ニュース
» 2010年06月25日 02時35分 公開

ついに発売日が12月9日に決定、さらにPS3版の存在も明らかに!――レベルファイブの新たなる挑戦「ニノ国」制作発表会開催(2/2 ページ)

[板橋舟人,ITmedia]
前のページへ 1|2       

デモプレイで“マジックマスター”との連動を紹介

本村氏は操作を、丸屋氏は本での情報収集を担当。このように、本に描かれたルーンを、正しい順番で描くと魔法が発動する

 続いて、レベルファイブ執行役員 制作2部 シニアマネージャーで、本作では制作ディレクターを務める本村 健氏、レベルファイブ広報部 シニアマネージャーで、本作では書籍“マジックマスター”の制作を担当している丸屋 数子氏が登場。本作のデモプレイを行った。

 デモプレイでは、ゴロネール王国という場所での冒険を紹介。地下水道に大ネズミ“チューベル17世”がいるので、町の少年に変わって倒しに行く、という内容だ。

 注目したいのは、“マジックマスター”との連動だ。地下水道への扉は鍵がかかっているため、そのままでは入れない。ここで扉を開ける魔法を使う必要があるのだが、魔法はタッチペンでルーン(模様)を描いて発動する。書籍“マジックマスター”を実際に見て、鍵を開ける魔法が書かれたページを探し、そこに書かれた模様をタッチペンで入力する、という仕組みだ。

 このような謎解きは、もちろん鍵を開けるだけではない。たとえばネズミが何かを語りかけてきた場合は動物と会話できる魔法を探し、火がつきそうな祭壇を見つけたら、炎の魔法を探して火を付けてみる……といった具合。実際に本を読み、調べることで、より主人公になりきって楽しむことができるわけだ。

 続いて、バトルについて紹介していこう。バトルは一般的なターン制システムで、主人公や味方を3×3のフィールドに配置して、その場所で前衛や後衛を分ける。例えば直接攻撃が強力なキャラクターであれば、前列に配置すればより効果的にダメージを与えられる。このあたりは一般的なRPGでよくあるシステムのため、すぐに理解できるだろう。おもしろいのは、配置によって味方をかばうことができること。例えば、打たれ弱い魔法使い系のキャラクターを前衛系のキャラクターの後ろに配置すれば、魔法使いキャラが狙われても、前衛系のキャラクターが敵の攻撃を受け止めてくれる、というわけだ。

バトルは戦略性が深いターン制システム。一般的なRPGファンならばすぐに楽しめそうな、取っつきの良さを感じた

 また、バトルでも“マジックマスター”は有用だ。“マジックマスター”にはモンスターの情報も記載されているため、弱点を調べることが可能。初めて会った敵でも、“マジックマスター”で調べて炎が弱点だとわかれば、炎の魔法を打ち込めば効率よくダメージを与えられる、というわけだ。

 さらに、敵の弱点をついた攻撃を行ったり、味方をかばうと、“ナイスポイント”というポイントをゲットできる。このポイントがたまれば、強力な必殺技が使用可能になり、さらに戦闘を有利に進められる。じっくりと考えて最善の一手を探す、ターン制バトルの醍醐味をたっぷり楽しめそうなバトルに感じた。

 デモプレイを終えて、本村氏は「本を使いながらゲームの謎を解いていく遊びかたは、ゲームとうまく融合して新しいプレイ感覚が楽しめると思う。今回紹介した以外にもさまざまな謎があり、開発は本とゲームのネタを仕込んでいるので、ぜひご期待ください!」とコメント。丸屋氏は「通常は広報の仕事をしているが、今回初めて本の制作に関わることで、ゲーム制作に携わることができた。今回は体験版用の本を作成したので、(この後の体験プレイで)少しでも多くの人に遊んでいただきたい」と語った。

 なお、日野社長は流通向けに注意点を語ったが、ユーザーにも関係がある内容だったので触れておこう。その内容は、「本作は本の制作に時間がかかるため、通常のDSソフトよりもリピートに時間がかかる」というもの。つまり、発売後に売り切れた場合、再生産、再入荷に時間がかかるということだ。本作を発売日に遊びたい場合は、予約をしたほうがいいだろう。

最後にサプライズ! なんとPS3でも「ニノ国」が発売

 発表会の最後に、「ニノ国」の据え置き機版のPVが紹介され、これまで不明だった対応機種および内容が明らかにされた。正式タイトルは「ニノ国 白き聖灰の女王」、機種はプレイステーション 3で、2011年発売予定だという。

新たにPS3版の制作が発表。内容は、DS版とはまったく異なるとのこと

 「ニノ国 白き聖灰の女王」は、PS3のハード能力を活かしたフル3Dで制作されており、その映像はアニメと見まごうほど。コンテンツも1から制作されており、同軸の物語でありながらも、データや仕様、ストーリー展開はDS版とはまったく異なるという。

 日野社長は「2つの作品を楽しんでもらいたいので、2作はなるべく別の作品になるよう開発している。両方の作品を遊べば、「ニノ国」に隠された本当の謎が解けることだろう。PS3版は、まるでスタジオジブリのアニメの中を歩いているかのような、そんな作品にしていきたい」と語った。サブタイトルが異なることでもわかるように、単なる2機種同時展開ではなく、まったく別の作品に仕上がるようだ。


圧巻の映像で楽しめるPS3版。このクオリティでガリガリ動きます

 また、モバイル版「ニノ国 ホットロイトストーリーズ」も発表された。これはiモード用ゲームポータルサイト“ROID”にて配信されるケータイ向けゲーム。「ニノ国」のはじまりの町である“ホットロイト”を舞台に、本編の前日譚であるバックストーリーが楽しめるという。こちらはDS版と同時期に配信予定だそうだ。

いわば外伝的な作品であるモバイル版。「ニノ国」ファンはもちろんチェック!

 なお、発表会後はDS版の体験版を試遊できた。本作の目玉である書籍“マジックマスター”で情報を調べつつのプレイはとても新鮮で、気分はまさに魔法使い。もっとも、「アレ、この魔法はどこだったっけ……?」なんて本をめくって情報を探しているその様は、ひいき目に見ても“見習い”魔法使いのような気が……。でも自分が楽しければいいんです!

というわけで実際に触れてみました。この厚みのある本が、すごく“魔法使い”っぽくていい! ちなみに内容は発表会のデモプレイと同じでした

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!