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» 2010年02月24日 21時00分 公開

18人じゃ少ないし、256人じゃ多すぎる? 24人マルチプレイで盛り上がれ「バトルフィールド:バッドカンパニー2」「バトルフィールド:バッドカンパニー2」レビュー(3/4 ページ)

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広大なマップの中で展開するスピーディーな戦闘が魅力のマルチプレイ

 本作のマルチプレイは、12vs12の最大24人での対戦が可能になっている。プレイヤーは「突撃兵」、「工兵」、「衛生兵」、「狙撃兵」の中から兵科を選択可能で、それぞれの兵科や武器・ビークルには、特定の実績があり、それらをクリアしていくことで、新たな武器やスキルを獲得することができる。

 用意されているゲームルールは、相手の出現ポイントを占領するか、敵を倒すことでポイントを奪っていく「コンクエスト」、アタッカーとディフェンダーに別れて目標を破壊・防衛する「ラッシュ」、目標をめぐり2つの部隊が戦闘を行う「部隊ラッシュ」、4つの部隊が入り乱れる「部隊デスマッチ」の4種類だ。

 また、プレイできるマップは全部で8つ。建物が密集しているマップや、山麓の工業地帯、砂漠の町など、バリエーションはさまざまだ。8つのマップ、と聞くと他のFPSに比べて少ないと思われるかもしれないが、1マップのサイズが非常に大きく、一般的なFPSの3〜4マップ分が一つのマップに含まれている。

 このほかに本作では、部隊システムが導入されており、最大で4人までの部隊をオンラインプレイ時に編成できる。出撃時に生き残っている部隊メンバーの付近から出現できるので、フレンドとプレイするときは、忘れずに部隊を編成するようにしておこう。

一つのマップがこのサイズ。戦場がゲームの展開につれて徐々に移動していくのが本作の特徴だ

 それでは、実際のオンラインプレイを、Xbox 360で配信されていたデモ版で遊んだムービーをご覧いただこう。

 今回は、4人の部隊で、24人プレイに参加しているもの。1プレイが30分程度なので、途中でカットしていることをご了承いただきたい。

スタンダードなマルチプレイFPSの完成系。ボイスチャットがあれば楽しさはさらに広がる

 マルチプレイデモをプレイした感想では、バトルフィールド:バッドカンパニー2のマルチプレイには昨今のスタンダードなFPSの完成系といってもいいだろう。

 バトルフィールドの代名詞ともいえる兵科制はさらにブラッシュアップされ、より自分にフィットしたクラスへのカスタマイズが可能になっているし、階級制によってアンロックされる武器システムは「次の武器を使ってみたい」と思わせてくれるため、ゲームのやりこみを励起する。また、細かいところだが、昨今のスタンダードな操作方法となっているLトリガー(PS3の場合L1ボタン)でのズーム操作、Lクリック(L3ボタン)のダッシュをはじめ、操作感覚が家庭用のコントローラーに最適化されているところも高評価。

 デモ版でプレイできたのはアタッカーとディフェンダーに別れて目標を破壊・防衛する「ラッシュ」で、1ゲームがだいたい30分程度で終了する。同じくらいのレベルのプレイヤー同士で戦っているとだいたい10分程度で破壊・防衛目標が切り替わり、戦場が丘陵地から工場地帯、そして再び丘陵地へと目標ごとに遷移していくため、プレイに飽きがこないのも特徴だ。

 前述の通り戦場が推移することと、敵にやられたときに自分を倒した敵が自分の画面に表示される――、つまり相手の隠れている位置が分かるため、FPSやTPSで時折話題になる、有利な位置に隠れてスナイプをし続ける、いわゆる「キャンプ行為」がそれほど有効ではないのも個人的には評価したいポイントになっている。

 また、4人で1チームとなる部隊システムによって、味方プレイヤーとボイスチャットで連携をとりながら兵科を振り分けられるのも楽しい。例えば、自分が戦車を操縦しているときに、味方に工兵として出現してもらい、修理を頼むことや、敵に見つからないように前線を押し上げてから味方をそこから出現させ、奇襲をかけることも可能になる。デモ版では、フレンドが4人までしか同時にプレイできなかったので、製品版でどのようになるかはまだ不明だが、さらに戦略的なプレイができるようになれば、より連携をとる楽しみが生まれてくるだろう。

 この部隊システムの導入によって、見知らぬ人との連携が生まれるため、新たなフレンドと出会うきっかけになっていることもポイントだ。筆者も実際に一人でプレイをしていたところ、何度か部隊をともにしたプレイヤーから「おまえやるじゃん」的なメッセージとともにフレンドリクエストをいただいたことが何度かある。これは、少なくとも筆者の経験では他のFPSではあまり見られないシーンだった。

 昨今のオンラインゲームでは、ボイスチャットを使わなくてもゲーム内のレーダーや、メッセージの表示といったゲームデザイン側で連携を可能にしているものが多く、フレンドとゲームをプレイしていても、しばしば無言になることが多い。むろん、様々な事情でボイスチャットを使えない環境のプレイヤーも多いと思われるので、それはそれで正しい判断といえるだろう。しかし、「ボイスチャットを使わなくても楽しめる(=非ボイスチャットプレイヤーと差がつきにくい)」のと「ボイスチャットを使うともっと楽しい」とはまったく別物だ。本作はその両方をきっちりと仕上げてきているのはプレイヤーとして素直に喜ばしい。

 マルチプレイは、12vs12の最大24人まで参加可能で、マップの広さに比べると、やや人数が少ないのでは、と最初は思ったが、出現地点を味方の付近から選択できる部隊システムと高速移動が可能なビークルの存在によって、移動時間がだらだらと続くこともなく、出現から即座に戦闘状態に突入できた。他のマップをプレイしてみないと最終的な評価はできないが、24人という人数はマップのサイズ、システムと相まって「ちょうどいい」人数といえる。

デモ版でプレイできたマップ。雪に包まれたエリアは、時折地吹雪によって敵を見失うことも
誰にやられたかが表示されるキルカメラによって、相手の位置がアバウトに理解できる

部隊メンバーが生存していれば、その場所からの出現も可能になる。これにより、味方との連携がとりやすくなっている
UAVやブラックホークなどの航空兵器の存在によって、他のFPSでは背景でしかなかった空も戦場になっていることに注目したい

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提供:エレクトロニック・アーツ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Gamez 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月25日