞬く間にタイの勝利で終わった。
シード枠獲得でこれが最初の試合参加となるフィリピンと、ドイツによって戦われたのが2回戦第一試合。互いにオーソドックスな編成で、第1ラウンドは互いのパラディンが「プレッシャー」を撃ち合うところから始まった。ドイツ側チャンピオンが阿修羅覇凰拳を繰り出すも、これはパラディンのリフレクトシールドによる返り討ちに遭って逆に脱落し、そのまま劣勢に追い込まれてフィリピンが1ラウンド目を制する。これで意気をくじかれたのか2ラウンド目では、後退配置気味の布陣をとるドイツのプロフェッサーがフィリピンのチャンピオンによって早期に仕留められ、そのまま一人ずつ落ちてフィリピンの勝利となった。
2回戦第二試合はブラジル vs. アメリカ。第1ラウンドは互いにオーソドックスな職業構成で、双方のパラディンによる小競り合いに続き、ブラジルのチャンピオンがアメリカのパラディンを阿修羅覇凰拳で葬る。だが、アメリカも果敢に反撃して、なんとブラジルのチャンピオンがアメリカのチャンピオンに倒される。ブラジル側はパラディンの活躍でアメリカチームに損害を与え続けるも、決定力不足はいかんともしがたく、アメリカ側のチャンピオンが一人ずつブラジル側を沈めていき、1ラウンド目はアメリカが勝利した。
2ラウンド目のブラジルはチャンピオンの代わりにジプシーを組み込んで、戦術の転換を図る。この試みは功を奏し、相次ぐスタンの間にアメリカ側はパラディンが倒され、一時はランドプロテクターの張り直しもままならないほど陣容をかき乱される。
ブラジルチームのハイウィザードは混乱に乗じて、この試合で用いられたマップならではの攻撃手段である「ウォーターボール」を連射する。スタン攻勢とクラウンのアローバルカンとの連携でアメリカのチャンピオンが倒れたあとは、くしの歯が欠けるようにアメリカ勢が落ちて、第2ラウンドの勝者はブラジルとなった。
ブラジルは3ラウンド目にもジプシーを投入し、パラディンと連携して攻撃に当たるが、チャンピオンを主体としたアメリカの攻勢で早期にクラウンを喪失、続いてパラディン、ジプシーと失っていき、最終的な勝者はアメリカとなった。
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