GACKTさん登場に会場圧倒される――「ドラゴンネスト」完成披露会(1/2 ページ)

NHN Japanが開催した「ドラゴンネスト」の完成披露会において、GACKTさんがテーマソングを担当するだけでなく、声優として参加することが発表された。今後のスケジュールや施策についても紹介する。

» 2010年04月19日 14時40分 公開
[ITmedia]

その力の入れようが期待感をあおる

 NHN Japanは4月17日(土)、東京・渋谷のライブハウスO-EASTにおいて、アクションRPG「ドラゴンネスト」の完成披露会が行われた。披露会ではゲーム紹介はもちろんのこと、本作のテーマソングに起用されたKOKIAさんのライブステージや、もうひとつのテーマソングとキャラクターボイスに挑戦するGACKTさんやその他の声優陣が登場し、トークセッションが催された。

 「ドラゴンネスト」は、EYEDENTITY GAMESが開発、NHN Japanが日本国内における独占提供契約を結び運営を担当するWindows用PC向けのオンラインゲームで、ドラゴンが暴政を奮っている世界を舞台に、平和を取り戻すためプレイヤーそれぞれがドラゴンを討伐することを目的としたアクションRPG。派手なアクション性と手軽で簡単な操作性、複数のユーザーが連携して楽しめる協力プレイを特徴としている。プレイヤーの職業ごとに数多くのアクションパターンを用意し、その組み合わせによって多彩な攻撃バリエーションを生み出し、家庭用ゲーム機のアクションシーンを実現。また、4人のプレイヤーキャラクタ―によりストーリー展開が変化するマルチストーリーが採用されている。

 4月17日にはクローズドβテストの募集が開始しており、後述する本作プロデューサー・NHN Japanの杉浦俊輔氏によると、受付開始から11時間で2万人もの応募があり、順調な滑り出しとなっている。まずは、会場で公開された最新PVをご覧いただきたい。

 披露会ではまず、先日ライブドアをグループ傘下に収めたNHN Japanの代表取締役社長・森川 亮氏が登壇。今年で10周年を迎えるハンゲームが、累計登録会員数4000万人を突破したことに感謝を述べるとともに、「ドラゴンネスト」を家庭用ゲームとPCゲームの垣根を取り払った、すべての人々にアピールできるタイトルとしたいと挨拶。

 さらに、日本は子供の頃から“ゲーム大国”であり、世界進出の足掛かりとしてその日本で「ドラゴンネスト」をサービスできることを光栄と語るEYEDENTITY GAMESのCEO・李 恩祥(イ ウンサン)氏が続く。韓国でも日本型のRPGは浸透していると李氏は、韓国のオンラインゲーム市場で10位圏内に入った「ドラゴンネスト」だけに、そのクオリティに自信があると、日本でのサービスに期待を述べた。

 肝心のゲームの紹介は杉浦氏が担当した。杉浦氏は初めて「ドラゴンネスト」を見た時、そのアクション性とグラフィックスで一発ですごいタイトルだとほれ込んだと振り返る。4月28日にクローズドβテストを迎える本作は、5月27日にオープンβテスト、6月中には正式サービスを開始するとのこと。サービス開始後のスケジュールとしては、2010年秋には大型アップデートが予定されていると明かされた。

森川 亮氏
李 恩祥(イ ウンサン)氏
杉浦 俊輔氏

 披露会では、「ドラゴンネスト」が“ゲームパッド”に対応することも発表された。ゲームパッドはサンワサプライによりオリジナルデザインの公認ゲームパッドとなる予定で、日本での展開において最重要課題のひとつとして掲げている。また、本作は“3Dチャットシステム”に対応する。3Dチャットとは、パーティプレイの際キャラクターの位置関係に応じて立体的に音声が変化するというもので、普段使用している環境に準じるとのこと。

 「ドラゴンネスト」では、プレイヤーキャラクタ―の4人を含め、物語を進行する上で重要なキャラクターにも声優が起用されている。披露会では主要な10名が登場し、そのうち6名によるトークセッションも行われた。なお、ゲーム中に登場するキャラクターで登壇した声優は以下のとおり(敬称略)。

左から五十嵐 裕美(カーライエン役)、田中 理恵(エレナ役)、浪川 大輔(クレリック役)、阿澄 佳奈(アーチャー役)、田中 敦子(アルゼンタ役)、森川 智之(ジェレイント役)、野中 藍(ウォーリアー役)、小清水 亜美(ソーサレス役)、荻原 秀樹(スチュアート/デービット役)、井澤 詩織(カシウス役)


 本作は、漫画へのコラボレーションも実施される。講談社が発行するコミック誌「少年ライバル」7月号(6月4日発売)より、「ドラゴンネスト」を題材にした「Dragon Nest 瞬撃のセド」が連載されることになっている。壇上には執筆を担当する漫画家・TATSUBON氏も駆けつけ、「臨場感を漫画で表現したい」と、ゲームとともに漫画も楽しんでほしいとアピールした。


Copyright (C) Kodansha Ltd. All rights reserved.
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」