新たな人物、新たなポケモン、そして新たなシステム――「ポケットモンスターブラック・ホワイト」を解剖する(2/2 ページ)
ワイヤレス通信でさらなる遊びが登場!
ワイヤレス通信では「ハイリンク」という機能で他のプレイヤーとお互いに接続して遊べるようになるほか、通常の冒険中でも常に周囲にいる他のプレイヤーの状況が分かるようになっている。また、「ライブキャスター」では最大4人まで同時にニンテンドーDSiのカメラ機能を利用したビデオ通話が可能となっている。画面にあらかじめ用意されているペンやスタンプを使って落書きすることができる。
ついに戦いは3対3に――「トリプルバトル」導入
それまで1対1で戦っていたポケモンバトルに「ポケットモンスター ルビー・サファイア」では、2対2で戦うダブルバトルという新しい概念が導入された。そして今回、ついに3対3で戦うトリプルバトルが登場する。
2つのバージョンには内容に違いがある!
「ポケットモンスターブラック」と「ポケットモンスターホワイト」のゲーム内容には様々な違いがある。
- 捕まえられる伝説のポケモンや登場するポケモンが違う
パッケージを飾る伝説のポケモン、レシラムとゼクロム。この2匹の内、「ポケットモンスターブラック」ではレシラムが、「ポケットモンスターホワイト」ではゼクロムが捕まえられる。また、片方のソフトにしか登場しないポケモンが数匹ずついる。これらはお互いのソフトで通信交換して図鑑に記録することで、図鑑を完成に近づけることができる。
- 違う場所が登場する
マップ上の同じところに、「ポケットモンスターブラック」では“ブラックシティ”、「ポケットモンスターホワイト」では“ホワイトフォレスト”というまったく異なる場所が存在する。さらにこの他にも同じ街なのに見た目の異なる街もある。
Web連動でポケモンは新たな次元へ!
ポケモングローバルリンク誕生
本作と連動するWebサイト「ポケモングローバルリンク」(以下、PGL)がゲーム発売と同時にオープンする。PGLにはゲーム内で眠らせたポケモンの夢の世界で遊べるコンテンツと、全国のプレイヤーのバトルのランキングやレーティングが見られるコンテンツの2つが用意されている。DSだけでなくPCでも楽しめるようになっている。
ポケモンの夢の世界へ!
プレイヤーはポケモンを1匹眠らせた後、このポケモンの夢の世界にアクセスし、ポケモンの夢の中をのぞき見ることができる。この際に利用するのがゲーム内に登場するマコモが作った、トレーナーのレポートを集めるシステム「ゲームシンク」だ。マコモは眠っているポケモンの夢から記憶を取り出し、トレーナーのレポートを収集することに成功したらしい。
夢の世界でポケモンは自分の部屋を持ち、他のポケモンと仲良くなるミニゲームなどに挑戦できる。仲良くなったポケモンは目覚めるときに1匹ずつ現実の世界に連れて来ることができ、ゲーム内で手持ちとして手に入れることができる。また、同じく夢の世界にアクセスしている他のプレイヤーとのコミュニケーションも可能だ。
ポケモンバトルで全国に挑戦!
PGLに登録していると、ポケモンセンターのグローバルターミナルの「ランダムマッチ」で「レーティングモード」がプレイできるようになる。「レーティングモード」での対戦結果はサーバ上で集計されており、このデータを使って全国のプレイヤーのワールドランキングなどが見られる。
映画館でセレビィがもらえる!
9月30日までの上映期間中、映画館でポケモン映画を観るとスクリーンから幻のポケモン・セレビィが「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー」にプレゼントされる。
このセレビィを「ポケットモンスターブラック・ホワイト」に連れて来ることで、とある場所で人間に化けているゾロアが正体を現し、仲間になってくれるとのこと。
なお、ゾロアに出会うイベントは、1本のソフトで一度しか発生しない。
「ポケットモンスターブラック」「ポケットモンスターホワイト」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | RPG |
発売予定日 | 2010年9月18日 |
価格(税込) | 各4800円 |
プレイ人数 | 1人(通信プレイ時2〜5人) |
ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※画面は開発中のものです。
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「ポケットモンスター」シリーズ完全新作のタイトルが決定した。今秋発売予定。
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