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» 2010年01月29日 10時08分 公開

ゲーム作りの参考になる? 「えりかとさとるの夢冒険」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)

[ゲイムマン,ITmedia]

スッポロ雪まつり

雪まつり会場にワギャンの雪像がある。地面はカチンカチンに凍りついていて、滑りやすい

 動物が人間のように暮らすメルヘンチックな世界なのに、なぜか出てくる町はすべて、実在の日本の都市がモデルになっている。ちょっとしたパラレルワールドなのだ。

 第1章の舞台は“スッポロ市”。明らかにモデルは札幌市で、地面が雪に覆われている。公園では雪まつりが開催されており、巨大な雪像が立っている。


何気に、車両のカラーリングがJR北海道仕様。ただしこの後の駅も、駅員以外は全部同じグラフィックだけど
ちなみに、こちらが実際の札幌駅。ゲームが発売された翌年、1989年に撮影した写真
改築された新しい札幌駅とJRタワー。2002年、W杯の頃に撮影

 この時代のアドベンチャーゲームには、ゲームに変化をつけるため、コマンド選択システムだけでなく、途中にアクションやパズルなどを挿入した作品が多かった。個人的には、途中でブロック崩しや、箱入り娘パズルが出てきた、MSXの「シャロム」(コナミ)を覚えている。また「さんまの名探偵」(ナムコ)のボートレースや「ギャラクシガニ」が印象に残っているという方も多いだろう。

 「えりかとさとるの夢冒険」では、第1章の終盤からそういうミニゲームが入ってくるが、1人プレイと2人プレイとでは、ミニゲームが異なる。1人プレイのときは、動物にまつわるクイズ。第2章以降のミニゲームもほとんどがクイズとなり、しかも問題数が限られているため、一度出た問題がまた出てくることが多い。

 2人プレイのときは、それぞれの状況に応じたアクションゲームになる。イナゴをつかまえたり、泥棒を追いかけたり、葉書を仕分けしたりといったミニゲームがあるのだが、これがけっこう難しい。

 わたしも2人プレイモードをやってみたけど、第3章でこっそり店に潜入するのに苦労した。もっとも、1人でコントローラー2本使って2人プレイをやったので、2人でやるよりも難しくて当然か。

どんなシチュエーションからでもクイズ番組が始まる、1人プレイ時のミニゲーム
えりかがさとるの陰に隠れて、本をこっそり持ち出すミニゲーム。2人の歩く速さが違うので、うまく合わせないと成功しない
町の住人のほとんどは動物なのに、なぜか若い美人の女性だけは人間である。1章の看護師とか、4章のアイドルとか

 第2章の舞台は“ゲンタノ市”。スッポロと違って、モデルの都市が分かりにくい名前だが、アイテムに「伝統こけし」や「きりたんぽ」が出てくるので、東北地方と考えて間違いなさそうだ。仙台か? 主に東北地方に伝わる民話「笠地蔵」にちなんでか、地蔵にまつわる謎が出てくる。

現在の仙台駅は1977年竣工。横浜駅や鳥取駅とともに、このゲームが発売された頃から改築されていない
4体のお地蔵さんに頭巾をかぶせると、重要アイテムのありかが示される。かぶせる順番が重要だが、ノーヒント

トンデモゲームの世界

 第3章は“ヨコハラ市”。横浜らしく、山下公園のような港や、歴史のありそうなホテル、教会、ビストロ、そして外国人墓地がある。ヨコハラで行き詰まったら、自転車を降りて海に進むといい。海を泳いで対岸に渡れるのだ。海から陸地に上がると、2人が水着になっている。

1章と2章で水に入ることはできなかったから、2人が泳げることにはなかなか気づきにくい
16×16ドットで表現された水着姿。この後は自転車に乗るまで、ずっと水着のまま歩く
第3章では地下迷宮も初登場。どちらか1人をクローズアップ画面に置いて、道順のヒントをいつでも見られる状態にしておくと楽

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