小野坂昌也のトークに水樹奈々、冬馬由美も振り回されっぱなし!? OVA「テイルズ オブ シンフォニア テセアラ編」先行上映会

OVA「テイルズ オブ シンフォニア シルヴァラント編」の続編となる「テイルズ オブ シンフォニア テセアラ編」の第1巻が遂に完成した。小野坂昌也さん、水樹奈々さん、冬馬由美さんらも登壇した先行上映会の模様をリポートする。

» 2009年12月18日 12時01分 公開
[ふじたけ,ITmedia]
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 数ある「テイルズ オブ」シリーズの中でも屈指の人気を誇る「テイルズ オブ シンフォニア」。そのOVA第2期となる、「テイルズ オブ シンフォニア テセアラ編」の第1巻が遂に完成した。前期のシルヴァラント編の最終巻リリースから早2年、満を持しての登場だけあって、目が離せない。

 完成を記念して、12月12日から18日まで、池袋テアトルダイヤにて先行上映会が開催されている。今回は、その初日の模様をリポートする。当日はゼロス・ワイルダー役の小野坂昌也さん、コレット・ブルーネル役の水樹奈々さん、リフィル・セイジ役の冬馬由美さんがステージに登壇した。

左から冬馬由美さん、水樹奈々さん、小野坂昌也さん

今日も小野坂さんの舌は絶好調

 トークは収録当時の様子を振り返ることから始まる。水樹さんは全員集合しての収録に参加できず、かなりショックだったそうだ。これに対して小野坂さんは「収録している時はみんなで『奈々ちゃん、奈々ちゃん』言いながらやってたよ。小西克幸君はもちろん、周りみんな『コレット可愛いなー』から『奈々ちゃん可愛いなー』って!」と、今日も軽快なトークで飛ばす。

 笑いながらも疑いの眼差しを向ける水樹さんに対し「今度出てない時に後ろから見てればいいよ。『奈々ちゃん、しゃべって、奈々ちゃん!』って言ってるから」と勢いよく続け、水樹さんは「言ってないですよね?(笑)」と冬馬さんに確認。冬馬さんは頷き、小野坂さんの嘘が発覚して観客は大笑い。


会場アンケートの結果次第であの人の生死が決まる

 続いての話題は第2巻以降の展開について。なんと、今回開催される一連の先行上映会でのアンケート結果次第で、ゲーム本編同様にゼロスの生死が決まるという、OVAならではの方針が発表された。

 ゲームの発売後、かなり大きな話題を呼んだゼロスの生死について、小野坂さんは収録当時を振り返る。「俺も悪かったと思うんです。死ぬシナリオの方を先に収録したんですけど、すごい力入れて録っちゃったんですよ。もう、半泣きになりながら。その後、生きてる方もあるんでって言われて『あれ?』って(笑)。力の入れようが違ったかもしれない」

 水樹さんの「それってダメなんじゃ(笑)」という突っ込みに、小野坂さんは「おっしゃるとおりです! ダメな大人なんですね……」と弱気にポツリ。冬馬さんが「大丈夫。ゼロスは人気キャラクターじゃないですか」とサポートするが、「ゼロスの代わりにパーティーに入る人ってクラトスじゃん? クラトスって俺が6位の時も1位、3位の時も1位……」(小野坂さん)と立ち直れない方向へ。

クラトスの人気のポイントはどこ?

 クラトスの人気ぶりについて冬馬さんが、「どうしてクラトスって人気あるんだろうね? かっこいいって思ったことが一度も無いんだけど(笑) ゼロスとかロイドとか、必死に、素直に生きてる人の方が好きだなぁ」とクラトスに対しての印象を述べる。小野坂さんは一瞬で息を吹き返し、「おーーい、冬馬ちゃん! それは立木文彦さんを見てるから?」と突っ込んで観客を大笑いさせる。

 小野坂さんは続けてクラトスの魅力について語る。

「子どものころはいつでも素直に生きるでしょう。でも、自分のことを考えてみて。大人になったら、犠牲にしなきゃいけないことがどんどん出てくるじゃない。だけど、クラトスは自分で道を選んできたわけ。だから、そういうところに感動しちゃう大人たちがクラトスに投票するわけですね。男は分かっちゃうわけ。息子のために強くいなければならないクラトスのことを。泣いちゃいますね。僕、やっぱり死ぬかもしれん(笑)。大丈夫、死ぬことになっても100%の力でやります。『ゼロスが死ぬ方がシナリオよかったけど、もし生きてたら……』的なことをアンケートに書いてくれたら、最後に『ロイド君、生きてたよ俺!』って出てくるかもしれない(笑)」

約13分で、シルヴァラント編をおさらい

 今後の展開に期待させながら、ここでシルヴァラント編のおさらいへ。「12分56秒でわかる! シルヴァラント編」というタイトルで編集されたムービーを鑑賞して、みんなでおさらい。小野坂さんはコレットの可愛さに悶えたりしてみんなを笑わせつつも、3人とも夢中で本編に見入っていた。

コレットの可愛さを絶賛する小野坂さん

 おさらいの上映後はトークも終盤に入る。本作のOPテーマを担当した水樹さんは「歌詞とキャラクターとのリンクとか、OPのカットも歌に合わせて、こだわって作ってくださったので感激しました。テセアラ編はコレットが声を失ったところから始まるので、『天空のカナリヤ』というタイトルを付けて、歌うことを忘れたカナリヤとリンクするように作っていきました」と語った。

 歌の話題続きということで、水樹さんの紅白歌合戦出場決定をみんなでお祝いし、最後は小野坂さんが「すごく楽しくてすごく泣けるお話なので、最後までご覧になってくださいね。そして、どうぞアンケートの方もよろしくお願いします」と真摯に述べて、イベントは終了した。


 なお、OVAテイルズオブシンフォニア テセアラ編は2010年3月25日に発売。

当日、みなさんのサインが入れられたPOP

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