THQプライベートメディアイベント――洋ゲーファンにはたまらない新作タイトルの数々が一挙公開!!TGS2010(3/3 ページ)

» 2010年09月19日 17時15分 公開
[松井悠,ITmedia]
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期待の新作「Warhammer 40k Space Marine」は、ハチャメチャな展開が魅力のTPS!!

 イギリスの人気ミニチュアゲーム「Warhammer」シリーズのひとつ「Warhammer 4,000」をモチーフとしたTPS、それが今回発表された「Warhammer 40k Space Marine」だ。「Warhammer」シリーズは、MMORPGやRTS、SLGなど、さまざまなジャンルでゲーム化されているが、今回はなんと、TPSとして開発されているという。

 本作の主人公は、レトロフューチャーなデザインのパワードアーマーに身を包むスペースマリーン(宇宙海兵隊)たちだ。巨大なマシンガン、そしてチェーンソーのような刃がついたソードをブンまわしながら敵に切り込んでいく姿は「1人で1000体のオルクを相手にできる」と称されるほど。

 relic entertainmentプロデューサーのAndy Lang氏によるデモプレイは、まず、敵のオルクたちが武器を開発しているという工場に突入するところからスタートした。スペースマリーンの大部隊が飛行機に乗り、進行を行っていると、背中にロケットをくくりつけたオルクたちが大量に空へ上がってくる。プレイヤーは、飛行機の側面にある固定砲座でそれを撃ちとしていく、というシーンだが、実際にゲームを見てみるとかなりコミカルで、見ていると笑ってしまうような演出も多々用意されている。

「Warhammer 40k Space Marine」をプレゼンしてくれたAndy氏。現時点では開発中と言うことで、やや口が堅い点もあったが、プレイ中は非常にのびのびと、楽しそうに遊んでいたのが印象的だった

 そして、敵の陣地にたどり着いたプレイヤーは、そこからオルクの工場に単身突入していく。ここでのデモプレイは、銃器とソードを使い、わらわらと現れるオルクをばっさばっさとなぎ倒していく爽快なもの。基本的に知的な行動が苦手なオルクは、プレイヤーを見かけるととりあえず突っ込んでくるという非常にイージーな思考をもっているため、隠れている敵を一人ずつ倒していく、といったリアル系のFPSやTPSとは異なり、「敵が近づいてくるまでは銃で射撃、囲まれたらソードを振り回す」スタイルのごり押しプレイを楽しめるようだ。

 Andy氏は、最近はやりのカバーアクションを採用しなかった理由を「スペースマリーンは強いので、隠れるというアクションがそぐわない。プレイヤーには圧倒的なスペースマリーンのパワーを堪能してもらいたい」と説明。その後の質疑応答では、オンライン対戦モードや、協力モードについての質問が相次いだが、いずれも「まだそれについては話すことができない」と、言葉を濁している。現在、全力で開発を行っているという本作、PlayStation3とXbox 360、PCで2011年に発売される予定だ。

Warhammerシリーズファン必見の非常に濃いキャラクターと、大量のオルクが魅力のトレイラームービー
デモプレイの序盤の、オルク航空部隊とのショット。近代的な兵器を使用しているスペースマリーンに対して、とりあえずいろいろと突っ込みをいれたくなるような攻撃を仕掛けてくるオルクたち

本作の主人公。スペースマリーンは人体改造を受けている、という設定のためか、額にはなにやら謎の傷跡が
巨大な斧を片手に襲いかかってくる大量のオルクの群れにも、一歩も引くことなく立ち向かうスペースマリーン

ボタン一つで簡単に発動する殴り攻撃は、雑魚オルクならばほぼ一発で仕留めることが可能で、囲まれたときには重宝する
同じオルクのように見えても、顔や武器、体型などに違いがあることに気がつく。右側で蜂の巣にされかけているのはウィザード系のようだ

ALT ITmedia Gamezの「東京ゲームショウ2010」特設サイトもご覧ください

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