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» 2010年03月25日 20時16分 公開

3年目のアバターはこう変わる! 「SQUARE ENIX MEMBERS」のアバター機能は一味違う?日々是遊戯

「SQUARE ENIX MEMBERS」の目玉機能「アバター」が、この夏より大幅にリニューアルされるとの噂を聞き、お話をうかがってきました。

[池谷勇人,ITmedia]

「見る」アバターから「動かす」アバターへ

 スクウェア・エニックスが運営する会員制サービス「SQUARE ENIX MEMBERS」(以下、SEM)のアバター機能が、去る3月18日でめでたく2周年を迎えました。

SQUARE ENIX MEMBERSのトップページ。左上に見えているのが筆者のアバター

 SEMはもともと、任天堂の「クラブニンテンドー」のようなポイントサービスとして2005年にスタート。スクウェア・エニックスのゲームを購入した際に同封されているシリアルナンバーを登録することで様々な特典が得られる「メンバーズポイント」をはじめ、日記やサークルといった「コミュニティ」機能、3D空間の中で他のユーザーと交流が可能な「バーチャルワールド」、ちょっとした対戦ゲームなどが楽しめる「ゲームゾーン」など様々な機能があり、“スクエニファンが集まるSNSサイト”として早くから独自色を打ち出していました。

 今回2周年を迎えた「アバター」機能は、SEM初の有料サービスとして2008年に正式実装されたもの。ユーザーは3Dのキャラクターを自由にカスタマイズして自分のアバター(分身)とすることができるほか、もっとオシャレを楽しみたい人向けには有料の服やアイテムなども販売されています。3Dで描かれたかわいらしいキャラクターや、スクエニ作品をモチーフとした様々なアバターアイテムなど、他社のサービスにはない要素も多く、SEMの目玉コンテンツのひとつとして高い人気を集めています。

 さて、そんなSEMのアバター機能ですが、現在正式サービス2周年にちなんだキャンペーンサイトにて、今後実装予定という新システムのデモが公開されています。

 デモバージョンでは専用の3D空間内で自由にアバターを動かすことができ、さらにフィールド内に散らばった「精霊の果実」を集めるミニゲームもプレイ可能となっています。従来のアバターはあくまで“見る”のがメインでしたが、どうやら新バージョンでは“動かせる”のが大きな特徴となる模様。また「自分のアバターで3D空間内を歩きまわることができる」という点では既存の「バーチャルワールド」機能とも似ていますが、あちらは専用のソフトをその都度立ち上げる必要があったのに対し、この新アバターはブラウザ上からそのままアクセスすることが可能となっています。

現在公開中のデモバージョン。マウスやWASDキーでアバターを動かし「精霊の果実」をすべて集めると……

 開発を担当したスクウェア・エニックスの小林吉彦氏、久道羊宇太氏によると、このデモバージョンはFlashで動作しており、低スペックのPCでも比較的サクサクと動かすことが可能とのこと。正式実装は2010年夏ごろを予定しており、現在はそれに向けて鋭意開発を進めているところだそうです。

「アバターの面白さって、好きなキャラクターになりきれるところだと思うんです。でも今までは、せっかくの3Dアバターなのに小さなボックスの中で動かせるだけだった。これではもったいない、もっとダイレクトにアバターで遊べるようにしたい――というのがそもそもの出発点です」(小林氏)

 小林氏によれば、現在デモとして公開しているのはあくまで骨組みの部分で、今後はこのシステムを使って他のユーザーとふれあったり、友達のアバターと協力してモンスターを倒したりといった要素を追加していくそう。また協力と言っても、全員が同時にログインして遊ぶのではなく、ソーシャルゲームのようにログイン時間がバラバラでも遊べるようなものにしていきたいとのことでした。確かに、この空間内で農場アプリのようなゲームが遊べたら楽しそうです。

「もっとも力を入れたのは、とにかく低スペックのPCでもストレスなく動かせるということでした。現在デモバージョンでは2体のアバターが動いていますが、これでも従来のビューワーと負荷はほとんど変わっていないんです。むしろこっちの方が軽いくらい。実際にデモを触ってみたユーザーさんからも、“私の古いPCでもサクサク動いて驚きました”といった声が寄せられています」(久道氏)

 今後は外部の協力会社でも様々なゲーム・アプリを開発できるよう、開発ライブラリを外部に提供することも考えているとか。また将来的にはPCブラウザだけでなく、例えばiPhoneなどからもアクセスできるよう、クロスプラットフォーム展開も検討中とのことです。

 正式実装はまだ少し先になりますが、話を聞くかぎりではなかなか面白い要素となりそう。また4月11日までは「2周年感謝キャンペーン」と題し、様々なキャンペーンや限定アイテム販売も行われていますので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

オンライン事業部 プランナーリーダーの小林吉彦氏
オンライン事業部 プランナー Flashデベロッパーの久道羊宇太氏

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