早くも最新作に着手中!? 「龍が如く4 伝説を継ぐもの」発売記念記者会見開催(1/2 ページ)

都内にて「龍が如く4 伝説を継ぐもの」発売記念記者会見が開催された。ゲーム中に登場する著名人が多数出演、また名越総監督から早くも次回作の構想が発表された。その模様をお伝えする。

» 2010年03月16日 18時14分 公開
[板橋舟人,ITmedia]
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豪華出演者が一堂に介した! いよいよ発売される「龍が如く4」

 セガは3月16日、東京都内において3月18日発売予定のプレイステーション 3用ソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」の発売記念記者会見を開催した。「龍が如く」シリーズは、元極道である主人公、桐生一馬の生き様を描いたアクションゲーム。外伝的な「龍が如く 見参!」を含めると、最新作である本作はシリーズ5作目となる。

 まずは、「龍が如く」といえばこの人、総合監督の名越稔洋氏が登場。「龍が如くも、今作で通算5作目。今回は初めて主人公を4人にし、さらにドラマに磨きをかけた内容になっている。シリーズ最大のボリューム、シリーズ最高のクオリティを実現できた」と納得の完成度であることをコメントした。

シリーズ総合監督の名越稔洋氏。「龍が如く4」はシリーズ最高の作品であることを語る
イベントの司会を担当したのは、主人公の桐生一馬役を担当した黒田崇矢さんと、シリーズに声優として登場しているケイ・グラントさん

 続いて出演メインキャストの8名が登場、制作秘話をコメントした。

 谷村正義役の成宮寛貴さんは、「今回は4人の主人公がいて、その中のひとりを担当しました。町中を好きに動かせるゲームなので、いろいろなイベントがあり、そのイベントで想定されるセリフをすべてしゃべらなければならないので、とにかくセリフが多かった! 僕は麻雀などあまりやらないため、麻雀用語や警察の専門用語を話すのに苦労しました。また、ちょっと遊びもあり、決めるところはバシッと決めるキャラクターなので、その演じ分けが難しかったです」と収録についての苦労を語った。

神室町のダニと呼ばれる刑事、谷村正義(左)と、役を演じた成宮寛貴さん(右)

 リリ役の小沢真珠さんは、「リリは裏のあるキャラクターで、また私が声優初挑戦だったということもあり、難しいことが多かったですね。私が普段やるドラマや舞台とはまったく違うお芝居なので、とても新鮮でした。このような豊富なキャストの方々とすばらしい作品に関われたことを光栄に思います」とコメント。

事件の鍵を握る謎の女、リリ(左)と、役を演じた小沢真珠さん(右)

 城戸武役の桐谷健太さんは、「声優にチャレンジするのは今回が初めてなのですが、正直戸惑いましたね。絵を見てではなくて、何もないところからセリフをしゃべらなくてはならなく、相手との呼吸も分からない。ものすごく想像力が必要な仕事でした。実は1日で収録を終える予定でしたが、監督さんにもう1日やらせてほしい、とお願いしまして。2日目からは、コツがつかめてきまして、楽しんで演じることができました。早く完成した作品を見たくて、ワクワクしています」と、納得いくまで収録に注力したことを語った。

東城会直系柴田組金村興業若衆、城戸武(左)と、役を演じる桐谷健太さん(右)

 堂島大吾役の徳重聡さんは、「堂島大吾は若くして組織を引っ張っていくキャラクター。そのかっこうよさ、力強さを演じたいと思い、演出の方と力を合わせて、造りあげることができたのでは、と思います」と語った。

東城会六代目会長の堂島大吾(左)と、役を演じる徳重聡さん(右)

 浜崎豪役の高橋ジョージさんは、「浜崎は後目争いにおいていかれた、というキャラクター。ちょっと勢いは無いのですが、でも野望は捨てきれない。少しずるいというか、粘りがあるかというか、そんな性格ですね。前作の浜崎豪との違いを見ていただければ、と思います」と、前作との演じ分けについて語った。

元東城会若頭補佐・直系浜崎組組長の浜崎豪(左)と、役を演じた高橋 ジョージさん(右)

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