ニュース
» 2010年05月10日 19時51分 公開

女子が女子を思う気持ちはこれほどか! アニメ「ブラック★ロックシューター」花澤香菜&沢城みゆきインタビュー(1/2 ページ)

アニメ「ブラック★ロックシューター」のアフレコを終えたばかりの花澤香菜さん、沢城みゆきさん、吉岡忍監督、監修を務めた山本寛さん、本作のプロデューサーである安藝貴範さんにお話をうかがった。

[ふじたけ,ITmedia]

 50分にわたるアニメを上映会やDVD配布、ネット配信に雑誌付録といった様々な方法で届けるという、非常に斬新な展開が話題のアニメ「ブラック★ロックシューター」。2008年6月に、supercellのryoさんがニコニコ動画へ投稿した同タイトルの楽曲は再生回数300万回を超え、満を持してのアニメ化というだけに期待せずにはいられないところだ。


 そこで早速、アニメのアフレコを終えたばかりのみなさんにお話を聞いてみた。今回お話をうかがったのは黒衣マト(くろい まと)を演じる花澤香菜さん、小鳥遊ヨミ(たかなし よみ)を演じる沢城みゆきさん、吉岡忍監督、本作で監修を務めた山本寛さん、グッドスマイルカンパニー代表取締役であり本作のプロデューサーでもある安藝貴範さんの5名。

前列左から阿澄佳奈さん(ユウ役)、花澤香菜さん、沢城みゆきさん、吉岡忍監督。後列左から安藝貴範さん、山本寛さん、中村知子さん、咲乃藍里さん、村井かずささん、杉浦奈保子さん、高本めぐみさん

マトとヨミの会話を中心にストーリーは進む

―― 収録を終えた感想をお聞かせください。

花澤さん マトはすごく体力を使うというか、パワーの溢れている女の子で、そういう役を演じられてとても楽しかったです。あと、沢城さんとの会話がとっても楽しかったです。

沢城さん 2人の会話でほぼすべてのストーリーが進んでいくので、準備できないというか、相手のセリフを聴いて出るしかないなと思って臨みました。台本を何度も家で読み直して、そのシーンで何を残さないといけないのかだけは把握して、後はどのようにでもできるように読み込んでおいたんです。でも、実際に現場で声の入ったマトを聴くと、本当に子犬みたいで可愛いなと思い始めて、後はもうやることはないというか(笑)。可愛いな、好きだな、という気持ちでマイク前に立てばよかったので、本当に楽しい収録になりました。

吉岡さん 声が入ると遂にキャラクターに命が吹きこまれたって感じで、絵の方はまだ作業中なのですが、作品のもっと深いところに近づけるかなという印象を受けました。本当に、イメージにピッタリなみなさんでした。

山本さん ようやくアフレコまで漕ぎつけることができました。ほっとしています。残りの作業を、涙目で頑張ります(笑)。

安藝さん アフレコの現場で、作品ができていることを改めて実感しました。監督が当初おっしゃっていたイメージが、声が入ることで違わないものになった気がします。最初に作ろうと思ったものに忠実なものができていると思うので、お楽しみに!

―― 花澤さんと沢城さんに伺います。まだまだストーリーは謎に包まれた部分が大きいですが、ご自身が演じられたキャラクターについて教えてください。

花澤さん ヨミもマトも中学1年生の入学式から始まり、2年生まで物語の中で成長していくんですけど、マトは変わらずすごく元気で明るくて、天真爛漫な女の子です。監督から自然な演技をしてほしいと言われたので、そこは気をつけました。

沢城さん マトが太陽だとしたらヨミは月みたいな……。パワーは強い子なんですけど、外に放つというよりは内側に向きがちです。演じてみての実感は、物言いとか雰囲気が大人っぽいから、周りからはお姉さんみたいに思われているんだろうけど、実は相手に嫉妬したりするところは誰よりも子どもっぽいんです。大人の対応は全然できない子で、マトとの対比になるようなキャラクターとして居られるように気をつけました。(マトと)会話していって仲良くなり始めるとやっぱ嬉しくて、噛み合ってきちゃったりするので、そこが噛み合うような噛み合わないようなラインがあるといいという(監督からの)ご指摘もあって、行ききらないテンションでやらせていただきました。

吉岡監督とヤマカンからのリクエスト

―― 吉岡監督と山本さんに伺います。花澤さんと沢城さんへ、演技においてどのようなことをリクエストしましたか?

吉岡さん マトに関しては本当に元気で、いろんな希望を持った女の子として。ヨミはお姉さんのような、マトを見守って優しく包んであげるように、対照的に演じていただければという感じでお願いしました。

山本さん 小学生とか高校生はやりやすいんですけど、リアルな中学生って本当にやりにくいんです。ランドセルを下ろして普通のかばんを背負う時期で、心も身体も一番変わるタイミングだと思ったので、それをどう振るかですよね。そのジャッジは吉岡に任せました。それを花澤さんと沢城さんの2人が上手く判断してくださって、アニメの世界の中ですけど、見事にリアルな中学生を描いてくれたんじゃないかと喜んでおります。

―― 3月24日に開催された制作発表会で沢城さんは、花澤さんがマト、沢城さんがヨミを演じることについてイメージするキャラが逆じゃないかとおっしゃっていました。それを実際に演じられていかがでしたか?

花澤さん 家族のシチュエーションとかが自分と似ていて、すごくやる気のない感じの弟が居てそれが好きなところとか楽観的なところとかが何となく共感できて、スムーズに演じられたのかなと思います。ただ、もっとパワーを注入してくださいとディレクションしていただいたので、本番は勢いよくやりました。

沢城さん 最近太陽のパワーの子をやることが多かったんです。花澤さんって月のパワーをやる時に誰よりも光る方だという印象があったので、絵のイメージだけでそう思ったのか、彼女が太陽をやるのに私が月をやるんだなっていうことで発言したんだと思います。やってみるとマトは全然できないというか、むしろヨミの方に、私がシンクロする心情がたくさんあった。学生時代、あんなテンションだったなとも思ったり(笑)。私としては、ヨミをやらせていただけて本当によかったと思っています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2205/18/news184.jpg 「コアラのマーチを振り続けると巨大チョコボールになる」衝撃の豆知識が話題に → 実際やってみたら想像以上にハードだった
  2. /nl/articles/2205/19/news007.jpg 井戸に2日間閉じ込められた子猫を救助 そばで待っていた母猫との再会に感動する【インド】
  3. /nl/articles/2205/19/news044.jpg 味の素のレシピ“豚ひき肉かたまり焼き”あまりのシンプルさで突如人気に 「助かる」「時短、簡単が超ありがたい」
  4. /nl/articles/2205/17/news099.jpg 「志摩スペイン村」微塵も人がいないのに突如トレンド入り 「にじさんじ」周央サンゴの“正直すぎるレポ”で話題に
  5. /nl/articles/2205/19/news128.jpg リトル長友佑都!? 平愛梨、不機嫌な長男が“パパ似”だと話題 「試合中の眼差しにそっくり」「話し方もそっくりでビックリ!!」
  6. /nl/articles/2205/08/news007.jpg 上履きを学校に忘れ続ける息子→「そこで母は考えた」 簡単にできる対策アイデアに「天才だわ」と1万9000いいね
  7. /nl/articles/2205/19/news135.jpg 「米津玄師に負けた!」ウルトラマンファンが“強火歌詞”にもん絶 解釈強度に「悔し泣き」「映画見てから聞いて感動」の声続出
  8. /nl/articles/2205/18/news018.jpg お姉ちゃんの新居に行けないと分かった柴犬、落ち込んで…… お尻で語るいじけ方が切ないけどかわいい
  9. /nl/articles/2205/19/news178.jpg 杉浦太陽、俳優の弟たちと旧自宅のバルコニーを大改装 劇的リフォームも「なんか見た事あるなこの光景…」
  10. /nl/articles/2205/19/news076.jpg 知人やママ友に「これ作ってくれる?」と言われたハンドメイド作家→商品の値段を伝えると…… 切ない“作家あるある”に共感と応援の声

先週の総合アクセスTOP10

  1. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  2. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  3. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  4. 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
  5. YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
  6. 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
  7. 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
  8. 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
  9. キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
  10. 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声