モニターから飛び出した歌姫! 「ミクの日感謝祭 39's Giving Day ひるコンサート 〜こんにちは、初音ミクです。〜」リポート(1/2 ページ)

「ミクの日」こと3月9日、東京・お台場のZepp Tokyo にて「ミクの日感謝祭 39's Giving Day」が開催された。

» 2010年03月17日 17時19分 公開
[OH編集部,ITmedia]
OH News
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 このイベントは昼の部となる「Project DIVA presents『初音ミク・ひるコンサート 〜こんにちは、初音ミクです。〜』」「初音ミク -Project DIVA- 39のひ・み・つ(続)」、そして夜の部「初音ミク ソロ・コンサート 〜こんばんは、初音ミクです〜」の3部構成。このうち「ひるコンサート」のリポートをお届けする。

悪天候にも負けず「リアルなミク」に会うためファンが集結!

 当日は雨、そして雪が入り交じる悪天候。にもかかわらず、「ひるコンサート」開催前のグッズ先行発売には、数時間前から長蛇の列が。この列はイベント開始となる午後1時半まで途切れることはなかった。

 「ひるコンサート」は「ハジメテノオト」のアカペラからスタート。Zepp Tokyoを超満員にしたファン達は、さっそくミクのイメージカラーである緑のサイリウムを振り始める(ネギ型サイリウムを振るファンも)。続いてこの日のために結成されたバンド「THE 39S」による演奏にあわせ「Project DIVA desu.」が歌われるが、ここまでミクの登場はナシ。3曲目となる「ワールドイズマイン」冒頭で、ついにステージ上には初音ミクが登場した。

 透明なスクリーンに等身大の3D映像を投影することで、初音ミクに命が吹き込まれた瞬間だ。普段は動画サイトなどで、モニター越しに眺めていた初音ミクが、この日は目の前のステージ上に“リアルに”立っている。いや、実際に立っていた。それは、セガが手がけた映像だけに普段のミクよりモデリングが綺麗――といったレベルにとどまらず、別次元のリアルさを持った等身大のミクだった。実際に目の前で歌い踊る歌姫・ミクを見ている内に、思わず現実感を失い胸が熱くなる。

 リアル・ミクの登場でボルテージを上げたファンの大歓声を受けつつ、ここからは「えれくとりっく・えんじぇう」「サウンド」「恋するVOC@LOID」と、人気曲が続きライブは早速熱を帯び始めた。

 ここでいったんミクは退場(?)、続いてステージ上には緑と白の縞々バルーンが映し出され、ミクの声で「やっほー!」。ファンのレスポンスの声とともにバルーンは徐々に大きくなり、3度目のコールでバルーンが破裂、中からはバルーンと同じ模様、白×緑のボーダー・ビキニ姿のミクが現れる。そのまま「Dear cocoa girls」を歌い終えると、続く「StargazeR」では早着替え(?)でいつものコスチュームへ。歌のあとではこの日初のMCとなる「こんにちは、初音ミクです」の挨拶とともに、ぺこりとお辞儀をしてみせた。


ネコ耳、船長、レオタードにウェディングドレス ミクの多彩なモジュールに注目

 モジュール(コスチューム)変更も今回の見所のひとつ。立体映像で表現されるミクだけに、瞬時のモジュールチェンジもお手の物だ。

 人気曲のメドレーでは、曲にあわせて次々モジュール・チェンジしていく。「ミラクルペイント」ではシルクハットにマジシャン風レオタード、「ハト」では初音船長、「みくみく菌にご注意!」ではネコ耳&肉球装着。「ぽっぴっぽー」では自慢のツインテールを後ろでまとめるという新しい髪形に。赤いふりふりワンピに小悪魔の羽根という衣装で「ぴ〜♪」とステージ上を駆け回る。終盤近くでは「Aiice」でウェディングドレス、「moon」ではパンクロック風へそ出しコスに早変わりなど、まさに変幻自在のモジュール披露となっていた。

 メドレー終了後はいつものコスに戻って「ロミオとシンデレラ」「Dear」とつなげ、ミク&THE 39Sはいったん降壇。ここからはゲストコーナー、DANCEROIDが巡音ルカのヒット曲「ルカルカ☆ナイトフィーバー」など、ゆいかおり、能登有沙が「みっくみくにしてあげる」などにあわせての歌&ダンスを披露した。

 ゲスト降壇後は、再びミクによるヒットメドレー、「裏表ラバーズ」「パズル」「Voice」「1/6」と続く。「表裏ラバーズ」のラストでは、ミクによるTHE 39Sのメンバー紹介がなされていた。



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