世界の覇権を狙う5つの勢力が相まみえる――「アップルシードタクティクス」第1回戦詳報(3/3 ページ)

» 2009年11月05日 16時08分 公開
[ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

総括:正確な情勢判断で栄冠を手にしたアメリカ帝国

 では最後に今回の戦いを振り返ってみよう。

 勝者となったアメリカ帝国は、適切な時機に適切な目標に対して戦力を集中するという、王道に徹した戦略を見せた。最初の飛躍となった欧州占領戦、勝利を決定づけたガイアシティ攻略戦とも、敵に反撃のいとまを与えず一気に攻めたてた攻撃が印象に残る。UR滅亡時点では最下位だったものの、そこから力を蓄え、最後に差し勝った試合運びは見事だった。

 オリュンポスは終盤に崩れたものの、ケープタウン無償譲渡によるナグルファルとの共同作戦は今回の白眉といえる優れた作戦だったといえよう。そのケープタウンを再奪取しようとしたことが敗北の要因となったことは皮肉としかいいようがない。

 序盤突っ走った自由アフリカは人数こそ最大を誇ったものの、それをまとめる人間を欠いたことが響いた。各自が眼前の敵に応戦してしまうことが多く、数を組織力まで生かし切れなかったのが悔やまれる。

 終始苦戦を余儀なくされながらも第2位を取ったナグルファルは敢闘賞もの。アラビア海まで攻め込んで自由アフリカを脅かした機動力は勢力のイメージである餓狼に相応しかった。ただ、終始戦略の主導権を取れず、他勢力に合わせて動くしかなかったためにトップは遠かった。

 URは自由アフリカの勢いに呑まれた形で今回は見せ場を作れなかった。次戦に期待したい。

 さて、第1回戦は以上の結果となったが、アップルシードタクティクスは1週間を1サイクルとするゲームなので、第2戦はすぐに開戦される。次戦ではあなたもこのエキサイティングな戦いに参戦し、自らの叡智と力を試してみてはいかがだろうか。詳しくは公式サイトにて。乞う、新たなる戦士諸君!

(C)士郎正宗/青心社/M2 Published by Gamepot Inc.


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」