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» 2010年08月13日 12時29分 公開

「ファンタビジョン」も発売から早10年経ちましたゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/3 ページ)

[ゲイムマン,ITmedia]
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チュートリアル得意

 花火をフラッシュさせると、ときどきアイテムが現れる。アイテムをフラッシュさせることで、得点の倍率を上げたり、プレイメーターを回復させたりといった効果が出てくる。しかもアイテムはワイルド花火扱いなので、2個しかない玉と一緒にキャッチして3個にしたり、アイテムを挟んで異なる色の玉をキャッチしたりできる。

 星のアイテムを8つフラッシュさせると、大きくて目立つワイルド花火玉が登場。これもフラッシュさせると“スターマイン”が始まる。フラッシュに組み入れた色の花火玉が数十秒間、大量に打ち上がり続けるので、フラッシュを途切れさせないようにチェインさせていくと得点が上がる。玉をフラッシュさせればプレイメーターも増えるので、スターマインの時間はメーターを大幅に回復させるチャンスでもある。

1色でのスターマイン。一度フラッシュさせれば連鎖で次々フラッシュするので楽
3色でスターマインに突入。色が変わるたびにキャッチしなければならないので大変だが、うまくいけば高得点

 ……と、このように文字で書くと、意外に複雑なルール。そのためか、メニュー画面から映像・音声つきの丁寧なルール説明を見られる。こういうチュートリアルも、プレイステーション 2の高機能があって初めて可能なのかもしれない。ゲームのオープニングムービーや中間デモも、初代プレイステーションより断然クリアな実写映像だし。

 「ファンタビジョン」の花火は、1つ1つの光が全部ポリゴンでできている。初代プレイステーションでは、ポリゴンというと三角形の面という感じだったが、プレイステーション 2はそのイメージを打ち破った。

 テレビゲームにはありがちなことだが、せっかくのきれいな花火の映像も、プレイ中は玉を追っかけるのに必死で、じっくり見ている暇がない。そこで役に立つのがリプレイモード。各ステージの展開をメモリーカードに記録して、後で落ち着いて見ることができるのだ。ゲーム中とは違う角度からの映像も挿入される。プレイステーション2ではメモリーカードも改良され、初代プレイステーションより大容量となった。

 方向キーではなくてアナログスティックをメインに使う操作方法も、プレイステーション2ならでは。プレイステーション2では本体付属の標準コントローラーが、アナログスティックと振動機能つきの「デュアルショック2」となっている(初代プレイステーションにも「サルゲッチュ」などアナログスティックを使うゲームはあったが、デュアルショックになる前の標準コントローラーではプレイできなかった)。

 ゲームオーバーになってもコンティニューはない。全8ステージだが、1回クリアすると、難度の上がったエクストラゲームをプレイできるようになる。

多くの花火をまとめてフラッシュさせると、アイテムが出現しやすい
ルール説明映像は、基本ルール、花火の種類と誘爆、チェイン、アイテムとスターマイン、以上4つに分かれている
リプレイ映像に、コントローラーでさまざまなエフェクトをつけることが可能

ひとりで「ふたりのファンタビジョン」できるかな?

 2002年、「ふたりのファンタビジョン」が発売された。対戦モードが加わった。また、花火や背景のグラフィックがきれいになっている。

 「ふたりのファンタビジョン」というタイトルだが、2人いないと楽しめないわけではない。前作同様1人で全8ステージのクリアを目指すシングルゲームもあるし、対戦ゲームは2人対戦だけでなく、コンピュータとの対戦モードも用意されている。だから、人生がシングルゲームなわたしでもプレイできる。

 対戦は、決められた数の花火玉を先にフラッシュさせた方が勝ちというルール。1つのフィールドが左右に区切られており、それぞれ自陣にある玉しかキャッチできない。互いのフィールドを入れ替えるアイテムや、フィールドを区切るラインを動かして自陣を広げるアイテムが登場する。

 どちらかがクリアに近づくと、ボーナスタイムに突入。スターマインでフラッシュさせた花火の数が、かける2で換算される。劣勢な側がスターマインを起こせば、一発逆転も可能だ。

 対コンピュータ戦をプレイしてみたが、ステージ6まではクリアできたものの、ステージ7の敵に太刀打ちできなかった。フィールドを狭められると、玉をなかなかキャッチできないからアイテムを出せず、挽回できない。どうにかスターマインまでこぎつけても、的確なタイミングでフィールド入れ替えアイテムを使われ、スターマインを奪われてしまう。

シングルゲームには観覧車や五重塔など、個性的な建物が増えた
対戦ゲームはシングルゲームと同じく全8ステージ。対戦相手は前作の中間デモに出てきた人々だ
自陣が狭くなった上にスターマインも取られてしまった状態。こうなってしまうとつらい

 そもそもわたしは、色を合わせるアクションパズルが得意じゃない。「ぷよぷよ」でも狙って連鎖を組むことができないほどだ。「ぷよぷよ」の場合は、たくさん積み上げてからどっかを消して偶然の連鎖を狙う“フィーリング連鎖”で、時間はかかるけどクリアはできる。でも「ふたりのファンタビジョン」にこの手は使えない。

 だからわたしは、前作のエクストラゲームも、今作のシングルのハードモードも、ステージ2の途中から先へ進めない。そしてコンピュータとの対戦ゲームで、ステージ7から先へ進めない。……結局、失恋で負った心の傷を、さらに広げるはめになってしまったのだった。

 ちなみに「ファンタビジョン」はプレイステーション 2のゲームなので、もちろんゲームアーカイブスには収録されていない。ただし携帯電話のアプリになっている。2008年にはグラフィックを改良し、コンピュータとの対戦もできる「ファンタビジョン 夜空を彩る花火」がリリースされた。

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