自動で走ったり、英雄に憑依されたりしてきました――「英雄島」メディア向けクローズドβテストプレイリポート(2/2 ページ)

» 2010年04月05日 19時24分 公開
[仗桐安,ITmedia]
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「英雄島」ならではのシステムが面白い

 メディア向けのクローズドβテストとはいえ、かなり広大な範囲を移動することもあった本作であるが、どんなにマップが広くても安心できる“クエスト自動消化システム”がある。クエストを受注すると自動的に目的地まで移動してくれるのだ。途中で立ち止まったり寄り道をしたとしても、メニューからクエストを選び直せば、また目的地へと向かってくれる。ゲームの序盤であればあるほど「え、どこに行けばいいの?」と困ることは往々にしてよくある。その不安から解放される、なかなか便利なシステムだ。

モンスターを倒すクエストなら、そのモンスターが生息している地域まで自動で走ってくれる
目的数を倒したら、これまた自動で依頼主のところまで戻ってきてくれる。便利!

 また、本作独特の面白いシステムのひとつに戦闘スキルがある。本作の戦闘スキルはかつての英雄の魂を自分に憑依させて得ることができる。例えば物理属性の“剣神”が憑依すれば、周囲にダメージを与えつつ移動速度を上げる“ハリケンラッシュ”や、一瞬で間合いを詰めて連続攻撃をする“阿修羅”などが使えるようになる。魔法属性の“蛇帝”が憑依すれば、敵を小動物に変える“魔女の呪い”などの特殊なスキルが使用可能になるのだ。33人いる英雄の組み合わせで多彩なスキルを操ることができるというのが、まさに“英雄島”のプレイの醍醐味なのではないだろうか。

最初は憑依できる英雄も限られている
憑依可能な英雄を増やしてスキルを増やしていく楽しみがある

戦闘スキル師範代に話すことで英雄の習得などが可能だ
派手なエフェクトとともに特殊な技を炸裂させる。英雄の力は偉大!

 ある程度レベルが上がると参加できる“聖地略奪戦”と“聖地防衛戦”も独自の面白さがある。聖地略奪戦は、プレイヤー同士が戦うことができるPvPの一種で、敵の城を先に破壊した側が勝利する。プレイヤーキャラの他にNPCも入り交じっての攻防戦ではうまく立ち回ることが重要だ。聖地防衛戦は、砦で敵モンスターの襲来を待ち構えて防衛するバトル。直接攻撃しつつ“士気”を高めて砲台を作ってより強力な攻撃を繰り出し、何度も襲ってくるモンスターたちを倒しまくろう。目標数のモンスターを倒すことができれば大量の経験値が入る。

このゲートを通った先で聖地略奪戦や聖地防衛戦が繰り広げられる
聖地略奪戦:並み居る敵をなぎ倒して敵陣深く攻め入るべし

聖地防衛戦:集団で攻めてくる敵を倒して、士気ポイントを稼ごう
防衛が成功するとこのように結果画面が表示される

 個人的に気に入ったのは、英雄が憑依するスキルシステムだ。憑依する英雄によって出せる技がガラリと変わるし、攻撃系のスキルの視覚的なエフェクトは派手で爽快。新たな英雄が憑依できるようになれば、どんなスキルがあるのか試してみたくなるだろう。また、移動が簡略化できるクエスト自動消化システムのおかげで序盤のゲームテンポが非常によい点も好印象だった。

オープンβテストではともに戦う仲間を見つけたいっす!

 クローズドβテストよりもさらに前の状態ということで、ローカライズが完全ではない点が気になったが、今後のオープンβテストなどを経てどういう仕上がりを見せてくれるのか、今から楽しみなタイトルだ。今後オープンβテストのプレイリポートも予定しているので、続報をお待ちいただきたい。



「英雄島」クローズドβテストに応募する(ここをクリック)

 こちらから応募すると、オープンβテスト時にITmedia限定アイテムが支給される。効果は秘密だが、このアイテム限定の効果となるので、マストアイテムとなること請け合い! 皆さま、ぜひ奮ってご参加いただきたい。


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