恒例のマジコン対策、「ドラゴンクエストVI」にもやっぱり搭載されていました日々是遊戯

1月28日に発売された「ドラゴンクエストVI 幻の大地」ですが、ネット上ではその「マジコン対策」の内容に注目が集まっています。

» 2010年01月29日 17時20分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
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マジコンユーザーとの戦いは続く……

 1月28日に発売となった、スクウェア・エニックスのニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。原作にあたるスーパーファミコン版の発売から数えて、実に14年越しとなる「初リメイク」として話題を集めている本作ですが、一部ではその「マジコン対策」の内容にも注目が集まっているようです。

 ブログや掲示板の情報によると、今回の「ドラゴンクエストVI」にもやはりマジコン対策は施されており、マジコンを使って起動した場合、物語冒頭のあるシーンから先に進めず、パーティメンバーが焚き火を囲んで語り合う最初のシーンにまた戻されてしまうとのこと。一部ではすでに「焚き火ループ」という呼び名が浸透していたりもするそうです。

 「ドラクエ」シリーズにおけるマジコン対策は、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」で施されたのが最初。このときは多くのマジコンユーザーから「オープニングで船がいつまで経っても港に着かない」という悲鳴が次々と上がり、きちんと購入して遊んでいるユーザーからは「スクエニよくやった!!」と快哉が叫ばれたものでした。同様に、昨年発売された「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」でもやはり、マジコンで遊ぶと「オープニングのイザヤールが驚くシーンでホワイトアウトし、そのままフリーズしてしまう」という対策(通称:太陽拳)が施されており話題を集めました。今回の「焚き火ループ」もおそらく、スクウェア・エニックス対マジコンユーザーの戦いの1ページとして、今後永く語り継がれていくことになるのではないでしょうか。

 マジコンが抱える問題についてはこれまでにも何度か触れてきましたが、コピーやダウンロードなど不正な手段で手に入れたゲームソフトを遊ぶことは当然ながら違法。また2010年1月からは著作権法の改正により、映像や音楽などを含む著作物についてはダウンロードするだけでも違法となっていますので、くれぐれもゲームソフトで遊ぶ際には、正規の手段で、お金を払ってプレイするようにしてください。


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