お題は初代「FF」! みんなで同じゲームやろうぜ企画「れとろげーむのまち」が開催中:日々是遊戯
Twitterを使って、みんなで一斉に同じゲームをやったら面白いのでは――そんなアイデアからスタートした企画がこの「れとまち」。懐かしくも新しい、ちょっとユニークなイベントです。
みんなで遊ぶ楽しさ、思い出してみませんか?
子供のころに遊んだゲームって、どうしてあんなに面白かったんだろう――そんな風に考えたことって、ありませんか?
たぶん、大きな理由のひとつは「一緒に遊ぶ友達がいたから」。
「どこまで進んだ?」
「今、王子が仲間になったとこ」
学校や塾で、互いの進捗状況を報告しあったり、裏技や攻略談義に花を咲かせてみたり……。今のようにオンライン機能なんてものはありませんでしたが、ただ「一緒に遊んでいる人が身近にいる」というだけで、ゲームはぐっと楽しいものになっていました。
そして今、「そんな会話を取り戻そう!」という旗印のもと、Twitterを使ってちょっと面白い企画が行われています。その名も「れとげのまち」、略して「れとまち」。
ルールは簡単で、みんなで一斉に「お題のレトロゲーム」をプレイし、共通のハッシュタグ「#retomachi」をつけて感想や進捗をTwitterに書き込むだけ。Twitterユーザーの「はるしげ」さんが中心となってスタートした企画で、まずは「第0回」として1月17日(日)から1月24日(日)までの期間、みんなで初代「ファイナルファンタジー」をプレイ中です。
これまで様々な機種に移植されている「ファイナルファンタジー」ですが、今回は参加機種はどれでもOK。その他の詳しいルールについては、はるしげさんのブログに書かれていますので、そちらに目を通してみてください。ブログによると、お題に「ファイナルファンタジー」を選んだのは「プレイについて事前の説明がほぼ必要ないと思われること」と「プレイ環境の豊富さ」からだそうです。
今回はひとまず試験運用とのことですが、いざスタートしてみれば初日だけで約80人ほどのプレイヤーが参加しており、一時は国内の人気ハッシュタグ第1位に躍り出るほどの盛り上がりに。途中参加もちろん大歓迎で、開催期間もまだ十分に残っていますので、今後口コミで参加者はさらに増えていきそうです。
はるしげさんによれば、「たまたま知人のつぶやきでTwitter読書会(みんなで一斉に同じ本を読み、その感想をTwitterに書き込む会)という企画を知り、それで同じように”レトロゲームについて語る会があればいいな”、“そういえば小・中学校の頃は学校で『ドラクエ』や『FF』の話をするのが楽しみだったな”と思った」のが開催に至るきっかけだったそう。筆者もゲームアーカイブスで配信中のPS版「ファイナルファンタジー」でPSPから参加していましたが、ほかのプレイヤーのつぶやきを見ながらプレイする感覚はどこか新鮮で、それでいて懐かしく感じました。つぶやきの一部を抜粋して紹介するとこんな感じ。
「初戦闘でゴブリンに全滅させられた……」
「ガーランドやっつけたー!」
「『そして探求の旅ははじまった』で鳥肌たった」
「やっとレベル5!」
「シャ、シャークつえええ」
「毒がかなりのネック。早くポイゾナ欲しい」
「エルフの町到着。物価高!」
「ミスリルソードたけええええ!」
「みなさんのつぶやきで毒消しの類がかなり重要だということが分かったなう!」
「毒消しが間に合わず、モンク死亡。どうやって町まで戻ろう……」
「毒消しのことなめてた。毒消しは偉大でした」
どうですか? なんだかみんなで集まってワイワイ騒ぎながら遊んでいるような、ちょっと不思議な気分になってきませんか?
「いろんな人が参加しているから、いろんな発見がある。一人では素通りしてしまっていたような宝箱に気付いたりとか、みんなが毒で苦戦しているのを見て、やっぱり大変だよね、と共感したり盛り上がったりできる。そういうところが楽しいですよね」とはるしげさん。実際に参加してみて、翌朝学校で友達とゲームの話をするのが楽しみだった子供時代を久々に思い出した、という人もきっと多かったのではないでしょうか。
まだまだ実験的な企画ではありますが、Twitterを使った新しいゲームの楽しみ方として、注目する価値は十分にあると思います。「ファイナルファンタジー」なら、バーチャルコンソールやゲームアーカイブスはもちろん、GBAやPSP、携帯電話などでもプレイすることができますので、興味がある人はぜひ参加してみてはいかがですか?
関連記事
- 日々是遊戯:誰も予想できなかった、衝撃の「エリクサー箱買い」画像
サントリーから発売中の「ファイナルファンタジー エリクサー」を箱買いしてしまった人の画像が、面白すぎたので紹介します。 - 日々是遊戯:48時間で「あのゲーム」を移植せよ! Flashクリエイターのお祭り「むりゲー」って?
ときメモ、スターラスター、ディシプリン……。Flashクリエイターたちが、48時間で話題のゲームの移植にチャレンジします。 - 日々是遊戯:歴代マリオシリーズをぶっ通しでプレイする「マリオマラソン2」、今度は96時間で2万9000ドルの寄付を集める
昨年6月に開催され、2日間で1万ドルもの寄付を集めたイベント「マリオマラソン」が、ますます過酷になってまた帰ってきました。 - 日々是遊戯:「エクストリーム・ラブプラス」に新たな挑戦者あらわる! 今度は自転車で「東京→北海道最北端」の走破に挑戦!
ITmedia編集部内で勝手に盛り上がっていた「エクストリーム・ラブプラス」ですが、編集部外からも挑戦者が現れました。 - 日々是遊戯:2009年「日々是遊戯」アクセストップ10を振り返る
今年も1年間、僕の趣味と興味だけで成り立っている不思議連載「日々是遊戯」にお付き合いいただき、ありがとうございました。ということで恒例の年間TOP10を発表したいと思います。 - 日々是遊戯過去記事一覧
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」