真の愛国者たちによって紡がれる戦場が、ここにある――ミリタリーFPSの最高峰「メダル オブ オナー」:「メダル オブ オナー」を遊んでみた(1/2 ページ)
プレイヤーを無慈悲で公平な戦場へと送り出すミリタリーFPS「メダル オブ オナー」シリーズの最新作が、舞台を「現代戦」に移してプレイステーション 3/Xbox 360で10月21日に発売される。充実のシングルプレイシナリオに加え、著名スタジオが手がけるマルチプレイモードを搭載。過酷な環境の中で繰り広げられる新たな物語が、ついに明らかになる。
戦争映画を越える体験、全世界でシリーズ累計2000万本の超人気タイトル「メダル オブ オナー」
アメリカ軍最高位の勲章「Medal of Honor(名誉勲章)」の名を冠し、全世界で絶大な人気を誇るミリタリーFPS、それが「メダル オブ オナー」シリーズだ。
「メダル オブ オナー」は、第二次世界大戦の様々な戦場を3Dで構築し、最高クオリティのグラフィックと音響表現によって生み出される圧倒的な迫力、そして緻密な現地取材と時代考証によって構築されたリアリティで、プレイヤーに戦場の空気を感じさせてくれる。本シリーズは国内外での人気も非常に高く、全世界のシリーズ累計販売本数は2000万本、日本国内では58万本を超えるセールスを記録している。
過去に発売されたシリーズ作品は、第二次世界大戦下のノルマンディー上陸作戦のオマハ・ビーチを再現した「メダル オブ オナー 史上最大の作戦」をはじめ、ドイツ軍と連合軍の激しい戦闘が繰り広げられた欧州戦線、太平洋での日本帝国軍とアメリカ軍の激戦を収録した「〜ライジングサン」、空挺部隊の一員となって、イタリア・フランス・オランダ・ドイツでの作戦を遂行する「〜ヴァンガード」(いずれも、プレイステーション 2版)、ナチス勢力に対抗すべくフランスに送り込まれたアメリカ戦略諜報局の任務を描いた「〜ヒーローズ2」(PSP版)などがある。また、マルチプラットフォームで展開しているプレイステーション 3版/Xbox 360版では、2007年に発売された米軍第82空挺師団をモチーフとした「〜エアボーン」以来、本作が3年ぶりの新作リリースとなる。
舞台はついに現代戦へ。新たなるメダル オブ オナーの世界が幕を開ける
2010年10月21日に発売される「メダル オブ オナー」最新作は、舞台を現代の戦場に移し、「現在」行われているアメリカのアフガニスタン侵攻を、アメリカ軍の最高ランクの戦闘員「Tier 1オペレーター」の実体験をもとに描き上げている。
第二次世界大戦をモチーフとした前作までとは異なり、最新の兵器、最新の軍事技術が再現されている本作は、プレイヤーにリアルで過酷な戦場を追体験させてくれる。
執筆時点で明らかになっているシチュエーションは「旧ソ連の飛行場制圧」をはじめ、「パキスタン国境付近のシャヒコト峡谷」での浸透作戦、「アフガニスタン山岳地帯」でのAH-64Dアパッチによる敵対空施設の制圧、「タクル・ガル山脈」での味方捜索作戦など、現在のアフガニスタン戦線のニュースをチェックしている人ならば、一度は目にしたことのある地名が登場している。綿密な取材をもとに、現世代機のグラフィック機能を最大限に引き出して作り上げられたフィールドは一見の価値があるだろう。
Tier 1オペレーターとは?
2001年、世界を脅かした9.11事件後、米国は対テロ戦争の一環としているアフガニスタン侵攻を実行。戦闘地域には大部隊より先に少人数で潜入し、特別な任務を遂行するエリート兵士が送り込まれていた。
専門知識や最新兵器を駆使し、戦地での習慣や言葉を理解し現地に紛れ込む適応能力、冷静な判断力、機動力を兼ね備えた彼らは、生ける精密兵器とも言われ、陸・海・空軍および海兵隊所属の200万人を超える米軍兵士の中で数百人しか存在しない最高ランクの戦闘員「Tier 1オペレーター」と称される。
愛する家族を守るため、平和を望む世界中の市民に代わり、過酷な戦場で重大な任務を全うした真の英雄。しかし、個人を特定されることで自分や家族を危険にさらす可能性がある彼らの存在は、報道されることも、賞賛されることも決してない。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Gamez 編集部/掲載内容有効期限:2010年11月12日