昨年夏以来,米国を中心に問題になっているDCソフトのCD-Rなどを使った海賊版ソフト(違法コピーソフト)。セガは法的手段を講じる一方,新規出荷分のDreamcast本体チップの仕様変更を行うことで,違法ソフトがプレイできなくなる対策を施している。
これに伴い,従来DC対応フォーマットの1つだったMIL CDが再生できなくなることも明らかになった。
仕様変更になったDCは,12月28日に発売された「サクラ大戦 Dreamcast for Internet」以降に製造されたもの。MIL CD非対応のDCにはパッケージに,その旨が明記されている。
また今後,既存ユーザーが持つMIL CD対応のDCが故障などをした場合は,修理後もMIL CD対応となるようサポートを行っていくようだ。
MIL CDは,音楽CDとしてプレイヤーで使用できるほか,DCで再生することによりビデオクリップなどを見ることのできるDC版のextra CDフォーマット。これまでに「D2オリジナルサウンドトラック」など7タイトルが発売されている。
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