48時間で有名ゲームを移植する「むりげー」の第6回が開催、お題はなんと「オプーナ」!!日々是遊戯

「よくやった、オプーナを移植する権利をやろう」――ということで、お題のゲーム発表から48時間以内にそのゲームを移植し、Webに公開するイベント「むりげー」の第6回目が開催されました。

» 2010年02月08日 18時46分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

オプーナさん人気者すぎです

 以前この連載でも紹介した、FLASHクリエイターたちによるお祭りイベント「むりげー」の第6回目が、去る2月5日から7日にかけて開催されました。

 「むりげー」って何? という人のためにあらためてルールを確認しておきましょう。公式サイトによれば、ルールは次のようになっています。

  • ゲーム開発期間は「お題」発表から48時間以内
  • 「お題」は前回の最優秀者が決める
  • 最優秀者は出題者が決める
  • ネタ元の画像や音声素材を流用したりしない
  • ゲームは自分のサイトに公開
  • モゲラにアップした際、アクセス数が一番多かった作品には1000モリタポ贈呈!

 つまりは48時間で「お題」のゲームを作って公開し、その中でどれがいちばん面白かったかを競う、というわけ。限られた時間で完全移植を目指す人もいれば、ひらめきとセンスで一発ネタに走る人も。作ったゲームについては各自のサイトか、ゲームコミュニティサイト「モゲラ」にて公開されており、もちろん誰でも自由に遊んでみることが可能となっています。

 第6回目となる今回のお題は、「オプーナを購入する権利をやろう」などのアスキーアートでおなじみ、コーエーのWii専用ソフト「オプーナ」。さすがにネットユーザーの間では抜群の知名度を誇るタイトルだけあって、8日朝時点での投稿作品数は、歴代最多となる36作品を記録。右から左へ流れていくオプーナさんの頭にエナジーボンボン(頭についている丸いやつ)をひたすら置いていく「ボンボンを置く仕事」や、なぜかワゴンのある密室からの脱出を目指す「(前略)おp(後略)」、オプーナを求めてゲーム売り場をウロウロする「オプーナを求めて」などなど、それぞれの切り口で見事に「オプーナ」を再現してくれています。

 以下、個人的に面白かったゲームをいくつかご紹介しますので、興味がある方はぜひ遊んでみてください。

ボンボンを置く仕事

作者:新人クリエーターさん

オプーナさんの頭にエナジーボンボンを乗せるだけの簡単なお仕事です。


(前略)おp(後略)

作者:neoaco(仮)さん

目が覚めたら、そこはなぜかワゴンが置いてある密室だった!


オプーナを求めて

作者:BABARAGEOさん

「ゲーム買ってきて」と頼まれゲーム売り場へ。でも、タイトルなんだっけ……。


オプーナさんはエナジーボンボンを落とすと死ぬ

作者:太郎さん

ポンポン跳ねるエナジーボンボン。落としてしまうと……。


オプーナ外伝 〜オペレーション ミリオンヒット〜

作者:キングさん

あの「人生オワタ\(^o^)/の大冒険」の作者も参加!


エナジーボ ンボ ン

作者:yu-kiさん

胸についてる2つのエナジーボンボンをオープンしちゃうゲーム……らしい。


ステージでは第6回の投稿作品を実際にプレイ

 またイベント最終日となる8日には、阿佐ヶ谷 LOFT Aにて「超むりげー@ASAGAYA LOFT A」と題したオフラインイベントも実施されました。会場ではむりげー発起人のBABARAさん(BABARAGEO)や石井克雄さん(NEKOGAMES)を中心に、今回の投稿作品を実際にプレイしながら紹介。途中、「完全移植キタコレ」「本質は捉えてる」「これオプーナだわ」といった名言も飛び出すなど、3時間にわたるイベントは大盛況のまま幕を閉じました。

 なお発起人のひとり・BABARAさんによれば、次回の「むりげー」開催は3月を予定しているとのこと。回を重ねるごとに規模が大きくなっている同イベントですが、腕に自信のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


BABARAさんと石井さんによる「60分むりゲー制作実況」対決も
石井さんに出されたお題は「ファイナルファイト」。1時間で作ったとは思えない!
会場には本物(?)のオプーナさんもいらっしゃっていました

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