「FF XIV」では森の精霊に荒野のパレードも楽しめる!?――未公開のスタート都市を先行体験してきました「ファイナルファンタジーXIV」リポート(1/4 ページ)

現在βテストが開催されているMMORPG「FF XIV」。選択できるスタート都市は現状1カ所だが、製品版では3カ所から選択可能。その、残りの2都市の先行体験リポートをお届けする。

» 2010年08月17日 12時00分 公開
[板橋舟人,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

新たに実装される“グリダニア”と“ウルダハ”の2都市

 9月30日に発売予定の「ファイナルファンタジー XIV」(以下「FF XIV)は、現在βテストを開催中。日々バージョンアップを重ねてゲームの完成度を向上させているのは既報の通りだ。「FF XIV」では「FF XI」のように、キャラクターを作成したあと、物語をスタートする都市を3つから選択可能だ。しかし、現在のβテストでは、選択できるのは海の都である“リムサ・ロミンサ”のみだ。森の都“グリダニア”と、砂の都“ウルダハ”の2都市は、オープンβから実装される予定となっている。

 今回、スクウェア・エニックス社内にて、この2都市を先行体験できる機会を設けてもらったので、そのリポートをお届けする。なお、「FF XIV」公式サイトでは、各都市の簡単な解説が見られるので、そちらも合わせてチェックしておくといいだろう。

森の中にある都市“グリダニア”。森林らしく、よく雨が降るため、うっそうとした雰囲気だ
荒野にある都市“ウルダハ”。こちらは逆に雨がほとんど降らず、カラッとした気候

 さて、リポートの前にお約束の注意事項を。本記事で紹介している内容および写真は開発中のものであり、今後のテストおよび製品版では変更される場合があることを留意していただきたい。

 また、各スタート地点ごとのオープニングイベントを中心に紹介しているため、若干のネタバレも含んでいる。1文字たりともネタバレは知りたくない! という人は注意していただきたい。

うっそうとした森に造られた都市“グリダニア”

 最初に体験したのは、森の中にある都市“グリダニア”だ。キャラクターを作成すると、主人公が森の中を進むシーンからスタートする。「FF XIV」の“聖地ジ・タ”エリア(いわゆるボヤーダ)に似た、美しくもどこか神秘的な恐ろしさを感じるデザインだ。

 この森を歩いていると、急に謎の声に語りかけられる。何事か、と周囲を見回してみると、上空には煙を出しながら墜落する飛空艇の姿が。声の主とは違うようだが、ひとまず墜落したあたりに向かってみる主人公。

 そこには、アイマスクをつけたヒューランの女性と、魔法使いのようなララフェルが倒れていた。目を覚まし、海外の映画でよく見かけるような、コミカルな会話を続ける2人。ふと気づくと、周囲をモンスターの群れが囲んでいた。

ウルダハの森林を歩いていると、上空で爆発が!? 煙を出す飛空艇らしき姿も見えたが……
飛空艇に乗っていたと思われる、イダとパパリモという人物。大変な事態なのに、悲壮感がまったくないコミカルな会話を続けるあたり、2人とも神経は図太い?

 ここで、“リムサ・ロミンサ”のときと同じように、バトルのチュートリアルとなる。現れたモンスター“ウルフ”3体を倒すと、再びイベントシーンへ。今度は家ほどもある巨大な樹木のモンスターが登場、コイツはどう考えてもヤバい! という感じで、猛ダッシュで逃げる3人。だが、ララフェルが転んでスキが生じ、敵の攻撃を受けそうになって吹き飛んだ刹那! 急に時が停止したように、自分の、いや3人の身体は空中で止まってしまった。

ウルフ3体とのバトルチュートリアル。3人で力を合わせて撃退するのだ
ウルフを撃退したのもつかの間、すぐさま巨大な樹木のモンスター“トレント”が襲いかかる!

三十六計逃げるに如かず、というわけで戦略的撤退をする3人。だが、トレントの攻撃で吹き飛んで……!?

 わけが分からず、軽く混乱していると、前方より不思議な生き物――「FF」ファンならおなじみであろう、モーグリたち――が現れた。モーグリは楽器を演奏し、不思議な力でモンスターを撤退させている。どうやら我々を助けてくれたようだ。そして、周囲には別の一行――よく見ると、頭にツノがはえた少年の姿が見えた。何にせよ、助かったことには間違いない。彼らに促され、3人は一路グリダニアを目指す。

突如現れたモーグリたちが、トレントをおとなしくさせてくれた。どうやら間一髪で助かったらしい
ツノがはえた不思議な少年とランデブー。結界、精霊など意味深な単語が次々と語られる。彼はストーリーに大きく絡んできそうだが……?

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた