ニュース
» 2009年12月22日 15時20分 公開

同人アニメってレベルじゃねーぞ!――浅野真澄と川口敬一郎も登壇した「こわれかけのオルゴール」完成披露試写会(1/2 ページ)

「もえたん」などのイラストを描く人気作家のPOPさんが主催するサークルElectromagneticWaveから、オリジナルアニメ「こわれかけのオルゴール」が頒布される。頒布に先んじて開催された上映会&舞台あいさつの模様をお送りする。

[ふじたけ,ITmedia]

 コミックマーケットなどで出展サークルが頒布する、二次創作のアニメやドラマCDにプロの声優が参加するようになって久しい。けれど、オリジナルの作品となるとどうしても敷居が高く、ほとんど見受けられないのが現状だ。

「もえたん」のPOPさんがキャラクターデザインを手がける

 そんな中、萌え系実用書の先駆けとなった「もえたん」などでイラストレーターとして活躍するPOPさん主催のサークル・ElectromagneticWaveで、オリジナルアニメーション「こわれかけのオルゴール」が頒布されることになった。

こわれかけのオルゴール ストーリー

 現代からさほど遠く無い未来、料理に掃除など家事をしてくれる“ペアレンツ”というアンドロイドが普及した日本。“交通事故”で家族を亡くしたケイイチロウは、ある夏の日の夜、ゴミ捨て場で旧式のペアレンツを拾う。

 家に持ち帰ったペアレンツには記憶は残されておらず、ケイイチロウは“ふらわー”という名前を付け、ふらわーとケイイチロウの生活は始まる……。

 ぽんこつペアレンツの“ふらわー”とケイイチロウの、ある夏の思い出を描いた切なく温かいハートフルストーリー。








川口敬一郎監督(左)と浅野真澄さん

 主人公のケイイチロウを柿原徹也さんが、ヒロインのふらわーを浅野真澄さんが演じ、監督は川口敬一郎さんが務める。第一線で活躍するクリエイターたちがオリジナル同人アニメの制作に臨むというだけあって、注目の作品だ。

 コミックマーケット77の3日目(2009年12月31日)の頒布に先立ち、関係者向けに完成披露試写会と舞台あいさつが12月13日、とらのあな秋葉原店Aで開催された。試写会終了後の舞台あいさつには浅野真澄さんと川口敬一郎監督が登壇し、当日参加できなかった柿原徹也さんからのビデオメッセージも上映された。

柿原徹也さんからのビデオメッセージ

 ビデオメッセージで柿原さんは「一見萌え系かと思いきやすごい人間ドラマで、どんどんストーリーに引き込まれて、時間を忘れて台本を読みました。お話の続きや、逆に登場人物たちの過去も気になりました」と、演じての感想を述べた。

 一方で、浅野さんは演じての感想について「声優のお仕事を始めて9年くらい経ちますが、フラワーちゃんみたいな小さくて可愛らしい女の子を演じたことが無かったので、初めてお話をいただいた時にはびっくりしました」と当時を振り返る。

 本作でキャラクターデザインを手がけたPOPさんのことは川口監督から“幼女好きのド変態”と聞かされていたらしく、「POPさんの絵はすごく好きなんですが、もしかして歪んだ愛情からあの可愛らしい絵が生まれているのかと思ってお会いしたら、ものすごくきちんとした方でした(笑) あれは、監督の冗談だったんですね。」(浅野さん)と話して会場を沸かせた。


川口敬一郎監督とケイイチロウの関係性

 本作で気になる点といえば、主人公のケイイチロウという名前。奇しくも川口監督と同じ名前なのだが、意外と単純に「元々名前は決まっていなかったんですけど、同人アニメを創るにあたってキャラ名をどうしようかということになって、自分たちの名前にしたらいいじゃんという結論に落ち着き、翌週にはケイイチロウになっていたんです(笑)」(川口監督)と、勢いに任せたところもあるようだ。

 本作は監督が昔住んでいた荻窪近辺が舞台となっており、背景にも注目して欲しいと語りつつ、最後は「こわれかけのオルゴールは制作に2年くらいかかってまして、時間をかけただけのものになっていますので、末長く楽しんでいただきたいと思います」と述べて舞台あいさつは終了した。

舞台あいさつの最後にはサイン入りポップなどが当たるじゃんけん大会も開催された


当日プレゼントされたポップ&ポスター(左・中央)、商品サンプル(右)。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!