気になる新作タイトルが盛りだくさん!! EA Tokyo Showcase 2010で発表された数々のタイトルを一挙紹介(1/3 ページ)

東京ゲームショウ2010を翌日に控えた9月15日、京王プラザホテルでエレクトロニック・アーツの新作カンファレンスが行われた。EA最高執行責任者のJohn Schappert氏も登場した今年のEA Tokyo Shoucase2010では、グラスホッパー・マニファクチュアが開発を行う「シャドウ オブ ザ ダムド」をはじめ、さまざまなタイトルがお披露目された。

» 2010年09月24日 01時55分 公開
[山本大樹,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

国内外メディアを招いて行われた新作発表、今年の隠し球は?

 昨年に引き続き、東京ゲームショウ開催前日に行われたEA Tokyo Showcase。新たに発表された新作タイトルのカンファレンスをはじめ、様々なタイトルが実機で展示され、国内外のメディアが多数取材に訪れていた。会場を昨年の六本木から新宿に移し、より規模が大きくなったEA Tokyo Showcaseの内容をたっぷりお届けしていこう。

 今回、カンファレンスが行われたタイトルはニンテンドー3DSのガーデニングゲーム「MyGarden」、そして、Wii・プレイステーション 3・Xbox 360・PCで展開する箱庭ゲーム「Create」、超人気サッカーゲームの最新作「FIFA 11」、日本人格闘家が多数参戦する「EA SPORTS 総合格闘技」、さらに、超グロテスクな描写と演出で世界中のプレイヤーに悲鳴を上げさせた「Dead Space」シリーズ最新作の「Dead Space2」、そしてカルトな人気を誇るアクションアドベンチャー「Alice in nightmare」の続編としてリリースされる「Alice Madness Returns」、最後に隠し球として登場したのがグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏、Tangoの三上真司氏らによる新作アクションゲーム「Shadows of the DAMNED(シャドウ オブ ザ ダムド)」の8タイトル。さっそく、明らかになった新タイトルの内容をお届けしていこう。

今回の会場は京王プラザホテル。海外のメディアの方々も多い
発表されるタイトルごとに登壇者が入れ替わる

カンファレンス後に公開された試遊イベントでは、PlayStation3、Xbox 360が多数設置され、国内外のメディアが先を争って新作タイトルをプレイしていた
特に人気が高かったのは、カンファレンスではプレゼンされなかったが、過激なアクションが魅力のTPS「BULLETSTORM」だ

EA初の3DSタイトル「My Garden」でデジタル世界の園芸家に!

 カンファレンスで最初に紹介されたのは、発売日の発表が待たれる新ハード、ニンテンドー3DS向けのタイトル「My Garden(仮題)」。EA+箱庭作り、ということでイメージされるのは、「ザ・シムズ」シリーズだが、本作も同シリーズと同じ「EA Play」レーベルにカテゴライズされる、ファミリー向けのラインアップとなる。

 登壇した本作のプロデューサーPhil Katz氏は、「My GardenはTanukiがあなたを一人前の庭師へと育ててくれます。そして、あなたは6つの個性的な庭を移っていくことができます。現在お話できるのは、砂漠の風景、日本の庭園、そして夜の屋上庭園。さまざまなモードで集められる植物は300以上です」とゲームの概略を説明、また「珍しい鳥を引きつけるために、口笛を吹いたり、招かれざる客を追い払うのに、ニンテンドー3DSを揺すったり、といった行動も可能です。そのほかに、自分の庭を探索するための3Dカメラも使用することができます」という。

 カンファレンスで発表された内容としては、「北米でニンテンドー3DSと同時発売」という情報のみで、日本での発売は未定だが、上映されたスライドの中でゲーム内で日本語ローカライズで表示されたシーンもあったため、期待できるのではないだろうか。

My Gardenのイメージショット。タッチペンの操作などは、既存のニンテンドーDSとあまりかわらないようだ
本作でプレイヤーをサポートしてくれる「Tanuki」だが、どう見ても、アレですよね……
今回発表されたマップの数々。和風テイストのものや、砂漠風のものなど、さまざまなものが用意される予定だとか

色とりどりの花、そして庭に訪れる昆虫や鳥など、さまざまな動植物がゲームの中には登場するようだ

キノコ栽培もガーデニングに欠かせない要素なのだろうか? ちなみに相棒のタヌキは、動物名のタヌキではなく「Tanuki」という名前の相棒だそう

EAのクリエイティブ精神が見事に発揮された、新感覚パズルゲーム「Create」

 「Create」はその名の通り「なにか」を「クリエイト」するゲームだ。今年の11月にWii・プレイステーション 3・Xbox 360・PC・MacでリリースされるこのゲームについてEmily Newton Dunn氏は「本作のデザイン哲学は“What if”です」と説明。

 プレイヤーは、マップ内にオブジェクトを好きなように配置でき、さまざまな仕掛けを作ることができる。ぱっと見た感じでは、ゲームというよりは、物理衝突や、重力の判定を実装したツールに近いもの、といえるかもしれない。また、一つのマップごとに、さまざまなチャレンジが用意されており、それらをクリアしていくことで、新たな要素がアンロックされていく、という。イメージ的に、ソニーの「リトルビッグプラネット」や、ニンテンドーDSで発売された海外作品の「Scribblenauts」に近い印象を受ける。

 セッション内で上映された、ゲームプレイを実際に行っているムービーでは、直感的なインターフェースが採用されており、スムーズなクリエイションを楽しむことができそうだ。

 こちらも日本での発売は未定とのことだが、日本の職人的なプレイヤーが世界を「あっ」と言わせるマップを公開してくれることを心待ちにしたい。

左側の写真には、自転車の下にスケートボードが、右側には、自転車の下にサーフボードが敷かれている。これでいったいどんなギミックが発生するのだろうか?

ベースが同じマップでも、作る人によって、マップのイメージは大きく異なる。プレイヤーのクリエイティブ精神をくすぐるタイトルといえるだろう

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」