国内メーカーが続々iPad参入――「メタルギア」や「バイオハザード」も日々是遊戯

北米では4月3日に正式発売となったiPad。日本での発売は4月下旬の予定ですが、早くも国内メーカーによるiPad対応タイトルが続々とApp Storeに並びはじめています。

» 2010年04月06日 16時09分 公開
[ITmedia]

新たな携帯ゲーム機として注目

 世界に先駆け、まずは北米で先行販売が開始されたiPad。これに伴って、ゲームメーカー各社も続々とiPad用タイトルを投入しているようです。

 いくつかのタイトルはまだ北米のApp Storeでしか配信されていませんが、KONAMIの「METAL GEAR SOLID TOUCH」や「Frogger Pad」などは国内のApp Storeでも配信中。またバンダイナムコゲームスもすでに「のびのびBOY」「PAC-MAN for iPad」「Pool Pro Online 3 for iPad」の3タイトルをiPad向けにリリースしていたりします。いずれもiPad向けに解像度が引き上げられており、既存のiPhone/iPod touch版よりも大きな画面でゲームを楽しめるのが特徴。日本では未発売のiPadですが、すでに対応タイトルは続々リリースされているあたり、国内のゲームメーカーもiPadには大きな期待を寄せていることがうかがえます。

 そのほか北米App Storeでは、カプコンの「バイオハザード4 iPad Edition」や、セガの「スーパーモンキーボール2 Sakura Edition for iPad」などが配信されている模様。特に「スーパーモンキーボール2 Sakura Edition for iPad」では1台のiPadで4人同時プレイ可能なミニゲームが追加収録されており、解像度以外の部分でもiPhone/iPod touch版との差別化が図られているそうです。つい先日発売されたiPhone/iPod touch版ユーティリティアプリ「ラブプラス」も機能を追加し、将来的にはiPadに最適化していくことを明らかにしていますし、今後ますますiPad向けゲームの数は増えていきそうです。

 インターネット、映像・音楽配信、電子書籍など様々な方面で注目を集めているiPadですが、ゲーム業界も例外ではありません。実際、この大きさのマルチタッチ液晶を備えた携帯ゲーム機は過去に例がなく、iPadならではの新しいゲームの登場に期待したいところです。

バンダイナムコゲームスの「PAC-MAN for iPad」。既存のiPhone/iPod touch版に比べて、画面解像度がぐっと上がっている

こちらはカプコンの「バイオハザード4 iPad Edition」。日本版は2010年4月末に、1200円(税込)にて配信開始予定

PAC-MAN (C)1980-2010 NAMCO BANDAI Games Inc.
(C)CAPCOM 2009


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