人は体力を回復せずにどこまで戦えるのか!?――「英雄島」メディア向けオープンβテストプレイリポート前編(2/3 ページ)

» 2010年04月27日 11時48分 公開
[仗桐安,ITmedia]

ドロンと共存するブルタマ。青くてもじゃもじゃした生き物だ

 お次に現れたのはレベル5のブルタマだ。クローズドβテストの序盤でガイドをしてくれたブルースにそっくりで名前がブルタマなので、きっと同じ種族なのだろう。ブルースは親切にガイドしてくれたが、敵とあらば倒さねばなるまい。レベル26のキャラからすればレベル5のブルタマも余裕の楽勝だった。何体襲ってきても負ける気がしない。

 その次に出会ったのがレベル5のカエロ。見た目はまんまカエルである。カエロだってブルタマ同様にあっさり討伐。若いもんにはまだまだ負けんわい、なのである。ちなみにこのあとレベル8のカエロにも遭遇したので、敵キャラごとにレベルが固定されているわけではないようだ。レベル50のドロンにあっさりやられるなんてこともあるかも? 今後は注意が必要だ。

 次にレベル7の偵察孔雀。鳥型のモンスターだ。こちらもあっさりと倒し、次の獲物を探す。偵察孔雀の生息地と少し混ざるような感じでレベル10のミンジョというモンスターを発見。背中にパチンコ(?)を背負ったピンク色の謎の生物だ。ミンジョもしっかり倒してさらに奥へと移動していく。

カエル的モンスター、カエロ!
孔雀という割には色が地味な偵察孔雀。何を偵察しているのだろうか
謎多きピンク色のモンスター、ミンジョ。穂麦平原では強い部類のモンスターだ

どんぐりっぽい(?)タイムは木々の生い茂る森の中にいた

 奥の森にはタイムというかわいいモンスターがいた。黄色い外殻に包まれた黒いボディ。どんぐりのような風貌をしている。こちらはレベル6ということで、今まで順調に敵のレベルが上がってきたのだが、初めて遭遇モンスターのレベルが下がった。遠くに行けば行くほど敵のレベルが上がるというわけでもなさそうだ。もちろんレベル10のミンジョを倒した筆者にはレベル6のタイムが強敵なわけがない。さくっと倒してさらに散策を続けた。

 穂麦平原をぐるっと回ると、今度は偵察ネズミに遭遇。レベル9の偵察ネズミは、今まで出会ったモンスターよりも見た目が大きくて人間っぽいので何だか強そうではある。しかし所詮はレベル9。あっさりと倒されてくれたのだった。


何やら作業をしているようにも見える偵察ネズミ。ふてぶてしいビジュアルだ

 この偵察ネズミを倒した時点で、穂麦平原の敵はあらかた倒したようだった。この時HPは3621。元々3797だったので、本当に大したダメージは受けてないことになる。「まあこんなもんだよね。へっへっへ。この調子でどんどん強い敵に挑戦していっちゃうよ〜俺〜」と余裕をぶっこく筆者が次に向かったのは、サンゴ島というフィールド。いったいどんな敵が待ち構えているのか……。「オラ、ワクワクしてきたぞ!」とサイヤ人の面持ちでサンゴ島へと乗り込むのだった。

こ、これからが本当の地獄だ…… 〜サンゴ島には危険がいっぱい

ちっちゃい悪魔。だからミニデビ。シンプルイズベストなネーミングだ

 ステップも勇ましくサンゴ島へと上陸した筆者の前にまず立ちはだかったのが、レベル11のミニデビ。「ちょっとは楽しませてくれるんだろうなぁ。へっへっへ」となぜかちょっと悪者気取りでミニデビと交戦したのだが、何てことなく倒せてしまって何だか肩透かし。「この島にはもっと強いやつはいねえのか〜〜〜!」と完全に暴れん坊キャラのノリで島を練り歩くと、海岸近くにレベル17のクリオを発見した。

 クリオはそのまんまクリオネ的なビジュアルのモンスター。レベル17って、その前のミニデビから一気に6も上がったけど大丈夫なの?と一瞬ビビるも、こちとらレベル26だぜおりゃーと戦いをけしかけてみたところ、今までで最も苦しい戦いを強いられてしまった。HPが一気に2271まで減ったのだ。「や、やるじゃねえか、クリオ……」という感じだったが、それでもまだ2271もある。あと何体倒せるか分からないが、とにかく行けるところまで行くしかない。

強敵クリオ登場! ここからどんどんHPが削られていくのだった

 次に出会ったのがレベル14の孔雀偵察長(!)。そう。穂麦平原で出会った孔雀偵察と同じ鳥型モンスターである。レベルが倍になって“長”がついたっていうことは、けっこう手強いんじゃねえの、とかまえてみたが、実際はクリオほどは苦戦しなかった。まあ確実にHPは減ってきているのだけども。それはもうしょうがない。次へ進むのみだ。


孔雀偵察よりも色が派手な孔雀偵察長。“長”は伊達じゃない

 その次に遭遇したのがレベル15の盗賊銃兵。なんと人型モンスター? というよりも人間の敵ということだろうか。銃を持った野郎たちがウロウロしている。剣と銃じゃあ分が悪いが、幸いこちらからふっかけなければ攻撃してこないので、接近戦に持ち込める。うわりゃーと斬りかかり、いざ交戦。盗賊銃兵との戦いはかなり消耗が激しく、何とか倒したもののHPは958まで減った。

 げ! やば!

 このペースでもっとレベル高い敵と戦ったら次あたり死ぬんじゃないのか……。そんな不安が頭をよぎる。さっきまで余裕だったのに、何だこの急激な追い込まれようは……。死期を悟った小動物のようにすっかり死ぬ覚悟ができちゃってきているが、それでも戦わなくてはならない! というわけで次の敵を探すのだった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評