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» 2009年11月05日 18時53分 公開

「115円でライフ+5」――あなたなら買いますか? 買いませんか?日々是遊戯

iPhone/iPod touch用アプリ「Parachute Panic」において、先日実装された追加コンテンツが話題となっています。その名も「永久ライフアップグレード」、つまり……。

[池谷勇人,ITmedia]

これはプライドの問題なのかもしれません

 残念ですが、あなたはゲームオーバーになってしまいました。でもあと115円払ってくれるなら、ライフをもう5機増やしてあげますよ――。

 もしもゲームをプレイしている最中、耳元でそんなことを囁かれたとしたら、あなたならどうしますか? 今はまだ少ないですが、近い将来、こうした形での「追加課金」は当たり前になっていくかもしれません。

 iPhone/iPod touch用アプリ「Parachute Panic」を販売するFDG Entertainmentは先日、同タイトルのアップデートを行い、ゲーム上から「追加ライフの購入」を行えるようにしました。

 「Parachute Panic」の目的は、上空の飛行機からパラシュートで次々降下してくる棒人間たちを、下で待っている船の甲板に無事着地させてあげること。スクリーンを指でなぞるとその方向に風が吹くので、これを使って落下地点にうまく誘導してあげるのがポイントとなります。棒人間たちが海に落ちてサメに食べられてしまったり、ヘリやUFOといった邪魔者に当たってしまうと1ミス。初期状態でのライフは5、つまりは5回ミスした時点でゲームオーバーとなってしまいます。

「Parachute Panic」のゲーム画面。手書き風のユルユルなグラフィックが、何とも言えないイイ味を出してます

 今回実装された追加コンテンツは、ゲームスタート時のライフを5から10に増やすというもの。価格は115円で、一度購入すれば次のプレイからはずっとライフ10でプレイすることが可能となります(ちなみにアプリ自体の価格も115円)。これまでiPhone/iPod touch用アプリでも、ステージやキャラクターなどの追加販売はありましたが、「追加ライフの販売」というのは前代未聞。これを受けて、ネットの掲示板などでは今回の課金方法について「アリか、ナシか」をめぐって様々な議論が交わされる形となりました。

 今のところ多いのはやはり、「お金でライフを増やすなんて馬鹿げてる」、「そのうちきっと、追加コンテンツを買わないとまともに楽しめないようなゲームも出てくる」といった、追加課金方式への懸念を示すもの。しかし一方で、「買うか買わないかは自由。選ぶのはユーザーだし、選択肢が増えるのはいいことじゃないか」といった“賛成派”も少なからずおり、議論はまだまだ白熱している模様です。

ポーズメニューやオプション画面から「BUY MORE LIVES」を選ぶと、ライフの購入画面へ進むことができます

 さすがに「ライフの販売」というのはちょっと露骨すぎたかとも思いますが、実はこうした追加課金は、今ではそれほど珍しいものではありません。オンラインゲームのアイテム課金をはじめ、家庭用ゲーム機でもダウンロードコンテンツ(DLC)の販売はもはや当たり前になっていますし、mixiアプリで人気の「サンシャイン牧場」も、つい先日アイテム課金に乗り出し話題となっていました。そういえば以前、この連載でも「テイルズ オブ ヴェスペリア」のダウンロードコンテンツについて取り上げたことがありましたよね(レベルやお金の販売はアリ? ナシ? 「TOV」のダウンロードコンテンツをめぐって議論白熱))。

 ゲームの開発費が膨らむ一方で、特にiPhoneアプリなどは価格を高く設定しにくい風潮もあり、メーカーが「追加課金」に新たなフロンティアを求めたがるのも当然の流れなのかもしれません。ネット上では賛否両論の「ライフ販売」ですが、あなたはアリだと思いますか? それともナシだと思いますか?

(C) FDG Entertainment GmbH & Co KG


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