1日2時間「マリオカートDS」で遊んだ少年、1週間で弱視が250%改善へ日々是遊戯

ゲームは目に悪い――そんな風に思っていませんか? ゲームで弱視が改善されたという報告がイギリスより寄せられています。

» 2010年06月29日 20時30分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ゲームで視力回復!?

こんなトレーニングなら毎日楽しく続けられそうです

 1日2時間「マリオカートDS」で遊んだ結果、弱視が250%改善された――そんな驚くべき報告がイギリスより寄せられています。

advertisement

 イギリスに住む6歳のベン・マイケルズ少年は、4歳の頃から片目にひどい弱視を患っており、右目がほとんど見えない状態だったそう。そんな彼が専門医から指示された治療とは、「見えている方の目をアイパッチでふさぎ、1日2時間、ニンテンドーDSの『マリオカートDS』で遊ぶこと」。“ゲーム=目に悪い”と教えられて育った筆者のような世代からするとちょっと意外ですが、指示どおり毎日2時間「マリオカートDS」で遊んだ結果、ベン少年の右目は1週間で250%もの視力回復を達成したそうです。

 医師によれば、幼少期の弱視は反復的な眼球運動によりある程度改善できるそうで、ゲーム画面に集中することは眼球の運動を促す上で非常に効果的であるとのこと。必ずしもすべてのケースで有効というわけではないようですが、少なくともベン少年にとってはぴったりのトレーニングだったようですね。

 ちなみに筆者も遠視持ちで、子供の頃はアイパッチで片目をふさぐトレーニングをよくやらされていました。筆者の場合はアイパッチが大嫌いでしょっちゅう逃げ回っていたのですが、ベン少年のようにDSを使ったトレーニングだったらもう少し素直に従っていたかも……。調べてみると、現在ではアイパッチ中に携帯ゲーム機などで遊ばせる治療は日本でも普通に行われている模様。確かに、これなら子供も嫌がらず治療を続ける気になるかもしれません。

 なお、巷でよく言われている「ゲームばかり遊んでいると目が悪くなる」についてですが、これは医学的にはまったく根拠はないとのこと。特に発達期の場合は、メガネでしっかりと矯正していればむしろ目の訓練になるという声もあり、一概に“ゲーム=目に悪い”とは言えなくなっているようです。

「マリオカートDS」以外でも効果はあるのか気になるところです

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/22/news086.jpg 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に
  2. /nl/articles/2502/21/news157.jpg 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  3. /nl/articles/2502/22/news059.jpg 「17歳ってまじ?」老けて見られる長髪青年を理容師がカットすると…… 「彼の人生を救ったね」「パーフェクトだよ!」【海外】
  4. /nl/articles/2502/20/news011.jpg 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. /nl/articles/2502/22/news024.jpg 釣れたアオリイカを2カ月飼ってみると…… 同じイカとは思えぬ変化に「魚より賢くてかわいい」「なんて凄い映像」
  6. /nl/articles/2502/21/news028.jpg 業務スーパーで買ったアサリを水槽に入れて120日後…… “まさかの大事件”に衝撃「うわーー」「あさりちゃーーーん!」
  7. /nl/articles/2502/19/news035.jpg 温かそうだけど…… 呉服屋さんが教える「マフラーの巻き方」になぜか既視感 「あの巻き方ってこうやってたの!?」
  8. /nl/articles/2502/22/news029.jpg 「コレ知らないと老けるよ?」 プロが教える“10歳若返る整形メイク” ちょっと工夫するだけで印象ガラリ「毎日古メイク全開でした」
  9. /nl/articles/2502/21/news145.jpg 「キスの会しよう」 華原朋美、高級接待した記者に“関係迫られる”トラブル 激怒の相手に5歳息子も怯え「あの人頭おかしいよ!」「ママやばい」
  10. /nl/articles/2502/21/news053.jpg 「助けて。息子がこれで幼稚園に行くってきかない」→まさかのアイテムに母困惑 「行かせましょう!」「控えめに言って最高」と反響
先週の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  4. 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  5. “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
  6. 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
  7. 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
  8. サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
  9. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  10. 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議